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【2026年最新】バスケ用アームスリーブの選び方|UVカットおすすめ4選

バスケ用アームスリーブのUVカット機能をUPF値や遮蔽率から読み解き、ポリエステル・ナイロンなど素材やコンプレッションの違いをやさしく解説。候補になりやすい実物4点も比較しています。

公開:

バスケットボールの練習や試合で、二の腕から手首にかけて布製のカバーを着けている選手を見たことがある人は多いと思います。あれがアームスリーブです。屋外コートでのプレーが多い人はもちろん、体育館の中でも「なんとなく涼しそう」「なんとなくかっこいい」という理由で気になったことがあるかもしれません。ですが実際に選ぼうとすると、UVカット、UPF、コンプレッション、素材の違いなど、聞き慣れない言葉が並んでいて、結局どれを選べばいいのか分からずそのままにしてしまう人も少なくありません。この記事では、アームスリーブが本来どんな役割を持つ道具なのか、UVカット機能の数値がどこまで信頼できるものなのか、素材によって何が変わるのかを、専門用語を一つずつやさしい言葉に置き換えながら整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4点も比較しています。

この記事でわかること

  • アームスリーブ選びは「とりあえず黒いやつ」で済ませやすい
  • そもそもアームスリーブは何のために着けるのか
  • 「UVカット」の読み方 — UPF値と遮蔽率の違い
  • 素材の違いを知る — ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンで何が変わるか
  • コンプレッション(着圧)の有無で何が変わるか
  • 自分に合うサイズの測り方

最終更新:

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UVカット機能つきバスケ用アームスリーブおすすめ4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを着ければ日焼けを完全に防げる、というような話はしません。いずれも商品ページ上でUVカット関連の機能が明記されているものを中心に、価格帯・素材・コンプレッションの有無が異なる4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4点を並べると、価格帯とUVカットの根拠となる数値の示し方で役割が分かれているのが分かります。マクダビッドは「UVカット99%以上」という分かりやすい数値、ザムストは着圧設計とのバランス、バウアーファインドは「UPF80」という医療系ブランドらしい具体的な指標、AiOのセット品は価格とカラー展開の豊富さで選ばれやすい位置づけです。

どれが合うかは、屋外プレーの頻度、疲労対策をどこまで重視するか、そして予算によって変わります。とにかく紫外線対策の数値を重視したいなら1点目か3点目、両腕分の着圧サポートも欲しいなら2点目、まず気軽に試したい・カラー違いで揃えたいなら4点目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

価格だけで比べると、AiOの2枚セットが圧倒的に手頃に見えるかもしれません。ただし、この商品はコンプレッション機能を持たないシンプルなタイプである点は押さえておいてください。着圧による疲労対策まで期待する場合は、ザムストやバウアーファインドのようなコンプレッションタイプを検討したほうが目的に合いやすいでしょう。

また、今回は商品ページ上でUVカットに関する何らかの数値やUPF表示が明記されているものを中心に選びましたが、アームスリーブ選びに正解は一つではありません。同じ価格帯でもブランドごとに生地の厚みやフィット感の作り方には違いがあります。可能であれば、店頭で実際に着けてみたり、口コミレビューで体格の近い人の感想を参考にしたりすることをおすすめします。

入数の違いにも注意しておきましょう。マクダビッドは1本入り、ザムスト・バウアーファインド・AiOのセット品は2枚入りです。片腕だけ着けたい人にとっては1本入りのほうが無駄がありませんが、両腕分をそろえたい場合は、2枚入りのほうが結果的に割安になることもあります。購入前に「自分は片腕・両腕のどちらを想定しているか」を決めておくと、入数による価格差に振り回されずに選びやすくなります。

部活動やクラブチームでまとめて購入する場合は、同じ商品を複数人分そろえることで、送料や梱包の面で割安になるケースもあります。個人で1点だけ買うのか、チームである程度まとまった数を発注するのかによっても、選びやすい店舗やサイズ展開の幅は変わってくるため、購入形態に応じて検討してみてください。

