バドミントンのラケットやシューズにはこだわっていても、足元のソックスまで意識して選んでいる人は意外と少ないかもしれません。ですが、バドミントンは前後左右への鋭いランジ、急な切り返し、ジャンプからの着地を1試合の中で何十回も繰り返す競技です。その一つひとつの動作で、足はシューズの中で細かく動き続けています。ソックスのクッション性やフィット感が自分に合っていないと、着地の衝撃をうまく吸収できなかったり、シューズの中で足がズレて踏ん張りが利かなくなったりすることがあると言われています。この記事では「クッション性」と「滑り止め・フィット感」という2つの軸を中心に、バドミントン用ソックスの選び方を整理しました。丈の長さや素材の読み方、選び方のステップに加え、最後には実際に候補になりやすい4足を比較して紹介します。
この記事でわかること
- バドミントンのソックスは「なんとなく」で選ばれがち
- そもそもバドミントン用ソックスのどこを見ればいいのか
- 「丈の長さ」の読み方 — アンクル・ハーフ・クルーの違い
- 「クッション性」の読み方 — パイル編みとメーカーごとの技術名
- 「滑り止め・フィット感」と「素材」の読み方
- 選び方の3ステップ
最終更新:
バドミントン用ソックスおすすめ4選
ここからは実際の候補です。前提として、これらを履けば必ず足が痛くならなくなる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で「クッション性」「フィット感」「抗菌防臭」といった機能を訴求しているモデルを中心に、丈の長さや価格帯が異なる4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズ/カラーを確認してください。
4足を並べると、価格帯と機能訴求の強さで役割が分かれているのが分かります。19121/29121は3Dエルゴ設計によるフィット感を最も強く訴求したモデル、19260は価格を抑えたスタンダードモデル、62JXD00612はミズノブランドのシーズンカラーモデル、GOSENの3足組はコストパフォーマンスを重視した選択肢という位置づけです。
どれが合うかは、重視したいポイントと予算によって変わります。フィット感とズレにくさを最優先したいなら1本目、価格を抑えつつYONEXブランドを試したいなら2本目、ミズノブランドで揃えたいなら3本目、まとめ買いでコストを抑えたいなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
価格だけで比べると、GOSENの3足組が1足あたりの単価では最も抑えられる可能性があります。ただし、こちらはカラーの組み合わせを選べないアソート販売である点には注意が必要です。狙った色を確実に選びたい場合は、単品販売のモデルを検討するとよいでしょう。
なお、今回はヨネックス・ミズノ・ゴーセンの3ブランドから選びましたが、他にもさまざまなスポーツメーカーからバドミントン用・ラケットスポーツ用のソックスが販売されています。ブランドごとにクッション性や滑り止めへのアプローチが異なるため、この記事で紹介した「丈の長さ」「クッション性」「フィット感・ズレにくさ」「素材」という4つの基準を参考にしながら、他のブランドのモデルもあわせて比較してみるのもよいでしょう。
■ スペック比較表
| 商品 | ヨネックス YONEX スニーカーインソックス 1912… | ヨネックス YONEX メンズアンクルソックス 1926… | ミズノ MIZUNO ショートソックス 62JXD006… | ゴーセン GOSEN 3足組ソックス F25MH3P(メ… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 1,299円 | 990円 | 1,430円 | 1,599円(3足組) |
| メーカー | ヨネックス(YONEX) | ヨネックス(YONEX) | ミズノ(MIZUNO) | ゴーセン(GOSEN) |
| 品番 | 19121(メンズ)/29121(レディース) | 19260 | 62JXD00612 | F25MH3P(メンズハーフ丈長)/F25LH3P(レディースハーフ丈長) |
| サイズ | 25-28cm(メンズ)/22-25cm(レディース) | — | 22-25cm/25-28cm | 25-28cm(メンズ)/22-25cm(レディース) |
