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【2026年最新】バスケ用グリップソックスおすすめ4選|滑り止めの選び方を解説

バスケ用グリップソックス(滑り止めソックス)がシューズ内でのズレを防ぐとされる仕組みと、選ぶときに見ておきたいポイントをやさしく解説。候補になりやすい実物4点も比較しています。

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バスケットボールを始めたばかりの頃、シューズの中で靴下がずれて指先に変な力がかかったり、練習の後半になると足元がなんとなく安定しない感覚になったりした経験はないでしょうか。原因はシューズのサイズやひもの締め方だと思われがちですが、実は「靴下」がシューズの中で滑ってズレていることが影響しているケースも少なくありません。グリップソックス(滑り止めソックス)は、こうした足元のズレを軽減する目的で作られたスポーツ用の靴下です。とはいえ、「グリップソックスを履けば急に上手くなる」といった大げさな話ではありません。この記事では、グリップソックスがシューズ内のズレを防ぐとされる仕組みを誇張せずに整理したうえで、選ぶときに見ておきたいポイントを解説します。最後には、実際に候補になりやすい4点も比較しています。

この記事でわかること

  • グリップソックスは地味だが見落とされがちな装備
  • そもそもグリップソックスとは何か — 仕組みを整理する
  • バスケットボールでソックスがズレやすい理由
  • グリップソックスの選び方 — 見るべき4つのポイント
  • サイズの選び方と履き方の3ステップ
  • バスケにおすすめのグリップソックス4選

最終更新:

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バスケにおすすめのグリップソックス4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを履けば必ずパフォーマンスが上がる、という話ではありません。いずれもグリップソックスとして広く知られているブランドの中から、グリップの配置や素材の傾向が異なる4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4点を並べると、価格帯とグリップの狙いで役割が分かれているのが分かります。アシックスは大手ブランドの安心感を重視したスタンダードモデル、SOXPro CLASSICは足裏全面から踵までグリップを行き渡らせた本格志向のモデル、ニューバランスは5本指で足指の踏ん張りを重視したモデル、TAPEDESIGNはワンサイズ・豊富なカラー展開で選びやすさを重視したモデルという位置づけです。

どれが合うかは、プレースタイルや足の形、予算によって変わります。まず1足試してみたいなら1本目、踵まわりのズレが特に気になるなら2本目、足指の踏ん張りを意識したいなら3本目、カラーやフィット感の伸縮性を重視したいなら4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

また、今回はいずれもグリップソックスとして広く知られているブランドから選びましたが、グリップソックス選びに正解は一つではありません。同じ価格帯でも、メーカーごとにグリップの配置や生地の厚みには違いがあります。可能であれば、レビューで自分と近い体格・プレースタイルの人の感想を参考にしながら選んでみてください。

なお、いずれの商品もメーカーの商品ページ上でグリップ機能・滑り止め機能が明記されているものを選んでいます。オンライン限定カラーや数量限定モデルなど、掲載時点の情報と実際の在庫状況が異なる場合があるため、購入前には必ず最新の商品ページで色・サイズ・価格を確認するようにしてください。

なお、いずれの商品も日本国内の正規販売店や取扱店の商品ページを参照しています。海外発のブランドは並行輸入品と正規流通品でサイズ表記や素材の記載が微妙に異なる場合があるため、購入時にはショップの説明欄をよく確認することをおすすめします。

No.1
アシックス(asics) グリップソックス 3103A038
大手ブランドの安心感

アシックス(asics) グリップソックス 3103A038

参考価格1,799円

大手スポーツブランド・アシックスのグリップソックス。足裏のQU-GRIP(滑り止め)と、肌側の割繊糸によるダブルのグリップ構造で、パワーロスの軽減を狙った設計とされています。日本製。

こんな人にまず1足、実績あるブランドのグリップソックスを試してみたい人
品番3103A038
素材ポリエステル、ポリウレタン、その他
サイズS(23-25cm)/M(25-27cm)/L(27-29cm)
カラーパフォーマンスブラック/ブリリアントホワイト/アシックスブルー
生産国日本製
グリップ機能足裏QU-GRIP+アーチサポート