No.1
マクダビッド(McDavid) パワーアームスリーブ 1本入り M656
UVカット99%以上のスタンダード

マクダビッド(McDavid) パワーアームスリーブ 1本入り M656

参考価格1,980円

大手サポーターブランド・マクダビッドのアームスリーブ。UVカット99%以上を掲げ、hDcファブリックによる吸汗速乾機能と適度な着圧で、腕全体をサポートする設計です。バスケットボール向けの左右兼用モデルで、渡邊雄太選手が愛用しているブランドとしても知られています。

こんな人にブランドの信頼性とUVカットの数値の両方を重視したい人
素材hDcファブリック(吸汗速乾生地)
UVカット99%以上
サイズXS(17〜21cm)/S(22〜27cm)/M(28〜33cm)※上腕周囲の目安
カラーブラック・ホワイト・スカーレット・ネイビー・ロイヤルブルー・ライトブルー
入数1本入(左右兼用)
対応競技バスケットボール・バレーボール・野球など

ここが良い

  • UVカット99%以上と数値が明記されており、紫外線対策の目安にしやすい
  • 適度な着圧設計で、筋肉のブレや疲労感を抑える効果が期待できるとされる
  • 渡邊雄太選手をはじめ、バスケットボール選手の着用実績があるブランド

注意点

  • XS〜Mサイズ展開のため、腕が太めの人はサイズが窮屈に感じる場合がある
  • 1本入りのため、両腕分そろえる場合は2本購入する必要がある
No.2
ザムスト(ZAMST) アームスリーブ 両腕入り 2枚入
両腕入りで段階着圧設計

ザムスト(ZAMST) アームスリーブ 両腕入り 2枚入

参考価格2,860円

スポーツサポーターの大手ブランド・ザムストのアームスリーブ。ナイロン・ポリウレタン素材にUVカット機能を備え、手首から上腕にかけて圧力を段階的に弱める設計で、筋肉の余計な揺れを抑えるとされています。両腕分の2枚入りで届いてすぐ左右とも使えます。

こんな人に両腕分をまとめて用意したい人、着圧による疲労対策も重視したい人
素材ナイロン、ポリウレタン
サイズSS(19〜23cm)/S(22〜26cm)/M(25〜29cm)/L(28〜32cm)※上腕周囲の目安
カラーブラック・ホワイト・ネイビー
入数2枚入(両腕分)
機能UVカット・体温コントロール(HeiQ SMART TEMP)・段階着圧設計

ここが良い

  • 両腕分が最初から2枚セットになっており、追加購入の手間がない
  • サイズ交換に対応しており、万が一サイズが合わなくても交換しやすい
  • SS〜Lまで4サイズ展開で、腕の太さに合わせて選びやすい

注意点

  • コンプレッション設計のため、締め付け感が気になる人もいるかもしれない
  • カラー展開はブラック・ホワイト・ネイビーの3色に限られる
No.3
バウアーファインド(BAUERFEIND) 腕用コンプレッションスリーブ アームスリーブ 2枚入
UPF80・医療メーカー品質の上位モデル

バウアーファインド(BAUERFEIND) 腕用コンプレッションスリーブ アームスリーブ 2枚入

参考価格7,150円

ドイツの医療・スポーツサポーターブランド、バウアーファインドのコンプレッションアームスリーブ。UPF80を掲げた紫外線対策と、手首から上腕にかけての段階着圧設計を両立させたモデルで、サイズ展開も長さ・太さ別に細かく用意されています。

こんな人に価格よりも紫外線対策の数値的な根拠とサイズ精度を重視したい人
素材マイクロファイバー(ポリアミド系繊維)
UVカットUPF80
サイズショート/ロング/Xロング × S/M/L/XL(計12展開)
カラーブラック・ホワイト・ネイビー・レッド・グリーン・ピンク・リベラ(在庫は色により変動)
機能段階的コンプレッション・伸縮性生地・洗濯可

ここが良い

  • UPF80という具体的な数値で紫外線対策の目安が示されている
  • 医療用サポーターも手掛けるメーカーで、生地の耐久性や縫製への信頼感がある
  • 長さ・太さ別に12展開と、体格に合わせて細かくサイズを選べる

