学校の部活動やサークル、地域のスポーツセンターなどでバドミントンを始めようとするとき、真っ先に迷うのが「何を、どの順番で買えばいいのか」という持ち物選びです。ラケット1本の値段の幅は数千円から3万円を超えるものまで非常に広く、シューズやシャトルコックにも初めての人には分かりにくい選び方の基準があります。形から入ろうと意気込んで高価なモデルを買ってみたものの、自分の体格やプレースタイルに合わず持て余してしまう、というのもよく聞く話です。この記事では、これからバドミントンを始める方に向けて、最初に揃えておきたい持ち物を優先順位付きで整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4点の商品も紹介します。
この記事でわかること
- バドミントンを始めるとき、最初に何をそろえればいいのか
- 最低限そろえておきたい持ち物は5つ
- ラケット選びで見ておきたい3つの基準
- シューズ選びで見ておきたいポイント
- シャトルコックの種類と選び方
- 持ち物を揃える順番 — 3ステップ
最終更新:
初心者におすすめの持ち物4選
ここからは実際の候補です。ラケット・シャトルコック・シューズ・ラケットケースという、最初に揃えておきたい持ち物のカテゴリーから、それぞれ候補になりやすい商品を1点ずつ紹介します。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ/カラーを確認してください。
4点を並べると、それぞれ異なる役割を持つ持ち物であることが分かります。ナノフレア300は「届いてすぐ使えるラケット」、メイビス2000Pは「消耗品として気軽に買い足せるシャトル」、パワークッションカスケードアクセルミッドは「コスパを重視したエントリーシューズ」、ラケットケース2は「荷物を最小限にまとめるコンパクトバッグ」という位置づけです。
すべてを新品で揃えると、合計でおおよそ3万円前後が目安になります。予算に余裕がない場合は、まずラケットとシューズという金額の大きい2点を優先し、シャトルコックやバッグは所属先の支給状況を確認してから買い足す、という順番でも問題ありません。
今回はヨネックス製品を中心に紹介しましたが、バドミントン用品はミズノやゴーセンなど他メーカーからも数多く販売されています。この記事で紹介した「重さ」「素材」「ソールの特徴」「シャトルの種類」という基準を参考にしながら、他ブランドの商品もあわせて比較してみるのもよいでしょう。
なお、価格や在庫、選べるカラー・サイズは変動することがあります。購入前には必ず商品ページで最新の情報を確認してください。
購入場所については、実店舗とオンラインショップのどちらにもメリットがあります。実店舗であれば、ラケットを実際に握ってみたり、シューズを試し履きしたりできる点が大きな利点です。一方でオンラインショップは価格やレビュー、在庫状況を比較しやすく、店舗に足を運ぶ時間が取れない人にも便利です。可能であれば、まず実店舗で握り心地やサイズ感を確認し、価格を比較したうえでオンラインで購入する、という組み合わせもおすすめです。
■ スペック比較表
| 商品 | ヨネックス ナノフレア300(ナノフレア300)NF-3… | ヨネックス メイビス2000P(MAVIS 2000P)… | ヨネックス パワークッション カスケードアクセルミッド … | ヨネックス ラケットケース2 BAG2531T バドミン… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 16,830円 | 1,443円〜(送料別) | 8,470円 | 3,980円 |
| 品番 | NF-300 | M-2000P | SHBCA1MD-175 | BAG2531T |
| カラー | サーモンピンク(210) | — | ホワイト/スカイブルー | — |
| 重量/グリップ目安 | 4U5相当 | — | — | — |
| フレーム素材 | カーボン(グラファイト)系素材 | — | — | — |
| 仕上げ | ガット張り上げ・グリップテープ巻き済み | — | — | — |
| メーカー | ヨネックス(YONEX) | ヨネックス(YONEX) | ヨネックス(YONEX) | ヨネックス(YONEX) |
| 素材 | — | ナイロン(羽根部分)+コルク | — | — |