ここが良い

  • 足裏のQU-GRIPと肌側の割繊糸によるダブル構造で、グリップ力を重視した設計とされる
  • 日本製で、大手ブランドならではの品質面の安心感がある
  • 3色展開でユニセックスに使いやすい

注意点

  • 商品ページ上はサッカー・フットサル向けとして案内されており、バスケ専用モデルではない
  • サイズ・カラーによっては売り切れが出やすい
No.2
GEARXPro(ギアエックスプロ) SOXPro CLASSIC グリップソックス
足裏全面グリップの定番モデル

GEARXPro(ギアエックスプロ) SOXPro CLASSIC グリップソックス

参考価格2,970円

イタリア発、国内外のプロサッカー・ラグビー選手にも愛用者が多いとされる定番グリップソックス。足裏全体に「グリップインテクノロジー」を採用し、踵まで滑り止めが行き渡る設計とされています。

こんな人にジャンプの着地や切り返しが多く、踵まわりのズレが気になる人
ブランドGEARXPRO(イタリア)
素材ポリエステル、ポリウレタン、その他
サイズS(22.5-25.0cm)/M(25.5-29.5cm)/L(30.0-36.0cm)
特徴グリップインテクノロジー(足裏全面〜踵)
生地パイル地コットンフット
原産国イタリア

ここが良い

  • 足裏だけでなく踵までグリップが行き渡る設計で、縦方向の動きのズレも抑えやすいとされる
  • パイル地のコットンフット仕様で、着地時の衝撃をやわらげやすいとされる
  • 国内外のプロ選手が着用してきた実績のあるモデル

注意点

  • 4本の中では価格がやや高め
  • カラー・サイズ展開は在庫状況により選べる色が限られることがある
No.3
ニューバランス(new balance) 5本指グリップソックス LAS45682
5本指で足指の踏ん張りをサポート

ニューバランス(new balance) 5本指グリップソックス LAS45682

参考価格2,574円

プレイヤーの要望を取り入れて開発されたというフットボールソックス。底面のシリコングリップと立体的な編み込み構造で、指先を自由に動かしやすいフィット感を狙った設計とされています。

こんな人に足指をしっかり使ってボールコントロールや踏ん張りを意識したい人
サイズS(21-23cm)/M(23-25cm)/L(25-27cm)/XL(27-29cm)
カラーブラック/ネイビー/レッド/ロイヤルブルー/ホワイト
素材ポリエステル、綿、その他
グリップ底面シリコングリップ
特徴5本指設計・インステップ部メッシュ

ここが良い

  • 5本指設計で足指が動かしやすく、踏ん張りが利きやすいとされる
  • つま先部に強度の高い糸を使用し、耐摩耗性を高めているとされる
  • インステップ部のメッシュで蒸れを逃しやすい構造

注意点

  • 5本指ソックスに慣れていないと、履き心地に違和感を覚える場合がある
  • 足の形によっては指の股の部分にゆとりの差を感じることがある
No.4
TAPEDESIGN(テープデザイン) CLASSIC グリップソックス
海外プロシーンで人気のブランド

TAPEDESIGN(テープデザイン) CLASSIC グリップソックス

参考価格2,530円〜

オーストリア発、世界の有名選手にも愛用者が多いとされる人気ブランド。ラバースタッズと呼ばれる滑り止めを足裏に厚めに配置し、体重をかけることでインソールにしっかり密着する設計とされています。

こんな人にカラー展開の豊富さやフィット感の伸縮性を重視したい人
サイズONESIZE(24.5-30.5cm)
素材ナイロン、コットン、エラスタン、ポリエステル
カラー全17色展開(在庫により変動)
特徴ラバースタッズ配置・伸縮性の高いワンサイズ設計
ブランド発祥オーストリア

ここが良い

  • ワンサイズ(24.5〜30.5cm)で幅広い足のサイズに対応しやすい
  • カラー展開が豊富で、ユニフォームやシューズに合わせて選びやすい
  • 伸縮性が高く、フィット感を重視した設計とされる