注意点

  • 4点の中では価格が高く、2枚入りとはいえ7,000円台という予算感になる
  • 人気カラー・サイズは売り切れが出ることがあり、在庫状況を確認する必要がある
No.4
接触冷感×吸汗速乾 アームスリーブ アームカバー 2枚セット 13色4サイズ
13色展開・気軽に試せる価格帯

接触冷感×吸汗速乾 アームスリーブ アームカバー 2枚セット 13色4サイズ

参考価格1,180円

楽天ランキング1位を100回以上獲得しているという、コストパフォーマンス重視のアームスリーブ。ポリエステル素材にUVカット加工を施し、接触冷感・吸汗速乾機能も備えています。13色4サイズという豊富な展開で、色違いで複数枚そろえたい人にも向いています。

こんな人にとにかく費用を抑えたい人、カラーバリエーションを楽しみたい人
素材ポリエステル
サイズM/L/XL/2XL(上腕周囲の目安 約23〜34cm)
カラーホワイト・ブラック・ネイビーなど全13色
入数2枚セット(1カラー)
機能UVカット・接触冷感・吸汗速乾

ここが良い

  • 1,180円と4点の中でもっとも手頃な価格で、まず試しやすい
  • 13色という圧倒的なカラー展開で、ユニフォームや好みに合わせやすい
  • 2枚セットのため、両腕分または予備を含めて用意できる

注意点

  • コンプレッション機能はなく、疲労対策としての着圧効果は期待できない
  • 海外製造のため、縫製の粗さが出る場合があると商品ページに注記がある

■ スペック比較表

商品マクダビッド(McDavid) パワーアームスリーブ 1本入り M656マクダビッド(McDavid) パワーアームスリーブ 1…ザムスト(ZAMST) アームスリーブ 両腕入り 2枚入ザムスト(ZAMST) アームスリーブ 両腕入り 2枚入バウアーファインド(BAUERFEIND) 腕用コンプレッションスリーブ アームスリーブ 2枚入バウアーファインド(BAUERFEIND) 腕用コンプレ…接触冷感×吸汗速乾 アームスリーブ アームカバー 2枚セット 13色4サイズ接触冷感×吸汗速乾 アームスリーブ アームカバー 2枚セ…
参考価格1,980円2,860円7,150円1,180円
素材hDcファブリック(吸汗速乾生地)ナイロン、ポリウレタンマイクロファイバー(ポリアミド系繊維)ポリエステル
UVカット99%以上UPF80
サイズXS(17〜21cm)/S(22〜27cm)/M(28〜33cm)※上腕周囲の目安SS(19〜23cm)/S(22〜26cm)/M(25〜29cm)/L(28〜32cm)※上腕周囲の目安ショート/ロング/Xロング × S/M/L/XL(計12展開)M/L/XL/2XL(上腕周囲の目安 約23〜34cm)
カラーブラック・ホワイト・スカーレット・ネイビー・ロイヤルブルー・ライトブルーブラック・ホワイト・ネイビーブラック・ホワイト・ネイビー・レッド・グリーン・ピンク・リベラ(在庫は色により変動)ホワイト・ブラック・ネイビーなど全13色
入数1本入(左右兼用)2枚入(両腕分)2枚セット(1カラー)
対応競技バスケットボール・バレーボール・野球など
機能UVカット・体温コントロール(HeiQ SMART TEMP)・段階着圧設計段階的コンプレッション・伸縮性生地・洗濯可UVカット・接触冷感・吸汗速乾

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

アームスリーブ選びは「とりあえず黒いやつ」で済ませやすい

バスケットボールを始めたばかりの頃や、久しぶりに外のコートでプレーするようになった頃は、アームスリーブまで気を配っている人は多くありません。とりあえずスポーツ用品店で目についた黒いものを1枚買って、なんとなく着けている人も珍しくないでしょう。ですが、屋外コートでのバスケットボールは、想像している以上に紫外線を浴び続ける競技です。

とくに夏場の屋外コートは、頭上からの直射日光に加えて、コートの床面からの照り返しも重なります。半袖のユニフォームで長時間プレーしていると、腕の外側だけ日焼けが進み、次の日にヒリヒリした痛みを感じたという経験がある人もいるはずです。アームスリーブは、こうした紫外線対策として使われることが多い一方で、汗を吸ってプレー中の腕のべたつきを抑えたり、コート上での接触や転倒から皮膚をある程度保護したりする役割も持っています。

