「今日の練習、どれくらい追い込めていたんだろう」「試合中、どのタイミングで足が止まっていたんだろう」。バドミントンは、シャトルの落下点に向かって前後左右にダッシュを繰り返し、1ラリーの中で数十メートルを移動することも珍しくない、想像以上に運動強度の高い競技です。しかし体育館というインドア環境でプレーすることが多いため、ランニングやサイクリングのように「今日は何キロ動いた」という感覚を数字で振り返る習慣を持っている選手は、意外と少ないのではないでしょうか。心拍数や消費カロリー、練習中の運動強度をログとして残しておければ、フォームの調整だけでなく、疲労のたまり方や体調管理にも役立てられるとされています。この記事では、バドミントンの練習・試合に活用しやすいGPSウォッチ・活動量計について、商品ページのどこを見て選べばいいのかを整理し、実際に候補になりやすい4本を比較して紹介します。
この記事でわかること
- 「GPSウォッチ」なのに屋内競技に使える? まず知っておきたい前提
- 商品ページでチェックしたい4つのポイント
- タイプ別に見る2つの選択肢 —「活動量計バンド」と「GPSスマートウォッチ」
- 練習中の「心拍ゾーン」をどう活用するか
- 選び方の3ステップ
- バドミントンにおすすめのGPSウォッチ・活動量計4選
最終更新:
バドミントンにおすすめのGPSウォッチ・活動量計4選
ここからは実際の候補です。バドミントン専用として設計されたGPSウォッチ・活動量計は多くありませんが、いずれも心拍計測や活動量の記録機能を備え、練習の振り返りに活用しやすいモデルを選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・カラー展開を確認してください。
4本を並べると、機能の豊富さと価格帯で役割が分かれているのが分かります。vivoactive 6はGPS内蔵・多機能を重視したフラッグシップ的な位置づけ、vivosmart 5は軽さと価格を優先した入門的な位置づけ、Apple Watch SE3はiPhoneユーザー向けの定番モデル、Fitbit Charge 6は軽さとバッテリー持続時間、決済機能のバランスを取った選択肢という位置づけです。
どれが合うかは、普段使っているスマートフォンのOSや、練習頻度、予算によって変わります。多機能さを求めるなら1本目、価格と軽さを優先するなら2本目、すでにiPhoneユーザーで統一感を出したいなら3本目、バランス重視かつ決済機能もほしいなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
なお、いずれのモデルもバドミントン専用に開発された製品ではなく、汎用のフィットネス機能を活用する形になります。「このウォッチを着ければ上達する」というものではなく、あくまで練習の振り返りや体調管理をサポートする道具として捉えておくと、過度な期待を持たずに活用しやすくなるはずです。
今回はガーミン・アップル・フィットビットの3社から選びましたが、他にもPOLARやSUUNTO、Amazfitなど、心拍計測を強みとするメーカーからさまざまなモデルが販売されています。メーカーによって心拍センサーのアルゴリズムやアプリの使い勝手には違いがあるとされているため、この記事で紹介した「心拍センサーの方式」「バッテリー持続時間」「装着感・重量」「対応スポーツプロファイル」という4つの基準を参考にしながら、他のメーカーのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。
■ スペック比較表
| 商品 | ガーミン GARMIN vivoactive 6(ヴィヴ… | ガーミン GARMIN vivosmart 5(ヴィヴォ… | Apple Watch SE3(アップルウォッチ SE … | Fitbit Charge 6(フィットビット チャージ… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 52,800円 | 19,800円 | 44,979円(記事作成時点の参考価格) | 20,980円 |
| 品番 | 010-02985-30 | 010-02645-60(ブラックS/M)ほかカラー・サイズ展開あり | — | GA05183-AP |
| ディスプレイ | 1.2インチ(30.4mm)AMOLED | — | — | — |
| 手首周り対応サイズ | 125〜190mm | — | — | — |