注意点

  • ワンサイズ展開のため、足のサイズによってはジャストフィット感に個人差が出ることがある
  • 人気色・人気サイズは早期に売り切れることがある

■ スペック比較表

商品アシックス(asics) グリップソックス 3103A038アシックス(asics) グリップソックス 3103A0…GEARXPro(ギアエックスプロ) SOXPro CLASSIC グリップソックスGEARXPro(ギアエックスプロ) SOXPro CL…ニューバランス(new balance) 5本指グリップソックス LAS45682ニューバランス(new balance) 5本指グリップ…TAPEDESIGN(テープデザイン) CLASSIC グリップソックスTAPEDESIGN(テープデザイン) CLASSIC …
参考価格1,799円2,970円2,574円2,530円〜
品番3103A038
素材ポリエステル、ポリウレタン、その他ポリエステル、ポリウレタン、その他ポリエステル、綿、その他ナイロン、コットン、エラスタン、ポリエステル
サイズS(23-25cm)/M(25-27cm)/L(27-29cm)S(22.5-25.0cm)/M(25.5-29.5cm)/L(30.0-36.0cm)S(21-23cm)/M(23-25cm)/L(25-27cm)/XL(27-29cm)ONESIZE(24.5-30.5cm)
カラーパフォーマンスブラック/ブリリアントホワイト/アシックスブルーブラック/ネイビー/レッド/ロイヤルブルー/ホワイト全17色展開(在庫により変動)
生産国日本製
グリップ機能足裏QU-GRIP+アーチサポート
ブランドGEARXPRO(イタリア)
特徴グリップインテクノロジー(足裏全面〜踵)5本指設計・インステップ部メッシュラバースタッズ配置・伸縮性の高いワンサイズ設計
生地パイル地コットンフット
原産国イタリア
グリップ底面シリコングリップ
ブランド発祥オーストリア

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

グリップソックスは地味だが見落とされがちな装備

バスケットボールを始めたばかりの頃、道具として真っ先に意識するのはシューズやボールで、靴下まで気を配っている人は多くありません。とりあえず家にある普通の靴下や、セール品の適当なソックスで練習に参加している人も珍しくないでしょう。ですが、バスケットボールはジャンプの着地、急な切り返し、ディフェンスでのサイドステップなど、足裏に強い力がかかる動作が繰り返される競技です。シューズの中で靴下がわずかにズレるだけでも、足の踏ん張りが利きにくくなったり、気になって集中力が削がれたりすることがあります。

グリップソックスと呼ばれる靴下は、もともとこうした「シューズの中で足がズレる」という問題に対応するために作られたスポーツ用品の一分野です。足裏にゴムや樹脂によるすべり止めの加工が施されており、靴下自体がシューズのインソールに密着しやすくなるように設計されています。サッカーやフットサルの分野で先に広まった経緯があり、現在ではバスケットボールでも使う選手が増えてきたと言われています。

ただし、この記事では「グリップソックスを履けば必ずパフォーマンスが上がる」という書き方はしません。ズレの感じ方や恩恵の大きさには個人差があり、シューズとの組み合わせやプレースタイルによっても変わってくるためです。その代わり、商品ページによく登場する用語を一つずつ整理しながら、初めてグリップソックスを選ぶ人がどこを基準にすればいいのかを、できるだけ具体的に説明していきます。

なお、グリップソックスには足首までの短いショート丈から、ふくらはぎ近くまで覆うミドル丈、5本指タイプまで、さまざまな種類があります。この記事では主に、バスケットボールの練習や試合でシューズの下に履く一般的なグリップソックスを対象にしています。足首や膝のサポーターのような、関節そのものを保護する目的のアイテムとは役割が異なるため、その点は最初に押さえておいてください。

通販サイトで探す場合、商品ページには「グリップソックス」「滑り止めソックス」「アンチスリップソックス」といった似た呼び方が並び、どれも同じもののように見えるかもしれません。ですが、メーカーやブランドによってグリップの配置場所や素材、生地の厚みの狙いが違い、価格帯も1,500円前後から3,000円を超えるものまで幅があります。次の章から、この違いを順番に見ていきます。

