子どものサッカーチームでコーチ役を頼まれた、自主練習用に道具を揃えたい、フットサルコートで目印になるものが欲しい——そんな理由でマーカーコーンを探し始めた人は多いと思います。ところが実際に通販サイトを開いてみると、似たような見た目の商品がずらりと並んでいて、枚数も10枚から60枚までバラバラ、収納袋が付いているものとそうでないものが混在し、色の展開もまちまちで、結局「一番安いもの」や「一番レビュー数が多いもの」を選んでしまう人も少なくありません。ですがマーカーコーンは、練習メニューの組みやすさや後片付けの手間、屋外での見やすさに直結する道具です。この記事では、枚数セットの考え方、収納バッグの有無が練習にどう影響するか、屋外での視認性をどう見極めるかを、専門用語を使わずに整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4点も比較しています。
この記事でわかること
- マーカーコーン選びは「とりあえず安いもの」で失敗しやすい
- そもそもマーカーコーンとは — カラーコーン・三角コーンとの違い
- 「枚数(セット数)」の読み方 — 何枚あれば練習メニューに困らないか
- 「収納バッグ・スタンドの有無」の読み方 — 片付けと持ち運びのしやすさ
- 「視認性・色」の読み方 — 屋外でどれだけ見やすいか
- 目的別に見る3タイプ
最終更新:
サッカー練習用マーカーコーンおすすめ4選
ここからは実際の候補です。前提として、これらを使えば必ず練習効率が上がる、という話ではありません。いずれも商品ページ上で枚数・付属品・素材が明記されているものを中心に、価格帯と特徴が異なる4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・色展開を確認してください。
4点を並べると、枚数・付属品・視認性という3つの観点で役割が分かれているのが分かります。YOLERは枚数を細かく選べる万能型、Dimovaはレビュー件数と実績で選びたい人向けの信頼重視型、aoakuaは色分けとコンパクトさを重視したフラット型、ケイララストアは枚数と価格のバランスを取ったコスパ重視型という位置づけです。
どれが合うかは、練習の規模と何を重視するかによって変わります。枚数を柔軟に選びたいなら1点目、口コミの実績を重視したいなら2点目、色分けした練習メニューを組みたいなら3点目、とにかく費用を抑えて枚数を確保したいなら4点目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。
価格だけで比べると、ケイララストアの50枚セットが最も手頃に見えるかもしれません。ただし、この商品は単色で収納袋の付属が明記されていない点は押さえておいてください。色分けを必要としない基本メニューであれば十分な選択肢ですが、チームで複数のコースを色分けして使いたい場合は、aoakuaやYOLERのような多色・付属品ありのモデルを検討することをおすすめします。
また、今回はいずれも枚数・素材・付属品が商品ページに明記されているものを選びましたが、マーカーコーン選びに正解は一つではありません。同じ枚数帯・同じ価格帯でも、メーカーによって素材の硬さや色の発色には違いがあります。可能であれば、所属するチームや練習仲間が実際に使っているコーンを見せてもらうと、自分の練習環境により合う商品が見つかりやすくなります。
■ スペック比較表
| 商品 | YOLER マーカーコーン カラーコーン 20枚/25枚… | Dimova 現役トレーナー監修 マーカーコーン 25枚… | e-shop aoakua フラットマーカー マーカーコ… | ケイララストア マーカーコーン 50枚セット ディスクマ… |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 1,490円〜2,290円(選ぶ枚数により変動) | 1,580円〜2,030円(選ぶ枚数により変動) | 1,600円 | 1,280円 |
| 選べる枚数 | 20枚/25枚/30枚/50枚/60枚 | 25枚/50枚 | — | — |
| 直径 | 約19cm(目安・最大) | — | 約15cm(厚さ約2mm) | 約18cm |