| バッテリー(スマートウォッチモード) | 約11日間 | — | — | — |
| バッテリー(GPSモード) | 約21時間 | — | — | — |
| 対応スポーツ | 80種類以上のマルチスポーツ機能 | — | — | — |
| 主な機能 | 睡眠スコア、BodyBattery、ストレス計測、車いすモード | 血中酸素測定、心拍計測、生理・妊娠管理、水分管理、通知確認 | — | — |
| カラー展開 | — | ブラック、ホワイト、ミント(サイズS/MおよびL) | — | — |
| 画面 | — | タッチスクリーン式 | — | — |
| 防水性能 | — | 日常生活防水 | — | — |
| モデル | — | — | MEH34J/A(GPSモデル・40mm・スターライト) | — |
| ケースサイズ | — | — | 40mm(バンドサイズS/M) | — |
| ストレージ | — | — | 64GB | — |
| 世代 | — | — | 第3世代(SE3) | — |
| 対応OS | — | — | iPhone(iOS)との連携が前提 | — |
| 本体サイズ | — | — | — | 縦36.73mm×横23.09mm×高さ11.20mm |
| 重量 | — | — | — | 約30g(本体) |
| バッテリー | — | — | — | 最大7日間(常時画面表示や血中酸素測定を多用する場合は短くなる) |
| センサー | — | — | — | 光学式心拍数モニター、3軸加速度計、GPS+GLONASS、血中酸素センサー |
| 決済機能 | — | — | — | Suica、Visaタッチ対応(Googleウォレット経由) |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
「GPSウォッチ」なのに屋内競技に使える? まず知っておきたい前提
GPSウォッチという名前を聞くと、屋外を走るランナー向けの製品というイメージを持つ人も多いかもしれません。実際、多くのGPSウォッチはランニングやサイクリングでの活用を主な想定として開発されており、商品ページのメイン画像も屋外でのシーンが多く使われています。ですが、バドミントンは体育館内でプレーすることがほとんどのインドア競技です。まずこの前提を踏まえたうえで、GPSウォッチ・活動量計をどう捉えればよいのかを整理しておきます。
GPS(衛星測位システム)は、屋外で空が開けた場所であれば衛星からの電波を受信して現在地や移動距離を計測できますが、体育館のような屋根のある屋内施設では、電波が届きにくく、正確な位置情報を取得しづらいとされています。そのため、バドミントンの練習中に「今日は体育館の中を何キロ移動したか」をGPSで正確に測ることは、原理上あまり期待できません。
では、バドミントン選手にとってGPSウォッチ・活動量計が役に立たないかというと、そうではありません。むしろ屋内競技において価値を発揮しやすいのは、GPSによる移動距離の計測よりも、光学式心拍センサーによる心拍数のモニタリング、加速度センサーによる動作回数や消費カロリーの推定、そして睡眠やストレス、疲労の指標といった「体の状態」を可視化する機能です。バドミントンのように瞬発的なダッシュとストップを繰り返す競技では、練習中の心拍数の推移を振り返ることで、どのくらい追い込めていたか、休憩のタイミングが適切だったかを客観的に把握しやすくなるとされています。
この記事のタイトルには「GPSウォッチ」という言葉を含めていますが、これは屋外での移動距離計測を主目的とした製品というより、GPSチップを搭載した多機能スマートウォッチ全般を指す、一般的な呼び方として使っています。バドミントン向けに選ぶ際は、GPS機能そのものよりも、心拍計測・バッテリー持続時間・装着感・アプリとの連携のしやすさを基準に見ていくことをおすすめします。
また、活動量計の中にはGPSチップを内蔵せず、スマートフォンと連携することで屋外移動時のルートを記録するタイプもあります。バドミントンのようなインドア競技を主目的にするのであれば、GPSチップの有無そのものよりも、心拍センサーの精度や装着感を優先して比較したほうが、実際の使い勝手に直結しやすいといえるでしょう。