グリップソックスを試したことがある人からは、「シューズの中で足がしっかり固定されている感覚がある」「切り返しのときに踏ん張りが利きやすくなった気がする」といった声が聞かれることもあります。ただし、こうした感覚は個人差が大きく、シューズとの相性やプレースタイルによっても変わってくるため、この記事では断定的な書き方を避けています。

また、グリップソックスは決して高価な道具ではありません。1足1,500円前後から購入でき、シューズやウェアと違って消耗品として気軽に買い替えられる価格帯です。だからこそ、まずは特徴を知らないまま「なんとなく安いもの」を選んでしまいがちな道具でもあります。仕組みを理解したうえで選ぶことは、決して大げさな投資ではなく、日々の練習を少し快適にするための小さな工夫だと捉えてみてください。

実際にグリップソックスを取り入れているチームや選手の中には、シューズの色やデザインだけでなく、ソックスのグリップ性能まで含めてギアを選んでいるケースもあると言われています。トッププレイヤーが使っているから自分にも同じ効果があるとは限りませんが、道具へのこだわりの一つとして参考にする分には良い情報源になるかもしれません。

この記事のスタンス

効果については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。ズレの感じ方や恩恵には個人差が大きく、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であればシューズとの相性を確認したうえで選ぶことをおすすめします。

そもそもグリップソックスとは何か — 仕組みを整理する

グリップソックスの多くは、足裏の生地の上にゴムや樹脂の突起、あるいはシリコン加工を施すことで、床やシューズのインソールとの間の摩擦を高める構造になっています。商品ページでは「グリップ」「アンチスリップ」「滑り止め」といった言葉で紹介されていることが多く、配置される範囲や素材はブランドによってさまざまです。

素材として使われることが多いのはPVC(塩化ビニル樹脂)やシリコンで、いずれも柔らかく、ある程度の耐久性と滑り止め効果を両立しやすい素材とされています。足裏全体に薄く配置されているタイプもあれば、指の付け根やかかとなど、特に力がかかりやすい部分だけに集中して配置されているタイプもあります。

もう一つ見落とされがちなのが、足首まわりの加工です。多くのグリップソックスは、足首の部分にシリコン素材のラインや帯状の加工が施されており、これがソックス自体のズレを防ぐ役割を果たしているとされています。足裏の滑り止めがシューズとの摩擦を高める役割だとすれば、足首のシリコン加工はソックスが足からズレ落ちるのを防ぐ役割、と分けて考えると理解しやすくなります。

なお、グリップソックスという言葉から連想しやすい「着圧(コンプレッション)」機能とは、本来は別の話です。着圧ソックスは血流や筋肉のサポートを目的とした締め付けを重視した設計であるのに対し、グリップソックスはあくまで滑り止めを主目的とした設計です。商品によっては両方の機能を兼ね備えているものもありますが、この記事では滑り止め機能を中心に見ていきます。

グリップソックスという呼び方のほかに、「アンチスリップソックス」「ノンスリップソックス」と表記されている商品もあります。これらは基本的に同じジャンルの商品を指していることが多いですが、商品によっては着圧機能や5本指仕様など、追加の特徴を組み合わせているものもあります。商品名だけで判断せず、素材やグリップの配置といった具体的な仕様を確認する習慣をつけておくと安心です。

グリップソックスの中には、土踏まずの部分をアーチサポート構造にしている商品もあります。これは足裏のアーチ(土踏まず)を支えることで、長時間の運動による疲労を軽減する狙いがあるとされる機能です。グリップ機能とは別の話ですが、あわせて搭載されていることが多いため、商品ページの説明を読むときは、グリップに関する記述とアーチサポートに関する記述を混同しないよう注意してください。