| 高さ | 約5cm | — | — | 約5cm(折りたたみ時) |
| 重量 | 約18g/枚(目安) | — | — | — |
| 素材 | PE(ポリエチレン) | PE(ポリエチレン) | TPE(熱可塑性エラストマー) | PE(ポリエチレン) |
| カラー | 5色 | 5色程度 | 赤・青・黄・緑・オレンジ・紫の6色 | イエロー(単色) |
| 付属品 | 収納袋・専用スタンド | 収納ボックス1個 | オリジナル収納袋 | — |
| レビュー評価 | — | 4.70(174件、掲載時点) | — | — |
| 枚数 | — | — | 12枚(6色×2枚) | 50枚 |
※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。
※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。
マーカーコーン選びは「とりあえず安いもの」で失敗しやすい
サッカーの自主練習を始めようとして、まずマーカーコーンを買おうとネット通販を開いたら、似たような商品がずらりと並んでいて、どれを選べばいいのか迷った経験はないでしょうか。枚数もバラバラ、収納袋が付いているものとそうでないもの、色の展開もさまざまで、結局「一番安いもの」や「一番上に表示されたもの」を選んでしまう人も少なくありません。
逆に言えば、枚数・収納・視認性という3つの観点さえ押さえておけば、マーカーコーン選びで大きく失敗することはほとんどありません。これは決して大げさな話ではなく、少年サッカーチームや部活動が使っているコーンが、たいてい「練習メニューに困らないだけの枚数」「収納袋や専用ケース付き」「遠くからでも見やすい色」という条件を満たしているのも同じ理由です。道具の特性を理解して選ぶことは、練習の質を上げるというより、練習の準備と片付けをスムーズにするための土台づくりに近いものだと考えてください。
この記事では「このマーカーコーンを使えば必ず上達する」というような書き方はしません。マーカーコーンはあくまで練習メニューを組むための補助的な道具であり、効果そのものはコーンの性能ではなく練習内容によって決まるものだからです。その代わり、商品ページに並ぶ「枚数」「収納」「素材」「色」といった項目がそれぞれ何を意味していて、目的別にどのあたりを目安にすればよいのかを、できるだけ具体的に説明していきます。
店頭のスポーツ用品店であれば、実際に商品を手に取って大きさや素材の硬さを確認できますが、ネット通販ではそうもいきません。写真と説明文だけを頼りに判断する必要があるため、枚数や付属品の記載を見落としたまま注文してしまい、「思ったより少なかった」「収納袋が付いていると思っていたのに別売りだった」と感じるケースも珍しくありません。数字と付属品の意味さえ分かってしまえば、店頭でもネットでも同じ基準で比較できるようになります。
なお、この記事で扱うのは主に屋外のグラウンドや河川敷、公園などで使うことを想定した円錐型・ディスク型のマーカーコーンです。体育館などフローリングの室内コートでは、床を傷つけにくい素材や滑り止め加工が施された室内専用のマーカーを使うケースもあります。購入前に、自分が主に練習する場所が屋外中心か屋内中心かを意識しておくと、商品ページの「対応コート」といった記載も読み取りやすくなります。
この記事のスタンス
商品ごとの特徴については「〜とされる」「〜と案内されている」という表現にとどめています。マーカーコーンの耐久性や視認性の感じ方には使用環境や個人差が大きく、断定できるものではないためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に商品ページの最新情報を確認することをおすすめします。
そもそもマーカーコーンとは — カラーコーン・三角コーンとの違い
マーカーコーンとは、サッカーやフットサルの練習で目印として地面に置く小型のコーンのことで、多くは高さ5〜20cm程度、直径15〜20cm程度のコンパクトなサイズで作られています。道路工事などで見かける大きな三角コーンや、駐車場のカラーコーンとは別物で、練習中に踏んでも壊れにくいよう柔らかいポリエチレン(PE)素材で作られているのが一般的です。