| 素材 | 綿59%・アクリル25%・ポリエステル14%・ポリウレタン1%・ナイロン1% | ポリエステル82%・綿14%・ナイロン3%・ポリウレタン1% | ポリエステル・綿・その他 | ポリエステル・綿・ナイロン・ポリウレタン |
| 生産国 | 日本 | — | — | ベトナム |
| 特徴 | 3Dエルゴ設計、ポリジン加工(抗菌防臭) | 3Dエルゴ、抗菌防臭 | — | — |
| 丈 | — | アンクル丈 | — | — |
| カラー展開 | — | レッド/ブラック/ブライトオレンジ/ブライトブルーほか | — | — |
| カラー | — | — | ホワイト/ブラック/エステートブルー | アソート(3色1セット、組み合わせ変更不可) |
| 総丈 | — | — | 11cm(全サイズ共通) | — |
| 発売シーズン | — | — | 2026年春夏 | — |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
バドミントンのソックスは「なんとなく」で選ばれがち
シューズやラケットは吟味して選んでも、ソックスは「家にあるスポーツ用の靴下でいいか」「セール品を適当に買っておこう」というように、後回しになりやすいアイテムです。実際、一般的な靴下でプレーすること自体は不可能ではありません。ですが、バドミントン専用に設計されたソックスには、綿混の普通の靴下にはない工夫が凝らされていることが多く、プレーの快適さや足への負担に少なからず影響すると考えられています。
バドミントンはコートの四隅へ素早く踏み込み、そこから逆方向へ切り返すという動きを繰り返す競技です。この時、足の裏や指の付け根には強い圧力がかかり、着地の瞬間には体重の何倍もの衝撃が加わっているとされています。シューズのクッション性だけでなく、ソックスのクッション性も、この衝撃の感じ方に関わっていると言われています。
また、シューズの中で足がわずかにズレるだけでも、踏み込みの力がロスしたり、靴擦れやマメの原因になったりすることがあります。バドミントン用として設計されたソックスの多くは、かかと部分の編み方やゴムの締め付け具合を工夫し、シューズの中で足がズレにくくなるように作られているとされています。「滑り止め」という言葉は靴の裏地のグリップを連想しがちですが、ソックス選びにおいては「足自体がソックスの中でズレない」「ソックスがシューズの中でズレない」という2つの意味合いで使われることが多い点も覚えておくとよいでしょう。
この記事では「このソックスを履けば絶対にケガをしない」「必ず動きが良くなる」といった断定的な書き方はしません。ソックス単体の効果を体感として言い切るのは難しく、シューズとの相性やプレースタイル、練習量によっても感じ方は変わってくるためです。あくまで「こういう工夫がされている」という商品ページの情報をもとに、選ぶ際の判断材料を整理していきます。
部活動やサークルでまとめ買いをする場面もあるかもしれません。ですが、足の形や汗のかきやすさには個人差があるため、チームで色を揃える場合でも、丈の長さやフィット感は自分の足に合わせて選ぶことをおすすめします。特に成長期の学生は、シーズンごとに足のサイズが変わることもあるため、購入時にサイズ表記を確認する習慣をつけておくと安心です。
室内競技であるバドミントンは、外の競技に比べて風通しが良くない体育館で行われることも多く、汗の量やムレの感じ方が想像以上に大きくなりがちです。長時間の練習や連戦になる大会では、ソックスの中が蒸れることで足の裏の感覚が鈍くなったり、逆に滑りやすく感じたりすることもあると言われています。クッション性や滑り止めの工夫だけでなく、ソックスの通気性や速乾性にも目を向けておくと、練習・試合を通じて快適さを保ちやすくなります。
この記事のスタンス
ソックスの機能については、メーカーの商品ページに記載されている内容をもとに「〜とされる」という表現にとどめています。クッション性や滑りにくさの感じ方には、体重や足の形、汗のかきやすさによる個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実際に試し履きすることをおすすめします。