グリップの素材として使われるPVCとシリコンにも、それぞれ特徴があるとされています。PVCは硬さと柔らかさのバランスが取りやすく量産しやすいため、コストを抑えやすいという特徴があるとされる一方、シリコンはより柔らかく足裏へのフィット感を重視した商品に使われる傾向があるとされています。商品ページの素材欄まで細かく比較する人は多くありませんが、価格差の理由の一つとして知っておくと納得感を持って選びやすくなります。

足裏のグリップ

かかとや指の付け根など、力がかかりやすい部分にゴムや樹脂の突起、シリコン加工が施され、シューズのインソールとの摩擦を高める役割があるとされています。

足首のシリコン加工

足首部分に配置された滑り止め加工で、ソックス自体が足からズレ落ちるのを防ぐ役割があるとされ、テーピングの代わりになるとされる商品もあります。

生地の厚み・編み方

土踏まずやかかとの部分だけ厚く編んだ「サポート編み」の商品もあり、クッション性や耐久性に関わってきます。

バスケットボールでソックスがズレやすい理由

グリップソックスの必要性を考えるうえで、まずバスケットボールという競技の動きの特徴を整理しておきます。バスケットボールは、他の球技と比べてもジャンプの着地や急な方向転換の頻度が高い競技です。こうした動作の繰り返しが、シューズの中で靴下がズレる主な原因になっているとされています。

ジャンプの着地時には、体重の何倍もの力が一瞬にして足裏にかかると言われています。この着地の衝撃で足がシューズの中でわずかに前後に動き、それに伴って靴下もインソールの上で滑ることがあります。ディフェンスのサイドステップや、オフェンスでのカッティング動作のように、左右方向への切り返しが多いことも、靴下がズレる要因の一つとされています。

また、バスケットボールは屋内の体育館で行われることが多く、激しい運動によって大量の汗をかく競技でもあります。汗で足が湿ると、靴下と足の間、靴下とインソールの間、どちらの摩擦も低下しやすくなるとされ、ズレがさらに起きやすくなる場合があります。特に夏場や、長時間の練習・試合の後半にズレを感じやすいと言われるのは、こうした汗の影響も関係していると考えられます。

こうした動きの中でソックスがズレると、直接的にはプレー中の違和感につながりますが、間接的な影響もあります。靴下がズレていることが気になって集中力が途切れたり、無意識に足の踏ん張り方を変えてしまい、フォームが崩れたりすることもあると言われています。グリップソックスは、こうした「地味だが積み重なると気になる」ズレを軽減する目的の道具、と捉えると分かりやすいかもしれません。

ポジション別に見ても、ズレの感じ方には違いがあると言われています。ゴール下でジャンプとリバウンド争いを繰り返すセンターやパワーフォワードは着地の衝撃によるズレを、コート全体を素早く動き回るガードやウイングは切り返し動作によるズレを、それぞれ感じやすい傾向があるとされています。自分のポジションや得意なプレーを振り返りながら、どのタイミングでズレを感じやすいかを考えてみると、グリップソックスを選ぶ基準がより明確になります。

こうした要因は複合的に重なることも多く、「ジャンプの着地で足がズレて、その状態のまま次のカッティング動作に入ってしまう」というように、一つのズレが次のプレーにも影響することがあります。グリップソックスは、この最初のズレを軽減することで、一連の動作全体の安定感につなげようとする道具だと考えると理解しやすいかもしれません。

ちなみに、屋外のアスファルトコートと屋内の体育館の床とでは、そもそもの摩擦係数が異なるとされています。屋内の体育館の床は比較的滑りやすく作られていることが多く、シューズ自体のグリップ力に依存する部分が大きくなります。屋外中心でプレーする人よりも、屋内の体育館でプレーする機会が多い人の方が、シューズとソックスの両方でグリップを意識する必要性が高いとも考えられます。

グリップソックスの選び方 — 見るべき4つのポイント

グリップソックスの商品ページには、グリップの配置、丈の長さ、素材の厚み、サイズ展開など、さまざまな情報が並んでいます。すべてを一度に比較する必要はありませんが、初めて選ぶ場合はこの4つのポイントを押さえておくと、数ある商品を比較しやすくなります。