マーカーコーンは大きく分けて「円錐型(コーン型)」と「フラット型(ディスク型)」の2種類があります。円錐型は高さがあり、ドリブルでジグザグに避けながら進む練習や、障害物としてまたぐ・よけるといった立体的なメニューに向いているとされています。一方のフラット型は高さがほとんどなく、ボールが当たっても転がりを妨げにくいため、パスの目標地点やポジションの目印として使いやすいとされています。どちらが優れているというより、どんな練習メニューを想定しているかによって向き不向きが変わる関係です。
素材の面では、多くのマーカーコーンがPE(ポリエチレン)またはTPE(熱可塑性エラストマー)という、柔軟性のあるプラスチックで作られています。硬すぎる素材だと踏んだときに割れやすく、逆に柔らかすぎると屋外での強い風で飛ばされやすくなるため、メーカー各社は「踏んでも壊れにくく、それでいて型崩れしにくい」バランスを狙って設計しているとされています。商品ページに厚みや重量の記載がある場合は、目安として参考にするとよいでしょう。
サイズについては、直径15cm前後のコンパクトなものから、20cmを超えるやや大きめのものまで幅があります。数字が大きいほど遠くからでも視認しやすい一方、まとめて持ち運ぶときにややかさばる傾向があります。逆に小さめのモデルは携帯性に優れますが、風の強い日には多少軽く感じられることもあるため、屋外での使用が中心であれば重量や厚みの記載も合わせて確認しておくと安心です。
「枚数(セット数)」の読み方 — 何枚あれば練習メニューに困らないか
マーカーコーンの商品ページを見ると、10枚・12枚・20枚・50枚など、セットに含まれる枚数がさまざまに設定されています。何枚あれば十分かは、想定する練習メニューによって大きく変わるため、まずは自分がどんな練習をしたいかをイメージしてから枚数を決めるのがおすすめです。
個人の自主練習で、ドリブルのコース取りやターンの練習をする程度であれば、10〜20枚程度でも十分にメニューを組めます。コーン間をジグザグに走るドリブル練習や、1対1のミニゲームでコートの範囲を示す程度であれば、この枚数帯で困ることは少ないでしょう。
一方、チーム練習や少人数のグループ練習で、複数のコースを同時に用意したい場合や、コーンを使ったパス&コントロールのメニューを広く展開したい場合は、30〜50枚程度あると余裕を持って練習を組み立てやすくなります。特にジュニアチームの指導者を任された場合、選手一人ひとりに複数のコースを用意しようとすると、想像以上に枚数が必要になることも珍しくありません。
また、練習中にコーンが風で飛ばされたり、選手が誤って踏んで割ってしまったりすることも起こり得ます。ぴったりの枚数で購入すると、こうした不測の事態でメニューが成立しなくなることもあるため、想定する練習に必要な枚数より、少し余裕を持たせた枚数を選んでおくと安心です。目安として、想定枚数の1.2〜1.5倍程度をひとつの基準にするとよいでしょう。
商品によっては、20枚・30枚・50枚のように枚数を選べるバリエーション展開になっているものもあります。最初は少なめの枚数で試してみて、練習メニューが増えてきたら買い足すという考え方もできますが、同じ商品で枚数だけを追加購入できるとは限らないため、将来的に枚数を増やす可能性がある場合は、最初から選択肢の広い商品を選んでおくのも一つの方法です。
「収納バッグ・スタンドの有無」の読み方 — 片付けと持ち運びのしやすさ
マーカーコーンは1枚あたりは軽くて小さくても、20枚・50枚とまとまると意外にかさばり、練習後の片付けや車への積み込みが地味に手間になりがちです。この手間を左右するのが、収納バッグや専用スタンドが付属しているかどうかです。
収納袋が付属している商品であれば、練習が終わったあとコーンをまとめて袋に入れるだけで片付けが完了します。逆に収納袋が付属していない商品の場合、購入後に別途、巾着袋やメッシュバッグなどを自分で用意する必要が出てきます。商品ページの写真だけでは付属品が分かりにくいこともあるため、「セット内容」や「付属品」の欄を必ず確認しておくことをおすすめします。