ただし、この記事では「アームスリーブを着ければ日焼けを完全に防げる」という書き方はしません。紫外線対策としての効果は、生地の素材や編み方、着用時間、屋内か屋外かといった条件によって変わり、断定できるものではないためです。その代わり、商品ページによく登場するUVカットの表示や素材の用語を一つずつ整理しながら、初めてアームスリーブを選ぶ人がどこを基準にすればいいのかを、できるだけ具体的に説明していきます。

なお、アームスリーブには大きく分けて「UVカット・冷感を重視した薄手タイプ」と「着圧(コンプレッション)機能を持つサポータータイプ」があります。前者は主に日焼け・暑さ対策を目的とし、後者は筋肉のブレを抑えて疲労感を軽減する目的で作られていることが多いです。両方の機能を兼ね備えた商品もありますが、まず自分がどちらを優先したいのかを意識しておくと、数ある商品の中から絞り込みやすくなります。

通販サイトで探す場合、商品ページには「UVカット」「UPF」「接触冷感」「コンプレッション」といった似たような言葉が並び、どれも同じもののように見えるかもしれません。ですが、これらは指している内容がそれぞれ異なり、メーカーによって重視しているポイントも違います。次の章から、この違いを順番に見ていきます。

また、体育館の中でプレーすることが多いから紫外線対策は関係ない、と考える人もいるかもしれません。ですが、体育館の窓際やガラス越しに日光が入り込む環境、朝夕の移動中に浴びる紫外線なども積み重なっていきます。屋内中心の人であっても、汗対策や接触プレーからの保護を目的にアームスリーブを選ぶ価値は十分にあります。目的が違えば重視すべき機能も変わるという前提を、まずここで押さえておいてください。

この記事のスタンス

UVカット効果や着け心地については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。個人差や使用環境による差が大きく、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば商品ページの試験データやサイズ表を確認したうえで選ぶことをおすすめします。

そもそもアームスリーブは何のために着けるのか

アームスリーブと一口に言っても、選手によって着ける理由はさまざまです。まずは代表的な3つの目的を整理しておくと、自分がどの機能を優先すべきかが見えやすくなります。

1つ目は紫外線対策です。屋外コートでプレーする時間が長い人ほど、腕の日焼けや、長期的な肌への負担が気になりやすくなります。アームスリーブで腕を覆うことで、直射日光が肌に直接当たる面積を減らせるとされています。

2つ目は汗対策・体温コントロールです。吸汗速乾性の高い素材を使ったアームスリーブは、腕を伝う汗を素早く吸収・拡散し、ボールを握る手やグリップ感に汗が影響しにくくなるとされています。接触冷感タイプであれば、着けた瞬間にひんやりとした感触があり、暑い時期のプレーで気分的にも涼しさを感じやすいという声もあります。

3つ目はコンプレッション(着圧)による疲労対策です。腕全体を適度な圧力で覆うことで、筋肉の余計な振動を抑え、疲労感を軽減する目的で作られたタイプもあります。腕をひねる動作や、シュート・パスを繰り返すバスケットボールでは、腕への負担を感じやすい人もいるため、こうしたタイプを選ぶ選手もいます。

このほか、接触プレーの多いバスケットボールでは、擦り傷やコート表面との摩擦から皮膚をある程度保護する役割を期待して着ける人もいます。ただし、これはあくまで副次的な効果であり、医療用のサポーターのような保護性能を期待するものではない点は理解しておいてください。

さらに、タトゥーやケガの跡、皮膚の状態を人目から隠したいという理由でアームスリーブを選ぶ人もいます。機能面だけでなく、こうした心理的な着けやすさもアームスリーブが選ばれる理由の一つです。どの目的が自分にとって一番大きいかを最初に整理しておくと、次に説明するUVカットや素材の違いも、自分に関係のある部分から読み進めやすくなります。