まず意識したいのは「グリップがどこに配置されているか」です。足裏全体に配置されているタイプは、まんべんなく滑り止め効果を狙った設計とされ、指の付け根やかかとに集中しているタイプは、特定の動作でのズレを重点的に抑える狙いがあるとされています。バスケットボールのようにジャンプの着地と切り返しの両方が多い競技では、足裏全体をカバーするタイプの方が使いやすいと感じる人が多いとされています。

丈の長さについても、バスケットボールというシチュエーションならではの事情があります。試合中にレフェリーからソックスの色や丈の規定を求められるチームもあれば、見た目の統一感を重視してユニフォームと合わせた丈を選ぶチームもあります。個人で練習用に選ぶ場合は、まずローカットかミドル丈のどちらか好みの丈から試してみて、慣れてきたら別の丈も試してみるという選び方でも十分です。

これら4つのポイントは、それぞれ独立しているわけではなく、組み合わせで考えることが大切です。たとえば足裏全体をカバーする厚手のグリップソックスは、クッション性とグリップ力の両方を重視した設計になっていることが多く、逆に薄手でグリップ範囲が限定的なタイプは、蒸れにくさや動きやすさを優先した設計になっていることが多いとされています。自分がどちらを優先したいかを考えながら選ぶと、商品ページの情報を読み解きやすくなります。

ちなみに、グリップの利きやすさは新品の状態が最も高く、使用とともに少しずつ低下していくとされています。「前は感じられたグリップ力が最近弱くなった気がする」という場合は、サイズやブランドの問題ではなく、単純に使用による摩耗が原因であることも多いです。この点は後述するお手入れ・買い替えの章でも触れています。

グリップの配置範囲

足裏全体をカバーするタイプか、かかとや指の付け根など一部に集中しているタイプかで、体感できるズレ防止効果の範囲が変わるとされています。

丈の長さ

くるぶし丈のローカットは、シューズを履くとほとんど見えず見た目もすっきりしますが、ミドル丈以上は足首まわりの安定感を重視したい人に向いているとされています。

生地の厚み・クッション性

厚手の生地は着地の衝撃をやわらげやすいとされる一方、蒸れやすくなる場合もあり、季節や好みに応じた使い分けが必要です。

サイズ・フィット感

ゆるすぎるとグリップの効果が発揮されにくく、きつすぎると血流や動きを妨げる可能性があるため、足のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。

サイズの選び方と履き方の3ステップ

グリップソックスは、正しいサイズで正しく履かないと、本来の滑り止め効果を発揮しにくいと言われています。ここでは、選ぶときと履くときに意識したい3つのステップを整理しました。

グリップソックスのサイズ選びで意外と見落とされがちなのが、普段のシューズのサイズとグリップソックスのサイズ表記が必ずしも一致しないという点です。シューズはメーカーごとに足入れの感覚が異なりますが、グリップソックスのサイズはあくまで足そのものの長さを基準にしていることが多いため、シューズのサイズだけで判断すると、大きすぎたり小さすぎたりすることがあります。

また、グリップソックスは伸縮性の高い生地で作られていることが多く、多少サイズが合わなくてもなんとなく履けてしまいます。ですが、大きすぎるサイズだとかかとの位置がずれやすく、せっかくのグリップ加工が本来の位置からずれてしまうことがあります。逆に小さすぎるサイズは、着圧が強くなりすぎて長時間の着用で疲れを感じやすくなる場合もあるため、できるだけ足長に近いサイズを選ぶことをおすすめします。

なお、グリップソックスを履く際は、靴下の下にストッキングやアンダーソックスを重ねて履くことはおすすめしません。足裏の生地が二重になることで、グリップ加工とシューズのインソールの間に別の生地が挟まる形になり、本来のグリップ効果が発揮されにくくなるとされているためです。特別な事情がない限り、グリップソックスは単体で履くことを前提に設計されています。