そもそもバドミントン用ソックスのどこを見ればいいのか
バドミントン用ソックスの商品ページには、丈の長さ、編み方や素材名、かかとの形状、抗菌防臭加工の有無など、さまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に理解する必要はありませんが、まず押さえておきたいのは「丈の長さ」「クッション性(パイル編みの有無)」「フィット感・ズレにくさ」「素材・抗菌防臭」の4つです。
丈の長さは、シューズの履き口や足首の見え方に関わる要素です。クッション性は、足裏や指の付け根への着地の衝撃をどれだけやわらげてくれるかに関わり、パイル編み(タオル生地のような織り方)を採用しているかどうかが一つの目安になるとされています。フィット感・ズレにくさは、かかとの形状や編み方の工夫によって決まり、シューズの中で足がズレるのを防ぐ役割があるとされています。そして素材や抗菌防臭加工は、汗をかきやすい室内競技だからこそ気になるニオイやムレへの対策に関わってきます。
これらの要素は互いに関係し合っています。たとえばクッション性を高めるためにパイル編みを増やすと、その分ソックスがやや厚くなり、シューズとの相性によっては窮屈に感じることもあります。逆に薄手で通気性を重視したソックスは、クッション性がやや控えめになる傾向があるとされています。すべての要素を最高レベルで満たすソックスは少なく、多くのモデルは「クッション性を重視したタイプ」「フィット感・軽さを重視したタイプ」というように、どこかに重心を置いた設計になっています。
商品ページには「3Dエルゴ設計」「ポリジン加工」「オールパイル」といった、メーカー独自の名称が並んでいることも多くあります。名前だけを見ると難しく感じるかもしれませんが、多くは「フィット感を高める」「クッション性を高める」「ニオイを抑える」のいずれかの目的に対応した名称です。数字や専門用語を丸暗記するというより、それぞれの技術がどの目的のために使われているのかを大まかに把握しておく、という感覚で読み進めると気が楽になります。
なお、ソックスの多くは単品もしくは3足セットで販売されています。同じブランド・同じシリーズでも、単品モデルのほうが機能面の説明が詳しく書かれている一方、3足セットはコストパフォーマンスを重視した価格設定になっていることが多いという傾向があります。予算と欲しい機能のバランスを考えながら選ぶとよいでしょう。
初めてバドミントン用ソックスを選ぶ場合、いきなりすべての条件を満たすモデルを探そうとすると選択肢が絞りにくくなります。まずは「クッション性」か「フィット感・ズレにくさ」のどちらを優先したいかを一つ決めてから、丈の長さや価格帯で絞り込んでいくと、比較的スムーズに候補を見つけやすくなります。両方をバランスよく備えたモデルも多いため、迷ったときはメーカーの主力シリーズから検討してみるのも一つの方法です。
「丈の長さ」の読み方 — アンクル・ハーフ・クルーの違い
バドミントン用ソックスは、丈の長さによって主に「アンクル丈」「ハーフ丈」「クルー丈」の3タイプに分けて考えることができます。明確な数値基準があるわけではありませんが、くるぶしが見える程度がアンクル丈、ふくらはぎの途中まで覆う程度がハーフ丈、それより高い位置まで覆うものがクルー丈と呼ばれることが一般的です。
どの丈を選ぶかは、見た目の好みだけでなく、シューズとの相性によっても変わってきます。ミドルカット以上のシューズを履く場合、アンクル丈だとシューズの履き口とソックスの間に肌が露出し、擦れを感じることがあるかもしれません。その場合はハーフ丈以上を選んでおくと、履き口との摩擦を抑えやすいとされています。
部活動の指定ウェアで丈が決められている場合もあります。購入前に、所属するチームやスクールで指定の丈やカラーがないかを確認しておくと、買い直しの手間を避けられます。特に大会に出場する予定がある場合は、大会規定でソックスの色や丈に制限がかかっているケースもあるため、事前の確認をおすすめします。
迷った場合は、まず定番とされるハーフ丈から試してみるのが無難です。極端に短い、あるいは長い丈よりも、汎用性が高く失敗しにくい選択になりやすいためです。
男女で丈のラインナップが分かれているメーカーも多く、同じ品番でも「メンズ用は25-28cm」「レディース用は22-25cm」というようにサイズ表記が分かれているケースがあります。購入前には性別表記だけでなく、実際のサイズ範囲が自分の足に合っているかどうかも合わせて確認しておくと安心です。