| 入り数 | — | 6個(1筒) | — | — |
| 対応温度 | — | SLOW/MIDDLE/FASTなど番手から選択可 | — | — |
| カット | — | — | ミドルカット | — |
| 足幅目安 | — | — | 3E相当(ワイド設計) | — |
| 対応 | — | — | 男女兼用モデル | バドミントン・テニス・ソフトテニス兼用 |
| カラー展開 | — | — | — | ブラック/ネイビーブルー/ラベンダー/スモークミント/ワイン/ペールグリーンほか |
| サイズ | — | — | — | ONESIZE(ラケット1〜2本収納目安) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
バドミントンを始めるとき、最初に何をそろえればいいのか
バドミントンは体育館などの屋内コートで行うことがほとんどのスポーツで、必要な持ち物は野外競技に比べると比較的シンプルです。とはいえ、ラケット・シャトルコック・シューズ・バッグ・グリップテープといった項目を並べてみると、初めての人にとっては「結局いくらあれば足りるのか」「どれが必須で、どれが後回しでいいのか」が分かりにくいのも事実です。
この記事では、部活動やサークル、地域のスクールなどでこれからバドミントンを始める方に向けて、最初に揃えておきたい持ち物を優先順位付きで整理しました。加えて、実際に候補になりやすい4点の商品も紹介します。
なお、この記事は体育館などの屋内コートで行う一般的なバドミントンを前提にしています。学校指定のジャージやユニフォームがある場合は、そちらの規定を優先してください。また、所属先によってはラケットやシューズを一時的に貸し出してくれる場合もあるため、まずは体験や見学の際に道具の扱いについて確認しておくと、無駄な出費を避けやすくなります。
「形から入る」こと自体は悪いことではありません。ですが、右も左も分からないうちに高価な上級者向けモデルを買ってしまうと、自分の体格やプレースタイルに合わず、うまく使いこなせないということも起こり得ます。まずは選ぶ基準を知ったうえで、無理のない価格帯から選んでいくことをおすすめします。
兄弟姉妹や友人からラケットやシューズのお下がりをもらう、という選択肢もあります。ただし、シューズはサイズが合わないと踏ん張りが利かずケガにつながることもあるとされ、グリップの太さも人によって握りやすさが変わってきます。お下がりを使う場合でも、サイズや握り心地は自分の体格に合っているかを一度確認しておくと安心です。
最初から高価な道具を一式揃える必要はありません。体験レッスンや部活動の見学に参加できる場合は、まずはレンタル用品や借り物で数回プレーしてみて、バドミントンというスポーツの動きや雰囲気に慣れてから、自分用の道具を検討するという進め方もおすすめです。焦らず、続けられそうだと感じてから本格的に揃えていっても遅くはありません。
予算に不安がある場合は、まず1〜2万円程度の予算感でラケットとシューズだけを揃え、通い続けられそうだと分かってから、上位モデルへの買い替えやシャトルコックのストックを増やしていく、という段階的な進め方でも十分です。バドミントンは道具にこだわり始めるとキリがないスポーツでもあるため、最初から完璧を目指す必要はありません。
この記事のスタンス
ラケットやシューズの性能については、メーカーの商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。実際の使用感には体格やプレースタイル、練習環境による個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実際に触れてみることをおすすめします。
最低限そろえておきたい持ち物は5つ
バドミントンを始めるにあたって、最初に必要となる持ち物は大きく5つに分類できます。それぞれの役割を押さえておくと、何にお金をかけるべきか優先順位をつけやすくなります。
こうして並べてみると、揃えるべきものの数自体はそれほど多くないことが分かります。金額の面でいうと、ラケットとシューズにまとまった予算を割き、シャトルコックやグリップテープは消耗品として都度買い足していく、という考え方が一般的です。