ポジションによって重視したい機能が変わることもあります。屋外の3on3や、外周を走り回ることが多いガード・ウイングのポジションは紫外線を浴びる時間が長くなりやすく、UVカットを優先したくなる人が多いでしょう。一方、ゴール下での接触や体の入れ替えが多いセンター・パワーフォワードのポジションでは、疲労対策や擦り傷への配慮を兼ねてコンプレッションタイプを選ぶ人も見られます。あくまで傾向であり絶対的な決まりではありませんが、迷ったときの判断材料の一つにしてみてください。

「UVカット」の読み方 — UPF値と遮蔽率の違い

アームスリーブの商品ページを見ると、「UVカット」という表示のほかに「UPF50+」「紫外線遮蔽率99%」といった数値を目にすることがあります。これらは似ているようで、示している内容が少し異なります。

UPF(Ultraviolet Protection Factor)は、生地が紫外線をどれだけ防げるかを表す世界的な指標です。数値が大きいほど防御力が高いとされ、UPF15〜24は「守れる」程度、UPF25〜39は「とても良く守れる」程度、UPF40以上は「非常によく守れる」程度の目安として扱われることが一般的です。市販のスポーツ用アームスリーブには、UPF50+を掲げている商品も多く見られます。

一方、「紫外線遮蔽率◯%」という表示は、生地に紫外線を当てたときに何%を遮ることができたかを示す数値です。90%台後半から99%以上を表示している商品が多く、数字だけを見ると非常に高い防御力があるように感じられます。ただし、これらの数値はあくまで生地そのものを対象にした試験結果であり、実際の着用状態(伸縮によるすき間、汗による生地の変化、経年劣化など)まで保証するものではない点には注意が必要です。

初心者のうちは、UPF・遮蔽率どちらか一方でも数値が明記されている商品を選べば、無地の綿シャツなどに比べて紫外線対策としての効果は期待しやすいと考えてよいでしょう。数値が明記されていない商品は、紫外線対策よりも接触冷感や着圧といった別の機能を優先して作られている場合もあるため、目的に応じて確認してください。

また、UVカット機能は生地が汗や皮脂で劣化したり、洗濯を繰り返したりすることで少しずつ低下していくとされています。1シーズン使い続けた後も同じ防御力が続くとは限らないため、特に屋外でのプレー頻度が高い人は、劣化のサインとして生地の伸び・毛羽立ちなどにも注意しておくと安心です。

なお、UPFや遮蔽率の試験方法や基準はメーカーによって細部が異なる場合があります。同じ「UVカット」という表記でも、第三者機関の試験に基づく数値なのか、自社基準による目安なのかまでは、商品ページの説明だけでは分からないことも少なくありません。数値の大小だけで単純比較するのではなく、あくまで参考情報の一つとして受け止めるくらいの距離感で見ておくのが無難です。

色によって紫外線対策の体感が変わるという声もあります。一般的に濃い色の生地のほうが紫外線を吸収しやすく、同じ素材・同じUPF表示であっても、白より黒のほうが日差しの強さを感じやすいと言われることがあります。ユニフォームとのコーディネートだけでなく、暑さの感じ方まで含めてカラーを選ぶのも一つの工夫です。

素材の違いを知る — ポリエステル・ナイロン・ポリウレタンで何が変わるか

アームスリーブの素材表示を見ると、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン(スパンデックス・ライクラなど)といった名前が並んでいることが多いです。それぞれの特徴をざっくり押さえておくと、商品ページの素材欄が読み解きやすくなります。

ポリエステルは軽くて乾きやすく、比較的安価に生産できるため、エントリー価格帯のアームスリーブによく使われています。吸汗速乾性能を持たせた特殊なポリエステル生地も多く、コストを抑えつつ機能性を確保したい商品に向いているとされています。

ナイロンはポリエステルよりも摩耗に強く、伸縮性や耐久性に優れているとされています。コンプレッションタイプのアームスリーブや、スポーツブランドのサポーター系商品では、ナイロンにポリウレタンを混紡した生地が使われることが多く見られます。

ポリウレタン(スパンデックス・ライクラといった名称で呼ばれることもあります)は、それ単体で使われることは少なく、ポリエステルやナイロンに数%〜20%程度混ぜることで、フィット感と伸縮性を高める役割を担っています。混紡比率が高いほど体にぴったりフィットしやすい一方、通気性がやや下がる場合もあるとされています。