■ アンクル丈
くるぶしが見える程度の短い丈です。シューズやウェアから見えにくく、すっきりした見た目を好む人に選ばれやすい傾向があります。丈が短い分、生地の面積が少なく、比較的リーズナブルな価格帯のモデルが多いとされています。
■ ハーフ丈
バドミントン用ソックスの中でもっとも定番とされる丈の長さです。ふくらはぎの途中まで覆うことで、シューズの履き口とすねの間の摩擦を和らげやすいとされています。多くのメーカーの主力モデルがこの丈で展開されている傾向があります。
■ クルー丈
ふくらはぎの高い位置まで覆う長めの丈です。レッグウォーマー代わりの防寒や、すね周りの保護を意識する人に選ばれることがあります。バドミントン用としてはハーフ丈に比べると選択肢がやや少ない傾向があります。
「クッション性」の読み方 — パイル編みとメーカーごとの技術名
クッション性に関わる代表的な要素が、足裏部分の編み方です。パイル編み(タオル生地のように糸をループ状に織り込む編み方)を足裏や指の付け根部分に採用しているモデルは、着地の衝撃をやわらげやすいとされています。全面にパイル編みを使った「オールパイル」タイプと、負荷のかかりやすい部分にだけパイル編みを配置したタイプがあり、後者は通気性とクッション性のバランスを取った設計と言えます。
メーカーの商品ページでは「厚手」「薄手」という表現もよく使われます。一般的に、パイル編みの面積が広いモデルほど厚手になりやすく、クッション性を重視する傾向がある一方、通気性はやや控えめになりやすいとされています。逆に薄手のモデルは、ソックス自体の存在感が少なく、シューズの中の圧迫感を抑えやすいとされていますが、クッション性は厚手タイプに比べて控えめになる傾向があります。
3足セットのようなコストパフォーマンス重視のモデルでは、購入者のレビューに「厚みは他社の厚手タイプと薄手タイプの中間くらい」といった感想が書かれていることもあります。メーカー公式の説明だけでなく、実際に購入した人のレビューを合わせて確認すると、厚みの感覚をイメージしやすくなります。
クッション性が高いとされるソックスであっても、実際の感じ方には体重や着地の癖、シューズとの組み合わせによって個人差があります。カタログの説明だけで判断せず、可能であれば店頭で試し履きをしたり、同じ丈・厚みのソックスを既に使っている人の感想を参考にしたりすることをおすすめします。
また、クッション性とは別の観点として、汗の吸収性にも注目しておきたいところです。パイル編みの部分は汗を吸収しやすい一方、乾きにくくなることもあります。長時間の練習や連戦になる大会では、替えのソックスを複数枚用意しておくと、ムレによる不快感を軽減しやすくなります。
足裏のどの位置にクッション性を持たせているかも、商品ページの図解などで確認できる場合があります。母趾球(親指の付け根)やかかとなど、着地や踏み込みで負荷がかかりやすい部分に重点的にパイル編みを配置しているモデルは、体重が乗りやすい部位への衝撃対策を意識した設計と考えられます。一方で足の甲や側面まで厚みを持たせているモデルは、保温性やホールド感を重視した設計と言えるかもしれません。
「滑り止め・フィット感」と「素材」の読み方
クッション性と並んで見ておきたいのが、シューズの中で足がズレにくくなる工夫と、汗をかいたときの快適さに関わる素材です。どちらも直接的な数値としては目立ちにくい項目ですが、実際に履いて動いたときの印象を大きく左右します。
フィット感・ズレにくさに関わる工夫としては、「3Dエルゴ設計」のように、足裏全体を適度な圧力で包み込み、親指の付け根にかかる圧迫感を緩和しながら踏ん張る力をサポートするとされる編み方が代表的です。こうした設計は、シューズ内でのソックスのゆるみを抑え、結果として足がシューズの中でズレにくくなることを狙っているとされています。かかと部分を直角に近い形状で編む「直角型」のような工夫も、かかとのフィット感を高める目的で採用されることがあります。