履き方のステップに加えて、グリップソックスを複数枚持っておくことにも意味があります。1枚しか持っていないと、洗濯中に使えるソックスがなくなってしまい、結局グリップ機能のない普通の靴下で練習することになりがちです。最低でも2〜3枚をローテーションしておくと、常にグリップの効いた状態で練習に臨みやすくなります。

  1. 1足のサイズをセンチ単位で確認する。多くのグリップソックスはS/M/Lや22-24cmのようにセンチ表記のサイズ展開になっています。普段履いているシューズのサイズではなく、実際の足長(かかとからつま先までの長さ)を目安に選ぶと失敗しにくくなります。
  2. 2シューズを履く前に、シワが寄らないようしっかり伸ばして履く。グリップソックスは足裏に密着させることで効果を発揮する構造のため、生地がたるんだりシワが寄ったりした状態で履くと、グリップが均一に働きにくくなるとされています。
  3. 3シューズを履いた後、かかとの位置を確認する。ソックスのかかと部分と自分のかかとの位置がずれていないかを確認してから紐を締めることで、グリップソックス本来のズレ防止効果を発揮しやすくなります。

サイズ表は商品ごとに必ず確認を

S/M/Lの表記はブランドによって対応するセンチ数が異なります。同じ「M」でも商品によっては1〜2cm程度の差があることも珍しくないため、購入前に商品ページのサイズ表で自分の足長と照らし合わせることをおすすめします。

お手入れ方法と買い替えの目安

グリップソックスは消耗品です。使っているうちにグリップ部分がすり減ったり、生地が伸びたりしてくるため、正しいお手入れと買い替えのタイミングを知っておくと、効果を長く保ちやすくなります。

洗濯するときは、洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れることをおすすめします。足裏のグリップ加工は、他の衣類と直接擦れ合うことで少しずつすり減っていくことがあるとされているためです。乾燥機の熱もグリップ素材の劣化を早める可能性があると言われているため、できるだけ自然乾燥で干すほうが長持ちしやすいとされています。

買い替えの目安としては、足裏のグリップ部分がつるつるとした手触りになってきたり、生地全体がヨレて伸びてきたりしたタイミングが一つの目安になります。使用頻度によって差はありますが、週数回のペースで練習する場合、半年から1年程度で交換を検討する人が多いとされています。「なんとなく前より滑る気がする」と感じたら、シューズではなくソックスの劣化が原因であることも珍しくありません。

また、複数枚をローテーションで使うのも一つの方法です。毎回同じ1足を履き続けるよりも、2〜3足を交代で使うことで、それぞれの生地やグリップ部分が休まる時間ができ、結果的に長持ちしやすくなるとされています。練習用と試合用で分けて使うという考え方も、道具を長く使ううえでは合理的です。

洗剤についても触れておきます。柔軟剤を多用すると、繊維がコーティングされてグリップ素材の粘着力が落ちやすくなるとも言われています。毎回避ける必要はありませんが、グリップソックスに関しては柔軟剤を控えめにする、あるいは使わない洗濯回を作るといった工夫をしている人もいるようです。

保管方法にも触れておきます。使用後に湿ったまま袋や靴箱にしまい込むと、雑菌の繁殖やグリップ素材の劣化につながりやすいとされています。練習後はできるだけ早めに洗濯するか、それが難しい場合は風通しの良い場所で一度乾かしてから収納する習慣をつけておくと、グリップソックスを清潔に長く使いやすくなります。

洗濯表示タグの確認も忘れずに行ってください。素材によっては手洗い推奨とされているものもあり、洗濯機の使用が生地の傷みを早める可能性があります。購入時に同梱されているタグや、商品ページの取り扱い注意事項に目を通しておくと、思わぬ劣化を防ぎやすくなります。

グリップソックスが向いている人・そうでもない人

ここまで見てきた内容を踏まえて、グリップソックスがどんな人に向いているか、あるいは無理に揃えなくても良さそうかを整理しておきます。

なお、グリップソックスを履いたからといって、シューズ自体のサイズが合っていない問題まで解決できるわけではありません。シューズが大きすぎる、あるいは小さすぎる場合は、グリップソックスを工夫する前に、まずシューズのサイズやひもの締め方を見直すことをおすすめします。グリップソックスは、あくまでシューズのサイズが合っている前提での「仕上げ」の役割だと考えると分かりやすいかもしれません。