部活動などですでにチームがある場合は、シャトルコックやグリップテープをチームで共有・支給してもらえるケースも珍しくありません。個人で揃える範囲がどこまでかは所属先によって変わるため、まずは確認しておくと安心です。
また、5つの持ち物のうち、ラケットとシューズは「体に直接触れる道具」であるため、サイズや重さが合っているかどうかが特に重要になります。一方でシャトルコックやグリップテープは消耗品としての性格が強く、多少の失敗があっても次に買い足すときに調整しやすいという特徴があります。最初にお金と時間をかけて選ぶべきものと、使いながら微調整していけるものを区別しておくと、道具選びの負担を減らせます。
予算配分の目安として、ラケットに40〜50%程度、シューズに25〜35%程度、残りをシャトルコックやバッグ、グリップテープなどの小物に充てるという考え方もあります。もちろんこれは一つの目安に過ぎず、所属先の支給状況や、すでに持っている道具の有無によって調整して構いません。
初心者のうちは、5つすべてを完璧に揃えようとせず、まずはラケットとシューズ、そして最低限のシャトルコックから始めて、部活動やレッスンに通いながら少しずつ買い足していくという考え方でも十分です。実際に体を動かしてみることで、自分にとって何が本当に必要かが見えてくることもあります。
■ ラケット
バドミントンで唯一の得点手段となる道具です。重さ・フレーム素材・グリップサイズなど選ぶ基準が多く、価格帯も数千円台から3万円を超えるものまで幅広いため、最初の1本は基準を理解してから選ぶことをおすすめします。
■ シューズ
体育館の床の上で素早く止まる・踏み込むための専用設計がされているとされ、普段履きのスニーカーやランニングシューズで代用すると、床を傷つけたり滑りやすくなったりすることがあるとされています。
■ シャトルコック
練習で使う消耗品です。ナイロン製と水鳥の羽根を使った羽根製の2タイプがあり、耐久性と飛び方の特性が異なります。初心者のうちは耐久性を重視したナイロン製から始める人が多いとされています。
■ ラケットバッグ・ケース
ラケットとシューズ、着替えなどをまとめて持ち運ぶための道具です。ラケットは衝撃や紫外線でフレームが傷みやすいとされ、専用ケースに入れて持ち運ぶことが推奨されています。
■ グリップテープ・その他小物
グリップテープは汗を吸収し、握りやすさを保つための消耗品です。このほか、シャトルコックを収納するチューブやタオル、リストバンドなども、あると便利な小物として挙げられます。
ラケット選びで見ておきたい3つの基準
持ち物の中でもっとも悩みやすいのがラケット選びです。商品ページには重量・素材・フレーム形状などさまざまな情報が並んでいますが、初心者がまず押さえておきたいのは「重さ(U表記)」「フレーム素材」「グリップサイズ」の3つです。
重さは「U」という単位で表記され、数字が小さいほど重く、大きいほど軽くなります。一般的には2U(目安90〜94g程度)、3U(目安85〜89g程度)、4U(目安80〜84g程度)、5U(目安76〜79g程度)というように区分され、数字が大きい(軽い)モデルほど振り抜きやすく、初心者や女性、体力に自信がない人でも扱いやすいとされています。一方で重めのラケットは球を飛ばす力を伝えやすい代わりに、連続して振り続けると腕や肩に負担がかかりやすいとも言われています。初めての1本には4U〜5U程度の軽量モデルが候補になりやすいとされています。
フレーム素材は、多くのモデルでカーボン(グラファイト)素材が採用されています。カーボン素材は軽さと強度を両立しやすいとされ、価格帯が上がるほど上質なカーボン繊維や補強構造が使われる傾向があります。エントリーモデルであっても多くはカーボン素材をベースにしているため、素材だけで極端に大きな差が出るわけではありません。
グリップサイズは、グリップ部分の太さを表す指標で、G4・G5・G6のように表記されることが多く、数字が大きいほど細くなります。手が小さい人や握力にあまり自信がない人は、細めのグリップから試してみると扱いやすいとされています。太さが合わないグリップは、ラケットが手の中で回転しやすくなり、スイングの安定性を損なうこともあると言われています。
これらに加えて「バランスポイント」という、ラケットの重心がどこにあるかを示す指標もあります。トップライト(グリップ寄りに重心があるタイプ)は取り回しがしやすく守りの動きに向くとされ、トップヘビー(先端寄りに重心があるタイプ)はスマッシュなどの威力を出しやすいとされています。初心者のうちは、極端にどちらかへ寄ったモデルよりも、バランス型から試してみるのが無難です。