専用スタンドが付属しているタイプは、コーンを地面に置くのではなく、串刺し状にまとめて立てた状態で運べるのが特徴です。練習前にスタンドからコーンを一枚ずつ取り出して配置し、練習後はまた同じスタンドに戻していくだけなので、地面にばらまかれたコーンを一枚ずつ拾い集める手間がかからず、片付けの時間を大きく短縮できるとされています。特に、限られた練習時間の中で準備や片付けに時間を取られたくない人には、スタンド付きのモデルが向いているといえます。
一方で、収納袋やスタンドが付属していない、よりシンプルな商品は、その分だけ本体価格が抑えられている傾向があります。すでに自宅にちょうどいい大きさの袋があるという人や、とにかく枚数を安く確保したいという人であれば、付属品なしのシンプルなモデルを選び、必要であれば別途収納用品を買い足すという選択も十分に合理的です。
持ち運びの観点では、車での移動が中心か、電車やバスなど公共交通機関を使うかによっても、選ぶべき収納スタイルは変わってきます。車移動が中心であればスタンド付きでかさばっても大きな問題にはなりませんが、電車移動が中心の場合は、コンパクトに折りたためる・薄く重ねられるタイプの収納袋付きモデルのほうが扱いやすいでしょう。
子どものチーム練習で使う場合
少年サッカーの練習では、保護者やコーチが交代でコーンの準備・片付けを担当することも多くあります。収納袋や専用スタンドが付いていると、誰が担当してもスムーズに片付けを終えられるため、チーム全体の負担軽減にもつながります。複数人でコーンを共有する場合は、付属品の有無を優先的に確認しておくとよいでしょう。
「視認性・色」の読み方 — 屋外でどれだけ見やすいか
屋外のグラウンドや河川敷でマーカーコーンを使う場合、意外と見落とされがちなのが色による視認性の違いです。芝生の緑や土のグラウンドの茶色に紛れてしまう色を選んでしまうと、選手がコーンの位置を瞬時に把握しづらくなり、練習の効率が下がってしまうこともあります。
一般的に、蛍光色に近い黄色やオレンジ、ピンクなどは、緑の芝生や茶色い土の上でも目立ちやすい色とされています。逆に、緑や茶色、濃い青といった色は、周囲の景色に溶け込みやすく、遠くからだと見落としやすい傾向があるといわれています。屋外での使用がメインであれば、こうした視認性の高い色を中心に選ぶことをおすすめします。
複数色がセットになっている商品を選ぶと、色ごとに役割を分けた練習メニューを組みやすくなるという利点もあります。たとえば「赤はスタート地点」「黄色はターン地点」「青はゴール地点」のように色分けしておけば、選手に口頭で細かく説明しなくても、視覚的にメニューの流れを伝えやすくなります。特に複数のグループに分かれて同時に練習する場合、色分けができると混乱を防ぎやすいでしょう。
一方で、単色のシンプルな商品にもメリットはあります。色分けを必要としない基本的なドリブル練習やアジリティトレーニングであれば、単色でも十分に役割を果たしますし、統一感のある見た目になるという声もあります。また、単色モデルは多色モデルに比べて価格が抑えられていることも多く、とにかく枚数を確保したい場合には選びやすい選択肢です。
天候や時間帯によっても見え方は変わります。曇りの日や夕方の薄暗い時間帯に練習することが多い場合は、より明るい色、できれば蛍光色に近いモデルを選んでおくと、視認性の低下を防ぎやすくなります。逆に、日中の明るい時間帯が中心であれば、色の選択肢にそこまで神経質になる必要はないかもしれません。
目的別に見る3タイプ
ここまで見てきた枚数・収納・視認性の組み合わせによって、市販のマーカーコーンはおおよそ3つのタイプに分けられます。すべての商品がきれいに当てはまるわけではありませんが、商品ページを見たときに「このマーカーコーンはどのタイプだろう」と判断する目安として使ってください。
自分がどのタイプに近いかを先に決めておくと、数ある商品ページを一つずつ読み込まなくても、枚数と付属品の記載を見た瞬間にある程度の当たりをつけられるようになります。個人の自主練習であれば「個人の自主練習向けタイプ」、チームでの指導を任されているなら「チーム練習・指導者向けタイプ」というように、まず自分の立場から逆算して探すと選びやすくなるはずです。
なお、実際にはこの3タイプの中間に位置する商品や、複数の特徴を併せ持つ商品も存在します。あくまで大まかな目安として捉え、最終的には枚数・収納・視認性という個別の項目を確認したうえで判断するようにしてください。