このように、素材の違いは「安さ・軽さを取るか」「フィット感・耐久性を取るか」のバランスに関わってきます。どの素材が絶対に優れているというわけではなく、自分がどのくらいの頻度で使うか、屋外中心か屋内中心かによって、無難な選び方は変わってきます。

素材表示のほかに、生地の「編み方」も体感に影響します。同じポリエステルでも、メッシュ状に編んだ生地は通気性を優先した作りで、密に編んだ生地は耐久性やフィット感を優先した作りになりやすいとされています。商品ページに編み方まで詳しく書かれていることは少ないですが、レビュー欄で「涼しい」「しっかりしている」といったコメントを探すと、編み方の傾向を推測する手がかりになります。

乾きやすさも素材によって差が出やすいポイントです。ポリエステル中心の薄手タイプは、練習の合間に軽く絞るだけでもある程度乾きやすいとされ、1日に複数回洗い替えたい人には扱いやすい傾向があります。一方、ナイロン・ポリウレタン混紡のコンプレッションタイプは、生地に厚みがある分、完全に乾くまで少し時間がかかることもあります。連日の練習で毎日使う予定がある人は、乾きやすさも選ぶ基準の一つに加えておくとよいでしょう。

コンプレッション(着圧)の有無で何が変わるか

アームスリーブの中には、単に腕を覆うだけのシンプルなタイプと、段階的に着圧をかけるコンプレッションタイプがあります。この違いも選ぶ際のポイントの一つです。

コンプレッションタイプは、手首から上腕にかけて圧力を段階的に弱める設計になっていることが多く、腕全体を中心方向に軽く圧迫することで、筋肉の余計な振動を抑え、疲労感の軽減につながるとされています。試合や練習の後半で腕の重さを感じやすい人には、選択肢として検討する価値があるかもしれません。

一方、シンプルなタイプは着圧機能を持たない分、締め付け感が少なく、着け外しもしやすいという特徴があります。UVカットや汗対策だけを目的にするのであれば、コンプレッション機能にこだわる必要は必ずしもありません。価格も比較的手頃なものが多く、まず1本試してみたいという人には扱いやすいでしょう。

なお、コンプレッションタイプは商品ごとにサイズがシビアに設定されていることが多く、上腕の太さに対して合わないサイズを選ぶと、かえって血行を妨げてしまう可能性もあります。「きつければきついほど効果が高い」というものではないため、必ずサイズ表を確認し、指定された範囲内のサイズを選ぶようにしてください。

着け始めてすぐは、多少のきつさを感じても数分ほどで馴染んでくることが多いとされています。ただし、着けている間に指先までしびれるような感覚がある、皮膚の色が明らかに変わるといった場合は、サイズが合っていないサインです。無理に着け続けず、一度外して別のサイズを検討することをおすすめします。

自分に合うサイズの測り方

アームスリーブはサイズが合っていないと、ずり落ちてきてプレー中に気になったり、逆にきつすぎて腕を圧迫しすぎたりします。購入前に、以下の手順で自分の腕の太さを測っておくことをおすすめします。

サイズ選びで特に失敗が多いのが、「なんとなく普段のTシャツと同じサイズ感」で選んでしまうケースです。アームスリーブは腕にフィットさせることを前提に作られているため、トップスのサイズ感とはまったく別の基準で考える必要があります。面倒に感じても、購入前に一度メジャーで実測しておくことを強くおすすめします。家庭にメジャーがない場合は、紐やリボンを腕に巻いてから定規で長さを測る方法でも代用できます。

成長期の中高生の場合、数か月単位で腕の太さが変わることもあります。シーズンごとにサイズを測り直す、あるいは伸縮性に余裕のあるモデルを選んでおくと、買い替えの頻度を抑えやすくなります。