なお、多くのショップでは購入時にガットを張った状態、グリップテープを巻いた状態で届けてくれる「初心者応援」「ガット張り上げ済み」といったサービス付きの商品も販売されています。届いてすぐに使い始められるため、初めての1本としてはこうした商品を選ぶのも一つの方法です。
価格帯の目安としては、エントリーモデルがおおよそ5,000円台〜1万円台前半、中級者以上を意識したモデルが1万円台後半〜3万円台というように、主要メーカーのラインナップでは価格帯によって想定されるレベルが分かれている傾向があります。初めての1本であれば、エントリーモデルから初心者応援モデルまでの価格帯で探すと選びやすいでしょう。
フレーム部分の硬さ(フレックス)にも注目してみましょう。シャフト部分がしなりやすい「フレキシブル」タイプは、力の弱い人でも自分のスイングタイミングで球を飛ばしやすいとされ、初心者や女性、ジュニア選手に向くとされています。逆に「スティッフ」と呼ばれる硬めのシャフトは、しなりが少ない分パワーとタイミングが噛み合ったときに強い球を打ち出しやすいとされますが、慣れないうちは扱いにくく感じることもあります。
シューズ選びで見ておきたいポイント
シューズは、バドミントンの「止まる・踏み込む・切り返す」という動きを支える重要な道具です。普段履いているスニーカーで代用しようと考える人もいますが、できれば専用のバドミントンシューズ、あるいはインドアスポーツ用シューズを用意することをおすすめします。
バドミントン専用シューズのソールには、体育館の床でも滑りにくく、床を傷つけにくい「ノンマーキングソール」と呼ばれる素材が使われていることが多いとされています。ランニングシューズなどの屋外用ソールは屋外の路面を想定した作りになっているため、室内の床では滑りやすくなったり、逆にグリップが強すぎて急な動きの際に足首をひねりやすくなったりすることがあるとも言われています。
クッション性も見ておきたいポイントです。バドミントンは前後左右への細かいステップと、着地の衝撃を伴うスポーツで、練習時間が長くなるほど足への負担も蓄積しやすくなります。ミッドソールにクッション性の高い素材を採用しているモデルは、この衝撃をやわらげやすいとされています。
カットの高さ(ローカット・ミッドカット・ハイカット)も選択肢の一つです。足首をしっかりホールドしたい人はミッドカット以上、身のこなしの軽さを重視したい人はローカットが候補になりやすいとされています。過去に足首を捻った経験がある人は、ホールド力のあるモデルを選んでおくと安心感があるとされています。
サイズ選びについては、メーカーやモデルによってサイズ感にばらつきがあります。商品ページにサイズ選びの案内がある場合は、その案内に従うのが無難です。特に通販で購入する場合は、返品・交換のポリシーも事前に確認しておくと、届いてから慌てずに済みます。
意外と見落とされがちなのが靴下です。バドミントン用として販売されている靴下の多くは、足裏のクッション性や滑り止め、通気性を意識した作りになっているとされています。普段履きの靴下でも代用はできますが、汗をかきやすい足裏のムレが気になる人は、スポーツ用の靴下も候補に入れておくと快適さが変わってくることがあります。
シャトルコックの種類と選び方
シャトルコックには大きく分けて、ナイロン製とグース(水鳥の羽根)を使った羽根製の2種類があります。試合で使われるのは主に羽根製ですが、初心者の練習用としては、まずナイロン製から始めるケースが多いとされています。
ナイロン製のシャトルは、羽根の部分が合成樹脂でできており、羽根製に比べて耐久性が高いとされています。多少強く打っても壊れにくく、価格も比較的抑えられているため、練習量が多い初心者や、コストを抑えたい社会人サークルなどで選ばれやすい傾向があります。一方で、羽根製に比べると飛び方の癖や失速のタイミングが異なるとされ、試合の感覚に慣れる段階では羽根製への切り替えも検討されます。
羽根製のシャトルは水鳥の羽根を使用しており、打球感や飛行特性が試合球に近いとされています。その分、価格はナイロン製より高くなる傾向があり、使用しているうちに羽根が壊れやすいため、消耗品としてまとまった数を用意しておく必要があります。