■ 個人の自主練習向けタイプ
10〜20枚程度のコンパクトなセットが中心です。持ち運びやすさを重視し、公園や河川敷での一人練習・親子練習に向いているとされています。収納袋が付属していれば、リュックに入れて気軽に持ち出しやすくなります。
■ チーム練習・指導者向けタイプ
30〜60枚程度の多めの枚数と、専用スタンドや大きめの収納袋を備えたタイプです。少年サッカーチームのコーチや、複数人での練習メニューを組む機会が多い人に向いているとされています。枚数を選べる展開になっている商品も、このタイプに含まれます。
■ コスパ重視・お試しタイプ
単色・シンプルな作りで、1枚あたりの価格を抑えたセットです。まずマーカーコーンを試してみたい人や、色分けを必要としない基本的な練習が中心の人に向いています。収納袋が付属しない場合もあるため、必要に応じて別途用意する前提で考えるとよいでしょう。
選び方の3ステップ
ここまでの知識を踏まえて、実際にマーカーコーンを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、似たような商品の中から迷わず候補を決めやすくなります。
- 1まず想定する練習メニューから必要な枚数を見積もる。個人練習なら10〜20枚、チーム練習や複数コースを用意したいなら30〜50枚程度を目安に、余裕を持たせた枚数で候補をリストアップします。
- 2収納袋やスタンドの有無を確認する。片付けや持ち運びの手間を減らしたいなら付属品ありのモデルを、価格を抑えたいなら付属品なしのシンプルなモデルも候補に入れます。
- 3使用する場所の環境に合わせて色を選ぶ。屋外の芝生や土のグラウンドが中心なら黄色・オレンジなど視認性の高い色を、色分けした練習メニューを組みたいなら複数色セットを選びます。
実際のサイズ感は写真だけでは分かりにくい
商品ページの写真だけでは、コーンの実際の大きさが分かりにくいことがあります。直径や高さの数値が記載されている場合は、身近にある物(ペットボトルのキャップやスマートフォンなど)と比較してイメージしてみると、届いたときの「思ったより小さかった・大きかった」という感覚のずれを防ぎやすくなります。
室内用・屋外用で分けるべきか
ここまで屋外での使用を前提に話を進めてきましたが、体育館などフローリングの室内コートで練習する機会がある人もいると思います。屋外用のマーカーコーンをそのまま室内に持ち込んでも使えないわけではありませんが、いくつか確認しておきたい点があります。
まず気をつけたいのが、床面へのキズです。屋外用のコーンは土や芝生の上で使われることを想定しているため、底面に多少ザラつきのある加工が施されている場合があります。体育館のフローリングでそのまま使うと、擦れて細かいキズをつけてしまう可能性があるため、施設によっては使用できるマーカーの種類を指定していることもあります。初めて利用する体育館では、事前にマーカーコーンの持ち込みが可能かどうかを確認しておくと安心です。
次に、色の見え方の違いです。屋外では緑の芝生や茶色い土との対比で視認性の高い色を選ぶのが基本でしたが、体育館の明るいフローリングやライトの下では、屋外ほど色によるコントラストの差が出ないこともあります。とはいえ、黄色やオレンジなど明るい色であれば屋内でも見やすい傾向は変わらないため、屋内外どちらでも使う予定があるなら、無難にこうした明るい色を選んでおくとよいでしょう。
逆に、屋外での使用が中心で、時折公園や河川敷など足場が不安定な場所でも使うという人は、多少の重みがあり風で飛ばされにくいタイプを選んでおくと安心です。商品ページに重量の記載がある場合は、目安として確認しておくとよいでしょう。屋内外どちらもカバーしたい場合は、無理に専用品を買い分けず、まずは屋外対応のスタンダードなモデルを1セット用意し、必要に応じて使い分けを検討する順番でも十分間に合います。
買ったあとに気をつけたいこと
マーカーコーンは買って終わりではなく、使っていくうちに劣化やメンテナンスが必要になる道具です。特に初めて購入する人が見落としがちな点をいくつか挙げておきます。
まず紫外線による劣化です。屋外で繰り返し使用するマーカーコーンは、直射日光を浴び続けることでプラスチック素材が徐々に硬化し、割れやすくなることがあるといわれています。練習後は日陰で乾かし、できるだけ日光の当たらない場所に保管する習慣をつけておくと、コーンを長持ちさせやすくなります。