素材については、綿・ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンなどを組み合わせたモデルが多く見られます。綿の比率が高いモデルは肌触りが柔らかい一方、汗を吸うと乾きにくくなる傾向があるとされています。ポリエステルやナイロンの比率が高いモデルは、吸汗速乾性を重視した設計になっていることが多いようです。ポリウレタンは伸縮性に関わる素材で、フィット感を高める役割を担っているとされています。
抗菌防臭加工も、室内競技であるバドミントンでは気になるポイントです。「ポリジン加工」のように、再生銀から生成される銀塩をベースにニオイの原因となるバクテリアの増殖を制御するとされる加工が採用されているモデルもあります。汗をかきやすい季節や、連日練習が続く時期には、こうした加工の有無も選ぶ基準の一つになるでしょう。
色選びも、機能とは別に意外と大切なポイントです。白や淡い色のソックスは汚れが目立ちやすい一方、ウェアとのコーディネートがしやすいという利点があります。黒や紺などの濃い色は汚れが目立ちにくく、練習用として気兼ねなく使いやすい傾向があります。大会用と練習用でカラーを使い分けている選手も多く、用途に応じて選ぶとより長く快適に使い続けやすくなります。
なお、シューズの紐の締め方と同じように、ソックスも正しい位置に引き上げてから履くことでフィット感が変わってきます。かかと部分がずれた状態でシューズを履いてしまうと、せっかくの設計が十分に活かされないこともあるため、着用時に軽く整えてから動き出す習慣をつけておくとよいでしょう。
サイズが自分の足より大きめのソックスを選んでしまうと、生地が余ってシューズの中でシワになり、かえって足がズレやすくなることもあると言われています。逆に小さすぎるサイズは締め付けが強くなりすぎて血行を妨げる可能性もあるため、パッケージに記載されたサイズ表を確認し、できるだけ自分の足のサイズに近いものを選ぶことが、フィット感を活かすための基本になります。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にソックスを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、聞き慣れない技術名に振り回されずに候補を決めやすくなります。
- 1丈の長さを決める。まずは定番とされるハーフ丈を基準に検討し、履いているシューズのカットの高さや、所属チームの指定があればそれに合わせて調整します。
- 2クッション性と厚みの好みを絞る。着地の衝撃をやわらげたい、パイル編みのしっかりした肌触りが好みという場合は厚手タイプ、シューズの中の圧迫感を抑えたい場合は薄手タイプを優先して比較します。
- 3素材・加工とセット構成を確認する。抗菌防臭加工の有無、綿とポリエステルの比率、単品か3足セットかを確認し、練習頻度や予算に合わせて枚数を決めます。可能であれば試し履きをして、実際に軽く踏み込んでみるとフィット感を確認しやすくなります。
試し履きするなら普段のシューズで
ソックスを試し履きする際は、実際に練習で使っているシューズを持参すると、より正確なフィット感を確認できます。ソックスの厚みが変わるだけでもシューズ内の圧迫感は変わり、店頭での試着結果と実際の使用感にズレが生じることがあるためです。
サイズ選びとお手入れ・買い替えの目安
ソックスはシューズに比べるとサイズ選びが軽視されがちですが、足のサイズに対してソックスの表記サイズが合っていないと、せっかくのクッション性やフィット感が十分に発揮されないことがあります。多くのモデルは「22-25cm」「25-28cm」のように幅を持たせたサイズ展開になっているため、自分の足のサイズがどちらの範囲に近いかを確認しておきましょう。
サイズの範囲の中でも、下限に近いサイズの人はゆったりめ、上限に近いサイズの人はぴったりめのフィット感になりやすい傾向があります。シューズの中で余裕を持たせたい人と、しっかりフィットさせたい人とでは好みが分かれる部分でもあるため、可能であれば試し履きをして自分の好みを確認しておくと安心です。
通販でまとめ買いをする場合は、届いてから一度試し履きをし、サイズ感に問題がなければ同じモデルを追加で購入するという方法もおすすめです。いきなり大量に購入してしまうと、サイズや厚みが合わなかったときに使いづらいソックスを何足も抱えてしまうことになりかねません。少量から試し、自分に合うと分かったモデルをリピートしていくのが失敗の少ない買い方といえます。