シャトルコックには「スピード(対応温度)」の表記があり、使用する場所の気温によって適した番手が変わるとされています。気温が低いとシャトルは重く感じられ、気温が高いと軽く飛びやすくなるためです。商品ページに記載されている使用推奨温度を目安に選ぶとよいでしょう。
部活動やスクールに通う場合は、シャトルコックがチームや教室単位で用意されていることも多く、個人で購入する必要がない場合もあります。まずは所属先に確認し、自主練習用に何個ほど必要かを考えてから購入するのがおすすめです。
保管方法にも注意しておきたいところです。特に羽根製のシャトルコックは、湿度の高い場所に置いておくと羽根がふやけて変形しやすいとされ、逆に乾燥しすぎると羽根が割れやすくなるとも言われています。使わないときは、直射日光を避けた涼しい場所に保管しておくとよいでしょう。1回の練習でどのくらい消費するかは練習の激しさや参加人数によって差がありますが、初心者のうちはナイロン製を1筒(6個)用意しておけば、数回の練習をまかなえることが多いようです。
初めてシャトルコックを購入する際は、まず1筒だけ試しに使ってみて、球の飛び方や耐久性の感触を確かめてから、必要に応じてまとめ買いに切り替えるという方法もおすすめです。同じ番手でも製造ロットによって多少の個体差があるとされているため、気になる場合は同じ店舗・同じロットでまとめて購入すると、安定した使用感を得やすいとされています。
持ち物を揃える順番 — 3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際に持ち物を揃える手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、予算を分散させながら無理なく必要なものを揃えやすくなります。
この3ステップはあくまで目安であり、必ずしもこの順番を厳密に守る必要はありません。たとえば、すでに所属先でシャトルコックが支給される場合は、ステップ2を省略してラケットとシューズだけを先に用意する、という進め方でも問題ありません。自分の状況に合わせて、必要な部分から着手してみてください。
- 1まずはラケットとシューズという、金額の大きい2点から検討する。この記事で紹介した重さ・素材・グリップサイズ・ソールの特徴を参考に、無理のない価格帯で候補を2〜3点に絞り込みます。可能であれば実際に握ってみたり、履いてみたりしてから購入すると失敗が少なくなります。
- 2シャトルコックとグリップテープなど、消耗品をまとめて購入する。練習頻度にもよりますが、最初はナイロン製のシャトルを1筒(6個程度)、グリップテープを2〜3本ほど用意しておくと、しばらくは買い足さずに練習できます。
- 3ラケットバッグや小物類を揃える。ラケット・シューズ・着替えをまとめて持ち運べるバッグがあると、練習や部活動への移動がスムーズになります。最初から大容量のバッグを選ぶ必要はなく、ラケット1〜2本が入るコンパクトなケースでも十分な場合があります。
初心者向けのセット商品という選択肢
ショップによっては、ラケット・シューズ・グリップテープ・ラケットケースなどが一式になった「初心者向けセット」も販売されています。1点ずつ選ぶ手間を省きたい場合や、部活動の新入部員として一気に揃えたい場合には、こうしたセット商品を出発点にするのも一つの方法です。ただし、セットに含まれるラケットの重さやシューズのサイズが自分に合っているかは、個別に確認しておくことをおすすめします。
買ったあとに気をつけたいこと・よくある失敗
持ち物は揃えて終わりではなく、使い方や保管の仕方によって長持ちの度合いが変わってきます。ここでは、初心者が陥りやすい失敗と、買ったあとに気をつけておきたいポイントを整理します。
よくある失敗の一つが、形から入って上級者向けの重いラケットを選んでしまうことです。重いラケットは球を飛ばす力を伝えやすい一方、振り抜くのに腕や肩の力が必要になるとされ、スイングフォームが安定していない段階では扱いにくく感じることもあります。まずは軽量モデルから始め、慣れてきたら重めのモデルに挑戦する、という順番のほうが無理なく上達しやすいとされています。
シューズについても、サイズを大きめに買ってしまう失敗がよく見られます。特に成長期の子どもの場合、将来を見越して大きめのサイズを選びたくなりますが、大きすぎるシューズは足の中で動いてしまい、かえって踏ん張りが利かずケガにつながることもあるとされています。まずは現在の足のサイズに合ったものを基準に選び、成長に応じて買い替えていくことをおすすめします。