次に、枚数の管理です。屋外の芝生や土の上では、コーンの色が周囲に紛れて回収し忘れることがあります。練習の最後に「使った枚数と回収した枚数が合っているか」を数える習慣をつけておくと、次回の練習で「あるはずのコーンが足りない」という事態を防ぎやすくなります。特にチームで共有している場合は、この確認を誰か一人の担当に決めておくと管理がスムーズです。
洗浄についても触れておきます。土のグラウンドで使った場合、コーンの表面に泥が付着することがあります。水洗いできる素材がほとんどですが、洗ったあとはしっかり乾かしてから収納袋に戻すようにしてください。濡れたまま袋に入れてしまうと、カビや臭いの原因になることがあります。
最後に、破損したコーンの扱いです。踏まれて割れてしまったり、ひび割れが目立つようになったコーンは、無理に使い続けず早めに買い替えることをおすすめします。破片が飛び散って選手がケガをする可能性もゼロではないため、練習前に簡単でよいので状態を確認する習慣をつけておくと安心です。
こうした細かなメンテナンスは、コーンそのものの性能とは別の話に思えるかもしれません。ですが、道具を大事に使う習慣は、結果的に練習の準備や片付けをスムーズにし、限られた練習時間をより多くプレーに充てることにもつながります。次にマーカーコーンを買い足す・買い替えるときの判断材料としても、こうした使用感は参考になるはずです。
よくある質問
Qマーカーコーンは何枚くらい用意すればいいですか?
A個人の自主練習であれば10〜20枚程度、チーム練習や複数コースを同時に用意したい場合は30〜50枚程度が目安とされています。練習中にコーンが飛ばされたり踏んで割れたりすることも考えられるため、想定する枚数より少し余裕を持たせて選んでおくと安心です。
Qマーカーコーンとカラーコーン・三角コーンの違いは何ですか?
A道路工事などで見かける大きな三角コーンや駐車場のカラーコーンとは別物で、マーカーコーンは練習中に踏んでも壊れにくいよう柔らかいポリエチレンなどの素材で作られた、高さ5〜20cm程度のコンパクトなコーンを指します。持ち運びやすさと安全性を重視した練習用の道具です。
Qフラットタイプと高さのあるタイプ、どちらを選べばいいですか?
Aドリブルでまたぐ・よけるといった立体的な練習メニューが中心なら高さのある円錐型が向いているとされています。一方、パスの目印やポジションの目印として使いたい場合や、ボールが当たっても転がりを妨げたくない場合は、高さのないフラット型が扱いやすいといわれています。両方を少量ずつ揃えておくと、練習メニューの幅を広げやすくなります。
Q収納バッグは必ず必要ですか?
A必須ではありませんが、あると片付けや持ち運びの手間を大きく減らせます。収納袋やスタンドが付属していない商品を選ぶ場合は、購入後に別途、巾着袋やメッシュバッグなどを用意しておくと、練習後の片付けがスムーズになります。
Q屋外で使う場合、どの色を選べばいいですか?
A緑の芝生や茶色い土の上でも目立ちやすい、黄色やオレンジ、ピンクといった蛍光色に近い色が視認性の高い色とされています。複数色がセットになっている商品であれば、色ごとに練習メニューの役割を分けやすいという利点もあります。
Q素材によって耐久性はどのくらい変わりますか?
A多くのマーカーコーンはPE(ポリエチレン)またはTPE(熱可塑性エラストマー)という柔軟性のある素材で作られており、踏んでも壊れにくいよう設計されているとされています。ただし、紫外線を浴び続けると徐々に硬化し割れやすくなることがあるといわれているため、使用後は日陰で保管する習慣をつけておくと長持ちしやすくなります。
Q子どもの練習用に選ぶ場合、何に気をつければいいですか?
A踏んでも壊れにくい柔らかい素材のものを選ぶことに加えて、視認性の高い色を選んでおくと、小さな子どもでもコーンの位置を把握しやすくなります。また、破損したコーンは破片でケガをする可能性もあるため、練習前にひび割れなどがないか簡単に確認する習慣をつけておくと安心です。
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