  1. 1利き腕(または実際に着ける方の腕)の力を抜いた状態で、上腕の一番太い部分にメジャーを巻き、周囲の長さをセンチメートル単位で測ります。力を入れた状態で測ると、実際の着用時よりも大きい数値になってしまうため注意してください。
  2. 2測った数値を、購入を検討している商品のサイズ表と照らし合わせます。多くの商品はS・M・Lのようなアルファベット表記か、上腕周囲◯〜◯cmという範囲で表記されています。数値が2つのサイズの境目にある場合は、コンプレッションタイプなら小さめ、シンプルなタイプなら大きめを選ぶと失敗しにくいとされています。
  3. 3手首側の太さや、着けたい長さ(二の腕までか、手首までか)も忘れずに確認します。商品によって全長が異なり、身長や腕の長さによっては「思ったより短かった」と感じることもあるため、全長の記載があれば合わせてチェックしておくと安心です。

サイズ交換に対応している商品を選ぶと安心

通販サイトで購入する場合、実際に届いてみないとフィット感が分からないこともあります。サイズ交換や返品に対応している商品・ショップを選んでおくと、万が一サイズが合わなかったときにも対応しやすくなります。購入前に商品ページの交換条件を確認しておくことをおすすめします。

目的別に見る3タイプ

ここまで見てきたUVカット・素材・コンプレッションの組み合わせによって、市販のアームスリーブはおおよそ3つの系統に分けられます。自分がどのタイプに近いかを先に決めておくと、商品を一つずつ読み込まなくても、ある程度の当たりをつけられるようになります。

すべての商品がきれいにこの3タイプへ分かれるわけではなく、UVカットと着圧の両方を備えたハイブリッドなモデルも増えています。とはいえ、最初に「自分はどれを一番重視したいか」という優先順位さえ決めておけば、商品ページの情報量に振り回されずに絞り込みやすくなります。

部活動やチーム単位でそろえる場合は、カラー展開やサイズ展開の幅も判断材料に加えるとよいでしょう。全員の体格がそろっているとは限らないため、S〜Lのように複数サイズが用意されているタイプを選んでおくと、あとから困りにくくなります。

UVカット・冷感重視型

UPF50+や遮蔽率99%以上を明記し、接触冷感や吸汗速乾を売りにしたポリエステル中心のタイプです。屋外コートでのプレーが多く、日焼けや暑さ対策を最優先したい人に向いているとされています。価格も比較的手頃なものが多く見られます。

コンプレッション・疲労対策型

ナイロン・ポリウレタン混紡で段階着圧設計になっているタイプです。UVカット機能を併せ持つ商品も多いですが、主眼は筋肉のブレを抑えることに置かれています。練習・試合の量が多く、腕の疲労を感じやすい人に向いているとされています。

デイリー・コスパ重視型

複数枚セットで販売され、カラー展開が豊富なタイプです。UVカット表示はあるものの、コンプレッション機能はなく、価格を抑えて気軽に使い始めたい人、色違いで何枚か揃えたい人に向いています。

洗濯・お手入れで気をつけたいこと

アームスリーブは汗を吸う頻度が高いアイテムのため、こまめな洗濯と正しいお手入れが、機能を長持ちさせるポイントになります。

基本的には手洗いか、洗濯ネットに入れての弱水流洗濯が推奨されている商品が多く見られます。乾燥機や柔軟剤、漂白剤の使用を避けるよう注意書きがある商品も多いため、購入時に付属する洗濯表示は必ず確認してください。誤った洗濯方法は、UVカット加工や伸縮性の劣化を早める原因になるとされています。

色落ちを防ぐため、洗濯時は同系色の衣類とまとめて洗うことも推奨されています。とくに濃色のアームスリーブは、白い衣類と一緒に洗うと色移りのリスクがあるため注意しておきましょう。

保管方法にも触れておきます。使用後に湿ったまま放置すると、雑菌の繁殖や生地の劣化につながりやすいとされています。練習後はできるだけ早めに洗い、しっかり乾かしてから収納する習慣をつけると、UVカット機能や伸縮性を長く保ちやすくなります。

複数枚を交互に使う運用もおすすめです。1枚だけを毎日使い続けると、洗濯の頻度が高くなり生地への負担も大きくなりがちです。2枚セットの商品であれば、片方を使っている間にもう片方を乾かしておくといったローテーションがしやすく、結果的に1枚あたりの寿命を延ばすことにもつながります。とくに梅雨時期や連戦が続く時期は、洗濯してもなかなか乾かないこともあるため、2〜3枚を回して使える体制を整えておくと安心です。