加えて、屋内競技であるバドミントンでは、会場ごとの温度や湿度の違いも体調に影響しやすいとされています。夏場の体育館は空調が効きにくい会場もあり、同じ強度の練習をしていても、暑さの影響で心拍数が普段より高めに出ることも珍しくありません。GPSウォッチ・活動量計で日々の心拍数の傾向を記録しておけば、「今日の数値の高さは暑さによるものなのか、それとも疲労が溜まっているサインなのか」を見極める手がかりのひとつになります。
大会前の追い込み時期など、練習量が一時的に増える時期にも、活動量の記録は役立つとされています。普段の練習と比べてどの程度負荷が上がっているのかを数字で確認できれば、指導者や保護者と体調について相談する際にも、感覚だけに頼らない客観的な材料として共有しやすくなるでしょう。
社会人でクラブチームや草の根の大会に参加している人にとっても、活動量の記録は役立つ場面があります。仕事や家事の合間を縫って練習時間を確保している場合、無理のある強度で追い込みすぎていないかを客観的に振り返る手段として活用できるとされています。日々忙しい中でも、記録をつけることで自分の体調変化に気づきやすくなるという声もあります。
GPSの精度について
GPSによる移動距離や消費カロリーの推定値は、電波状況や個人の体格・歩幅によって誤差が生じるとされています。特に屋内競技であるバドミントンでは、正確な移動距離よりも、心拍数やアクティビティの記録を中心とした「相対的な変化」を確認する使い方が現実的です。数値を絶対的な基準として捉えすぎず、日々の傾向をつかむための目安として活用することをおすすめします。
商品ページでチェックしたい4つのポイント
GPSウォッチ・活動量計の商品ページには、心拍センサーの方式やバッテリー持続時間、対応スポーツの種類など、さまざまな仕様が並んでいます。すべてを完璧に理解する必要はありませんが、バドミントンでの利用を想定するなら「心拍センサーの方式」「バッテリー持続時間」「装着感・重量」「対応スポーツプロファイルの豊富さ」の4つを軸に比較すると選びやすくなります。
これらの情報は、商品ページの「機能一覧」や「仕様」という項目にまとめられていることが多いですが、メーカーによって表現の仕方が異なります。たとえば「連続使用日数」と書かれていても、それが常時心拍測定をした状態での日数なのか、通知確認程度の軽い使用を想定した日数なのかによって、実際の体感は変わってくるとされています。購入前に、なるべく詳しい注記まで目を通しておくと、届いてからのギャップを減らしやすくなります。
レビュー欄を確認することも、商品ページのスペック表だけでは分かりにくい情報を補う手段になります。特に「装着感」「バンドのサイズ感」「バッテリーの実際の減り方」といった項目は、実際に使っているユーザーの声のほうが参考になりやすい場合があります。星の数だけでなく、自分と近い使い方(練習頻度や体格)をしているレビュアーのコメントを探してみると、より実感に近いイメージが掴みやすくなります。
■ 心拍センサーの方式
手首の光学式センサーで心拍数を計測するタイプが主流です。胸に装着する専用の心拍ベルトに比べると精度はやや劣るとされていますが、日常的に着けたまま練習の心拍推移を追う用途であれば、多くのモデルで十分実用的とされています。
■ バッテリー持続時間
「スマートウォッチモード」と「GPSモード(アクティビティ計測時)」でバッテリーの減り方が大きく異なります。週に数回まとまった時間練習する場合は、毎回の充電を忘れても数日は使えるモデルを選んでおくと安心です。
■ 装着感・重量
ラケットを振る腕、あるいは非利き手にウォッチを着けたままプレーすることを考えると、重量やバンドの締め付け感は無視できないポイントです。軽量な活動量計タイプは、着けたまま動いても気になりにくいとされています。
■ 対応スポーツプロファイルの豊富さ
モデルによっては、あらかじめ用意されたスポーツの種類の中に「バドミントン」や、それに近いラケットスポーツの項目が用意されている場合があります。専用プロファイルがなくても、汎用の「カーディオ」「その他」といった項目で心拍数と時間を記録することは可能です。
タイプ別に見る2つの選択肢 —「活動量計バンド」と「GPSスマートウォッチ」
GPSウォッチ・活動量計と一口にいっても、実際の製品は大きく2つのタイプに分けて考えることができます。どちらが向いているかは、普段の練習頻度や、スマートウォッチに何を求めるかによって変わってきます。
価格帯にも違いがあり、活動量計バンド型はおおむね2万円前後から、GPSスマートウォッチ型は上位モデルになるほど5万円前後まで幅があります。まずは活動量計バンド型で心拍数や活動量を記録する習慣をつけ、物足りなさを感じたら上位のGPSスマートウォッチ型に切り替える、というステップアップの仕方も十分に現実的です。