最終的には、グリップソックスも数ある道具の一つに過ぎません。シューズ、インソール、テーピングなど、足元の安定感に関わる要素は他にもあります。グリップソックスだけで全てを解決しようとせず、自分のプレー環境全体を見渡しながら、必要なところに必要な道具を取り入れていくという考え方が、結果的に長く快適にプレーすることにつながります。

グリップソックスを取り入れるかどうか迷っている場合は、まず1足だけ試してみて、数回の練習でどう感じるかを確かめてみるのも一つの方法です。合わないと感じれば、他の道具に予算を回せばいいだけの話です。

向いていると考えられる人

ジャンプの着地や急な切り返しが多いポジションでプレーする人、シューズの中で足がズレる感覚を気にしたことがある人、練習量が多く靴下の消耗が早い人などは、グリップソックスの恩恵を感じやすいとされています。

無理に揃えなくても良いかもしれない人

週1回程度の軽い運動でバスケットボールを楽しんでいる人や、今のシューズと靴下の組み合わせで特に不満を感じていない人は、無理に買い替える必要はありません。まずは今の環境で違和感がないか確認してから検討しても遅くはありません。

よくある質問

Qグリップソックスは本当に効果がありますか?

A効果の感じ方には個人差があり、必ず効果があると断定できるものではありません。ただし、足裏のグリップ加工がシューズのインソールとの摩擦を高め、足首のシリコン加工がソックス自体のズレを防ぐ構造になっているため、シューズの中でのズレを軽減しやすいとされています。まずは1足試してみて、自分の感覚に合うか確認することをおすすめします。

Qサッカー用のグリップソックスをバスケで使っても大丈夫ですか?

A基本的な仕組みは共通しているため、サッカー用として販売されているグリップソックスをバスケットボールで使っても問題ないとされています。実際、この記事で紹介した商品の中にも、商品ページ上はサッカー・フットサル向けとして案内されているものが含まれています。丈の長さやサイズ感が自分のプレースタイルに合っているかを確認して選んでください。

Qグリップソックスのサイズはどう選べばいいですか?

A普段履いているシューズのサイズではなく、実際の足長(かかとからつま先までの長さ)を基準に選ぶことをおすすめします。S/M/Lの表記に対応するセンチ数はブランドによって異なるため、購入前に商品ページのサイズ表を必ず確認してください。

Q5本指タイプと通常タイプはどちらを選べばいいですか?

Aどちらが優れているというものではなく、好みや目的による部分が大きいです。5本指タイプは足指を個別に動かしやすく踏ん張りを意識しやすいとされる一方、履き慣れていないと違和感を覚える人もいます。通常タイプはシンプルで履き心地に癖が少なく、初めての1足として選びやすいとされています。

Q洗濯機で洗っても大丈夫ですか?

A洗濯ネットに入れれば、通常は洗濯機での洗濯が可能です。ただし、乾燥機の熱や柔軟剤の多用はグリップ素材の劣化を早める可能性があるとされているため、できるだけ自然乾燥にする、柔軟剤を控えめにするといった工夫をしておくと長持ちしやすくなります。

Qどのくらいの頻度で買い替えるべきですか?

A使用頻度によって差がありますが、週数回のペースで練習する場合、半年から1年程度で交換を検討する人が多いとされています。足裏のグリップ部分がつるつるとした手触りになってきたり、生地全体がヨレてきたりしたら、買い替えのサインと考えてよいでしょう。

Qグリップソックスを履けば必ずシューズの中のズレはなくなりますか?

A必ずなくなるとは言い切れません。シューズ自体のサイズが合っていない場合や、ひもの締め方に問題がある場合は、グリップソックスだけでは根本的な解決にならないこともあります。グリップソックスは、シューズのサイズが合っている前提での「仕上げ」の役割と考え、まずはシューズ選びやフィッティングを見直すことも大切です。

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