買ったあとに気をつけたいこと

アームスリーブは消耗品としての側面もあり、使い続けるうちに劣化のサインが現れます。最後に、買った後に意識しておきたいポイントを挙げておきます。

まず伸縮性の劣化です。着け外しを繰り返すうちに、生地がゆるんできてずり落ちやすくなることがあります。プレー中に何度も引き上げるのが気になるようになったら、買い替えのサインの一つと考えてよいでしょう。

次にUVカット機能の低下です。先述のとおり、洗濯や紫外線への曝露を繰り返すうちに、UVカット性能は少しずつ低下していくとされています。屋外でのプレー頻度が高い人ほど、1〜2シーズンを目安に状態を見直すと安心です。

最後に、におい・雑菌対策です。汗を吸ったまま長時間放置すると、においの原因になることがあります。抗菌・防臭加工がされている商品もありますが、加工の有無にかかわらず、練習後はできるだけ早めに洗濯する習慣をつけておくことをおすすめします。

アームスリーブはシューズやボールほど高額な道具ではありませんが、日々のプレーの快適さに関わる消耗品です。違和感が出てきたら無理に使い続けず、コンディションに合わせて買い替えを検討する、という付き合い方が長くバスケットボールを楽しむコツの一つと言えるかもしれません。

最後に、日焼け対策はアームスリーブだけで完結するものではない点にも触れておきます。顔や首まわりは別途日焼け止めで対策する、こまめに水分補給をする、可能であれば直射日光の強い時間帯を避けて練習時間を調整するなど、アームスリーブと組み合わせて対策できることは他にもあります。道具に頼りきるのではなく、体調管理の一部として紫外線対策を捉えておくと、長い目で見てバスケットボールを続けやすくなるはずです。

よくある質問

QアームスリーブのUVカット効果はどのくらい信頼できますか?

A商品ページに記載されているUPF値や紫外線遮蔽率は、生地単体を対象にした試験結果であり、無地の綿シャツなどに比べれば紫外線対策としての効果は期待しやすいとされています。ただし、汗や洗濯による劣化、着用状態でのすき間などまで保証するものではないため、あくまで目安として捉えてください。

Qサイズはどうやって選べばいいですか?

A力を抜いた状態で上腕の一番太い部分の周囲を測り、商品ページのサイズ表と照らし合わせるのが基本です。数値が2つのサイズの境目にある場合、コンプレッションタイプなら小さめ、シンプルなタイプなら大きめを選ぶと失敗しにくいとされています。

Qコンプレッション機能は必須ですか?

A必須ではありません。UVカットや汗対策だけを目的にするなら、着圧のないシンプルなタイプでも十分です。疲労軽減も期待したい場合に、コンプレッションタイプを検討する、という順番で考えると選びやすくなります。

Q素材はポリエステルとナイロンのどちらがいいですか?

Aどちらが絶対に優れているというわけではありません。ポリエステルは軽くて手頃な価格帯の商品に多く、ナイロンは伸縮性や耐久性に優れるとされています。屋外中心か屋内中心か、頻度がどのくらいかによって無難な選び方が変わります。

Q両腕とも着ける必要がありますか?

A必須ではなく、片腕だけ着ける選手もいます。ボールを持つ側の腕だけ日焼けが気になる、シュートフォームに影響しやすい側だけ着圧をかけたい、といった理由で片腕のみ使う人も少なくありません。1本入りと2枚入りの両方が販売されているので、目的に合わせて選んでください。

Q洗濯はどのくらいの頻度でしたらいいですか?

A使用のたびに手洗いするか、まとめて洗濯ネットに入れて弱水流で洗うことが推奨されています。汗を吸ったまま放置すると、においやUVカット機能の劣化につながりやすいとされているため、練習後はできるだけ早めに洗う習慣をつけるとよいでしょう。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

A1枚あたり1,000円台のシンプルなタイプから、UPF値を明記した上位モデルで7,000円前後まで幅があります。最初の1本であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずはUVカットの表示があるものから試してみるのがおすすめです。

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