なお、iPhoneユーザーであれば、すでに使っているスマートフォンとの連携のしやすさから、同じメーカーのスマートウォッチを選ぶという考え方もあります。Androidスマートフォンユーザーであれば、GarminやFitbitのようにiOS・Androidの両方に対応したメーカーの製品を選んでおくと、機種変更の際にも困りにくいとされています。
複数のスポーツを掛け持ちしている人は、対応スポーツプロファイルの多さも意識しておくとよいでしょう。バドミントンの練習日以外にもランニングや筋力トレーニングを行っている場合、それぞれに合った記録モードが用意されているモデルのほうが、後から見返したときのデータ整理がしやすくなるとされています。
部活動やクラブチームで複数のメンバーが同じモデルを使う場合、データの管理方法も確認しておきたいポイントです。多くのモデルは個人のスマートフォンとひも付けてアプリで管理する仕組みになっているため、家族や友人と共有して使う場合は、アカウントの切り替えができるかどうかも事前にチェックしておくと安心です。
デザイン面での好みも、長く使い続けるうえでは意外と重要な要素です。活動量計バンド型はスポーツ用途に振り切ったシンプルなデザインのモデルが多い一方、GPSスマートウォッチ型の中には文字盤のデザインをカスタマイズできるモデルもあります。練習用と普段使いを兼ねたいのか、練習中だけ使う専用の道具として割り切るのかによっても、選びやすいタイプは変わってくるでしょう。
買い替えのタイミングで検討している人は、これまで使っていたモデルの不満点を書き出してみるのもおすすめです。「バッテリーがすぐ切れた」「画面が小さくて見づらかった」「重くて気になった」といった具体的な不満は、次に選ぶモデルの優先順位を決めるうえで、抽象的なスペック比較よりも実感のこもった判断材料になりやすいとされています。
■ 活動量計バンド型
心拍計測やカロリー計算、通知確認など基本的な機能に絞り、軽量・コンパクトに仕上げたタイプです。腕への負担が少なく、着けたままプレーしても気になりにくいとされ、初めて活動量計を使う人や、価格を抑えたい人に向いています。
■ GPSスマートウォッチ型
心拍計測に加えて、多数のスポーツプロファイル、睡眠分析、ストレス計測、スマホ通知の確認など、多機能を1台に集約したタイプです。バドミントンだけでなく、ランニングや筋トレなど複数の運動を並行して記録したい人に向いているとされています。
練習中の「心拍ゾーン」をどう活用するか
心拍数を記録できるようになると、次に気になるのが「その数字をどう練習に活かすか」という点です。多くのGPSウォッチ・活動量計には、安静時心拍数や年齢をもとに、運動強度を複数のゾーンに分けて表示する機能が搭載されています。
一般的に、心拍ゾーンは「ウォームアップ」「脂肪燃焼」「有酸素運動」「アネロビック(無酸素性)」「レッドライン」といった段階に分けて表示されることが多いとされています。バドミントンのように短い時間で激しい運動と休憩を繰り返すスポーツでは、練習の中でどの程度の時間、高い心拍ゾーンに滞在できていたかを振り返ることで、練習強度が十分だったかどうかの目安になります。
ただし、心拍ゾーンの区分けは年齢や安静時心拍数をもとにした推定値であり、個人の体力レベルや心肺機能の違いによって、実際の負荷感とはズレが生じることもあるとされています。数値をそのまま鵜呑みにするのではなく、「先週より高い心拍ゾーンに長く滞在できていた」というような、自分自身の過去の記録との比較に使うのが実用的な使い方といえるでしょう。
また、心拍数の記録は練習後の「オーバートレーニング」のサインに気づく手がかりにもなるとされています。普段と同じ練習をしているのに安静時心拍数が高めに出る日が続く場合、疲労が十分に抜けていない可能性があるといわれています。体調管理の参考情報のひとつとして活用するとよいでしょう。
心拍数だけでなく、消費カロリーの推定値もあわせて確認しておくと、練習量の目安として役立ちます。ただし、消費カロリーの計算は年齢・体重・心拍数などをもとにした推定であり、実測値ではない点には注意が必要です。あくまで日々の変化を追うための参考値として捉えておくとよいでしょう。
心拍数の記録は、ウォームアップの重要性を見直すきっかけにもなるとされています。ウォームアップが不十分なまま激しい動きに入ると、心拍数が急激に上がり、体への負担が大きくなりやすいといわれています。練習開始直後の心拍数の上がり方を記録で確認しておくと、自分に合ったウォームアップの時間や強度を見直す材料になるかもしれません。