ラケットの保管方法にも注意が必要です。ラケットは高温多湿の場所や直射日光の当たる車内などに放置すると、フレームやガットが劣化しやすいとされています。使い終わったら専用のケースに入れ、風通しの良い場所で保管する習慣をつけておくと、長く使いやすくなります。
グリップテープは消耗品であることも覚えておきましょう。汗を吸って粘着力が落ちてくると、握ったときに滑りやすくなり、ラケットの操作性やスイングの安定感に影響することがあるとされています。目安として、練習頻度にもよりますが数週間から1〜2ヶ月程度で巻き替える人が多いようです。予備のグリップテープを何本か常備しておくと安心です。
ガットの張り替えタイミングも意識しておきたいポイントです。ガットは使用しているうちに徐々にテンション(張りの強さ)が落ちていくとされ、切れていなくても打球感が変わってくることがあります。目安として、半年に1回程度、あるいは打球感の変化を感じたタイミングで張り替えを検討するとよいとされています。
また、ラケットやシューズ、グリップテープなどは汗や皮脂が付着しやすい道具でもあります。練習後に汗を拭き取ったり、シューズの中を乾燥させたりする習慣をつけておくと、においや劣化を抑えやすくなります。特に汗を吸ったシューズをそのまま袋に入れっぱなしにすると雑菌が繁殖しやすくなるとも言われているため、練習後は風通しの良い場所で乾かすことをおすすめします。
最後に、購入前には所属する部活動やスクールに用具の規定がないかを必ず確認しておきましょう。ユニフォームの色やシューズの指定、シャトルコックのメーカー指定などがある場合、個人の判断で購入すると後から買い直しになることもあります。少し手間はかかりますが、事前の確認がいちばんの失敗防止策になります。
よくある質問
Qバドミントンを始めるのに、最初にいくらくらい予算を見ておけばいいですか?
Aラケット・シューズ・シャトルコック・バッグなど基本的な持ち物を一通り揃える場合、目安として2万円台後半〜3万円程度を見ておくと安心とされています。所属先でシャトルコックなどが支給される場合は、もう少し抑えられることもあります。
Qシューズは普段履いているスニーカーで代用できませんか?
A短期間の体験程度であれば代用できる場合もありますが、継続して練習するのであれば専用のシューズを用意することをおすすめします。屋外用のソールは体育館の床で滑りやすくなったり、床を傷つけたりすることがあるとされているためです。
Qラケットは何グラムのものを選べばいいですか?
A初心者のうちは、扱いやすさを優先して4U〜5U程度の軽量モデルから始める人が多いとされています。振り抜きやすく、腕への負担も抑えやすいとされていますが、最終的には実際に握った感触や、通っている教室・部活動の指導者のアドバイスも参考にすることをおすすめします。
Qシャトルコックはナイロン製と羽根製、どちらを買えばいいですか?
A初心者の練習用としては、耐久性が高く価格も抑えやすいナイロン製から始めるケースが多いとされています。試合形式の練習が増えてきたら、飛行特性が試合球に近いとされる羽根製への切り替えを検討するとよいでしょう。
Qラケットバッグは必ず必要ですか?
A必須ではありませんが、ラケットは衝撃や紫外線でフレームが傷みやすいとされているため、専用のケースに入れて持ち運ぶことが推奨されています。最初はコンパクトなケースでも十分役割を果たせます。
Q中学生・高校生の部活動で新しく道具を揃える場合、何を優先すればいいですか?
Aまずは学校や部活動で指定されている用具の規定がないか確認しましょう。そのうえで、ラケットとシューズという金額の大きい2点を優先し、シャトルコックやグリップテープなどの消耗品は部活動での支給状況を確認してから個人で買い足す、という順番がおすすめです。
Q子どもの成長を考えると、シューズやラケットは大きめを買ったほうがいいですか?
A大きすぎるサイズやグリップは、かえって操作性を損ない、ケガにつながることもあるとされています。成長を見越すよりも、まずは現在の体格に合ったサイズを基準に選び、成長に応じて買い替えていくことをおすすめします。
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