お手入れについても触れておきます。パイル編みなど厚手のソックスは、汗を吸収しやすい分、洗濯後も乾きにくいことがあります。連日練習がある場合は、複数枚をローテーションして使うことで、生乾きのまま履くことを避けやすくなります。洗濯ネットを使用し、タンブラー乾燥機の高温設定を避けることで、生地やゴム部分の劣化を抑えやすいとも言われています。
買い替えのタイミングとしては、かかとや足裏部分の生地が薄くなってきた、ゴムの締め付けが緩くなってきたと感じたときが一つの目安になります。見た目の穴あきだけでなく、履いたときのフィット感の変化にも注意を向けておくと、機能が落ちたソックスを履き続けてしまうことを防ぎやすくなります。
最後に、複数足を使い分けるという選択肢についても触れておきます。練習用には価格を抑えた3足セットタイプ、大会や試合には機能性を重視した単品タイプというように、用途によってソックスを使い分けている選手も少なくありません。予算と相談しながら、自分に合った組み合わせを見つけてみてください。
シューズと同じように、ソックスにも「消耗品」としての側面があります。見た目にはまだ使えそうに見えても、ゴム部分の伸びや生地の劣化は使用を重ねるごとに進んでいきます。特にクッション性やフィット感を売りにしたモデルほど、へたりによる機能低下を体感しやすいとも言われています。定期的に新しいソックスに交換する習慣をつけておくことも、足への負担を抑えるうえでは意外と見落とされがちなポイントです。
よくある質問
Qバドミントンには専用のソックスが必要ですか?普通の靴下では代用できませんか?
A普通の靴下でプレーすること自体は可能です。ただし、バドミントン用として設計されたソックスには、パイル編みによるクッション性や、シューズ内でのズレを抑える編み方の工夫が採用されていることが多く、快適さや足への負担の感じ方に違いが出ることがあるとされています。まずは1足試してみて、違いを確認してみるのもよいでしょう。
Qクッション性の高いソックスは厚くて動きにくくなりませんか?
Aパイル編みの面積が広いモデルほど厚手になりやすい傾向はあります。ただし、負荷のかかりやすい部分だけにパイル編みを配置し、通気性とのバランスを取っているモデルも多くあります。シューズとの相性によって窮屈さの感じ方も変わるため、試し履きができる場合は実際にシューズを履いた状態で確認することをおすすめします。
Q丈の長さはどれを選べばいいですか?
A目安として、まずは定番とされるハーフ丈から検討するのが無難です。ミドルカット以上のシューズを履く場合はハーフ丈以上、すっきりした見た目を好む場合はアンクル丈が候補になりやすいとされています。所属するチームやスクールで丈の指定がある場合は、それに従ってください。
Q滑り止め加工が付いているソックスとそうでないものの違いは何ですか?
Aソックス選びにおける「滑り止め」は、靴底のグリップとは異なり、足自体がソックスの中でズレない、あるいはソックスがシューズの中でズレないようにする編み方の工夫を指すことが多いです。かかと部分の形状やゴムの締め付けを工夫した「3Dエルゴ設計」のようなモデルが、この目的で作られているとされています。
Q3足セットと単品、どちらを選ぶべきですか?
Aコストを抑えてまとめて用意したい場合は3足セット、特定の機能やカラーにこだわりたい場合は単品モデルが向いているとされています。練習用と大会用で使い分けている選手も多く、用途に応じて両方を持っておくのも一つの方法です。
Qソックスの寿命はどのくらいですか?
Aかかとや足裏部分の生地の薄さ、ゴムの締め付けの緩みが買い替えの目安になるとされています。使用頻度によって差はありますが、見た目の穴あきだけでなく、履いたときのフィット感の変化にも注意しておくと、機能が落ちたソックスを履き続けてしまうことを防ぎやすくなります。
Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?
A単品モデルであれば990円〜1,400円程度、3足セットであれば1,500円台からが目安になります。機能訴求の強さやブランドによって価格差がありますが、最初の1足であれば無理に高機能モデルを選ぶ必要はなく、まずは丈と厚みの好みを優先して選ぶのがおすすめです。
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