選び方の3ステップ
ここまでの内容を踏まえて、実際にモデルを絞り込む手順を3つのステップに整理しました。
- 1練習の頻度と目的を整理する。週に数回、心拍数や活動量を大まかに把握できれば十分という場合は活動量計バンド型、複数のスポーツを並行して記録したい、睡眠やストレスまで含めて管理したいという場合はGPSスマートウォッチ型を軸に検討します。
- 2バッテリー持続時間と装着感を比較する。特に週末にまとめて練習する人は、充電を忘れていても使えるよう、余裕のあるバッテリー持続時間のモデルを選んでおくと安心です。あわせて、ラケットを振る側の腕に着けても違和感がないか、重量やバンドのサイズ展開も確認しておきましょう。
- 3スマートフォンとの連携アプリを確認する。記録したデータは専用アプリで確認することになるため、普段使っているスマートフォンのOS(iOS/Android)に対応しているか、アプリの画面が自分にとって見やすいかも、購入前にストアのスクリーンショットなどでチェックしておくとよいでしょう。
まずは1台、気軽に試してみる
高機能なモデルほど魅力的に見えますが、最初から高価なモデルを選ぶ必要はありません。活動量計やGPSスマートウォッチは、記録を「続けられるかどうか」が何より大切です。まずは価格を抑えたモデルで心拍数や活動量を記録する習慣をつけ、物足りなくなったタイミングで上位モデルへの買い替えを検討するという進め方でも十分です。
サイズ・装着感で失敗しないために
GPSウォッチ・活動量計は、シューズやウェアと違って「サイズが合わない」という失敗のイメージが湧きにくいかもしれません。ですが、バンドの長さや本体の重量が合わないと、練習中に気になってプレーに集中できないこともあります。
多くのモデルはバンドの穴の位置を調整できるようになっていますが、手首が細めの人・太めの人向けに、そもそも異なるサイズのバンドが用意されているモデルもあります。商品ページに「S/M」「L」といったサイズ表記がある場合は、自分の手首周りを事前にメジャーで測ってから選ぶと失敗しにくくなります。
ラケットを振る際、手首のスナップを使う場面が多いバドミントンでは、バンドが緩すぎると本体が手の甲側にずれてしまい、逆にきつすぎると長時間の練習で締め付け感が気になることもあります。試着ができる店舗であれば、実際に手首を動かしてフィット感を確認しておくと安心です。
通販で購入する場合は、返品・交換のポリシーを事前に確認しておくことをおすすめします。バンドのサイズ調整だけで解決できないケースもあるため、サイズ違いに気づいたときにスムーズに交換できるかどうかは、購入先を選ぶうえでのひとつの判断材料になります。
汗をかきやすい人は、バンドの素材にも注目してみてください。シリコン素材のバンドは汗や水に強く、練習後にさっと拭き取れるとされていますが、肌が敏感な人の中には長時間の装着でかぶれを感じる人もいるようです。気になる場合は、通気性を訴求しているバンドや、こまめに外して手首を休ませる使い方も検討してみるとよいでしょう。
成長期の中学生・高校生の場合は、手首の太さが数か月単位で変わっていくこともあります。購入時にぴったりのサイズを選んでも、半年後には窮屈に感じる可能性がある点は踏まえておきたいところです。多くのモデルはバンド単体での買い替え・交換ができるようになっているため、本体を買い替えなくても対応できる場合が多い、という点は覚えておくと安心です。
メガネと同じように、装着位置にも慣れが必要な場合があります。腕時計を普段つけない人は、最初のうちは違和感を覚えることもあるようですが、数日〜1週間ほど着け続けるうちに気にならなくなったという声も見られます。プレー中にどうしても気になる場合は、いったんラケットを持たない側の腕に着け替えて試してみるのもひとつの方法です。
買ったあとに気をつけたいこと
GPSウォッチ・活動量計は、買って設定した瞬間から自動的に役立つ道具ではありません。日々の充電やデータの見返し方など、いくつかの習慣を身につけることで、はじめて練習の振り返りに活かせるようになります。
まず大切なのが、充電を習慣化することです。バッテリー持続時間が長いモデルであっても、練習のたびに充電を忘れていると、肝心の練習日に電池切れで記録できなかった、ということになりかねません。決まった曜日や、入浴中など生活の中のタイミングで充電する習慣をつけておくと、記録の抜け漏れを防ぎやすくなります。
バンド部分の手入れも忘れずに行いたいポイントです。汗を吸ったまま放置すると、皮脂や汗のニオイが残りやすくなるとされています。防水性能のあるモデルであれば、練習後に軽く水洗いをして乾かす、といったメンテナンスを習慣化すると清潔に使い続けやすくなります。
データは記録するだけでなく、定期的に見返す習慣をセットで持つことをおすすめします。週に1回、練習後の心拍数の推移や睡眠スコアをまとめて振り返る時間を作ると、単なる数字の羅列ではなく、自分のコンディションの変化に気づくきっかけになりやすいとされています。
最後に、アプリやファームウェアのアップデートにも目を向けておきましょう。メーカー各社は定期的にアプリの機能改善や、心拍計測アルゴリズムの精度向上に取り組んでいるとされています。アップデートを後回しにせず適用しておくことで、購入時よりも計測精度や使い勝手が向上する場合があります。
GPSウォッチ・活動量計は、一度使い始めるとバッテリー消耗や記録の精度など、細かい点が気になり始めることもあります。ですが、最初から完璧な使い方を目指す必要はありません。まずは「練習のたびに装着し、記録を続ける」という基本の習慣を身につけることが、道具を活かすための第一歩になるはずです。
また、記録が数か月分たまってきたら、月単位・季節単位で振り返ってみるのもおすすめです。1回1回の練習の数値だけを見ていると気づきにくい、長期的な体力の向上や、逆に疲労が蓄積しやすい時期のパターンが見えてくることもあるとされています。短期的な変化と長期的な傾向、両方の視点を持って記録と付き合っていくと、道具としての価値をより実感しやすくなるでしょう。
よくある質問
Qバドミントン専用のGPSウォッチはありますか?
A現時点では、バドミントンに特化した専用モデルは多く販売されていません。多くの製品は汎用のフィットネス機能を持つスマートウォッチ・活動量計であり、バドミントンの練習では心拍計測や活動量の記録機能を中心に活用することになります。一部モデルには「その他」「カーディオ」といった汎用のワークアウト項目が用意されており、心拍数や運動時間を記録することは可能です。
Q体育館の中でもGPS機能は使えますか?
AGPS(衛星測位システム)は屋根のある屋内施設では電波を受信しにくいとされており、体育館内での移動距離を正確に計測することは難しいと考えられます。バドミントンでの利用では、GPSによる位置情報よりも、心拍計測や活動量記録といった機能を中心に活用するのが現実的です。
Q活動量計バンド型とGPSスマートウォッチ型、どちらを選べばいいですか?
Aまずは心拍数や活動量を記録する習慣をつけたいという人は、価格が手頃で軽量な活動量計バンド型から始めるのがおすすめです。バドミントン以外の運動も記録したい、睡眠やストレス管理まで活用したいという人は、多機能なGPSスマートウォッチ型が候補になります。
Q防水性能はどのくらい必要ですか?
A練習中の汗や、洗顔・入浴程度の水濡れに耐えられる防水性能を備えたモデルが多いとされていますが、プールでの使用や高水圧のシャワーを想定していない製品もあります。購入前に商品ページで防水等級や注意事項を確認しておくと安心です。
Qバッテリーはどのくらい持ちますか?
Aモデルによって大きく異なり、活動量計バンド型は数日〜1週間程度、多機能なGPSスマートウォッチ型は数日〜10日程度が目安とされています。常時画面表示や心拍測定の頻度を上げるとバッテリー持続時間は公称値より短くなる傾向があるため、余裕を持ったモデル選びをおすすめします。
QiPhoneとAndroid、どちらでも使えますか?
AGarminやFitbitの多くのモデルはiOS・Androidの両方に対応しているとされています。一方でApple Watchシリーズは基本的にiPhoneとの連携が前提となっており、Androidスマートフォンでは主要な機能を利用できません。普段使っているスマートフォンのOSを確認したうえで選ぶことをおすすめします。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A活動量計バンド型であれば2万円前後から、多機能なGPSスマートウォッチ型であれば4万円台〜5万円台の範囲で選択肢が揃います。最初の1台であれば、無理に高機能なモデルを選ぶ必要はなく、まずは価格を抑えたモデルで記録を続ける習慣をつけることを優先するのもよいでしょう。
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