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テニス初心者の持ち物リスト|今日必要なもの・後回しでOKなもの

テニスを始める人向けに、初日から必要な持ち物と、しばらく買わなくていいものを優先順位つきで整理。予算別の目安や揃える順番、実際に候補になる用品4点もあわせて紹介します。

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スクールの体験レッスンが決まった、友人に誘われて公園コートに行くことになった——テニスを始めるきっかけは人それぞれですが、共通して最初にぶつかるのが「結局、何を買えばいいのか分からない」という悩みです。ネットで検索すると、ラケットからボール、シューズ、バッグ、ウェア、リストバンド、ダンパーまで、次から次へと「必要なもの」が出てきて、全部揃えようとすると数万円になってしまいます。かといって何も調べずに行くと、当日シューズが指定と違って入場できなかった、というような失敗もあります。この記事では、テニスを始めるときに本当に初日から必要なものと、しばらく様子を見てから買い足せばいいものを分けて整理しました。優先順位をつけて読めば、最初にかけるお金と時間を最小限にできます。

この記事でわかること

  • 「とりあえず何を買えばいいですか」に一言で答えられない理由
  • 買い物リストを作る前に確認したい3つの前提
  • 結論:「今日から」絶対に必要なのはこの3つだけ
  • 予算別:いくらまで見ておけばいいか
  • スクールに問い合わせる前に確認しておきたいこと
  • 揃える順番のステップ

最終更新:

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最初に揃えたい4点:カテゴリ別の実例

ここからは実際の候補です。ラケット・ボール・シューズという「初日の必須3点」に加えて、続けると決めたときの次の一歩として用意しやすいバッグも含めた4点を紹介します。いずれもメーカーの商品ページで仕様が確認できる、実在の商品です。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・サイズを確認してください。

4点を並べると、優先度がはっきり分かれているのが分かります。ラケット・ボール・シューズの3点は初日に必要なもの、バッグは続けると決めてから検討する次の1点、という位置づけです。合計金額は、初日に必要な3点だけなら1万2,000円前後、バッグまで含めても2万3,000円前後で、いずれも大手メーカーの入門モデルで揃えられる範囲に収まっています。

どれも「これさえあれば上達する」という性格のものではなく、あくまでテニスを始めるための最低限の道具です。実際に何回か練習してみて、続けられそうだと感じてから、グリップサイズやシューズのフィット感、ラケットの重さの好みを見直していく、という順番で問題ありません。最初から完璧な1本・1足を選ぼうとせず、まずは無理のない金額で始めることを優先してください。

価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新の在庫やサイズ展開を確認してください。特にシューズはサイズ選びが重要なので、可能であれば店頭で試し履きしてから通販で同サイズを注文する、という方法も検討する価値があります。

また、ここで紹介した4点はあくまで一例です。同じ価格帯・同じカテゴリでも、メーカーごとにフィット感や打感の作り方には違いがあります。可能であれば、スポーツ用品店の店頭で似たスペックのモデルを実際に手に取ったり、レンタルで試したりしてから、自分の感覚に近いものを選ぶと納得感が高まります。

No.1
ダンロップ FLASH 270(フラッシュ270)硬式テニスラケット [ガット張り上げ済] DS22107
最初の1本はこれで十分

ダンロップ FLASH 270(フラッシュ270)硬式テニスラケット [ガット張り上げ済] DS22107

参考価格4,980円

大手メーカー・ダンロップのエントリーモデル。100平方インチのスタンダードなフェイス面積と270gの軽量フレームで、振り抜きやすさを重視した設計です。ガット張り上げ済み・専用ケース付きで、届いたその日から練習を始められます。

こんな人にとにかく初期費用を抑えて、まず1本目のラケットを用意したい人
フェイス面積100平方インチ
全長27.0インチ
平均重量270g(フレームのみ、目安)
フレーム厚22.5mm(フラット形状)
ストリングパターン16×19
グリップサイズG2
素材アルミニウム・グラファイト

ここが良い

  • ガット張り上げ済みで届いたその日から練習を始められる
  • 270gと軽く振り抜きやすいため、運動経験が少ない人でも扱いやすいとされる
  • 5,000円を切る価格で、続くかどうか分からない段階でも試しやすい

注意点

  • アルミ素材を含むフレームのため、フルカーボンモデルに比べると打感や反発力は控えめとされる
  • カラー展開が限られており、選べる色は購入時点の在庫による
No.2
ダンロップ DUNLOP 硬式テニスボール ダンロップHD 1缶(4球) DHDA4TIN
まずは1缶あれば練習できる

ダンロップ DUNLOP 硬式テニスボール ダンロップHD 1缶(4球) DHDA4TIN

参考価格680円

国際テニス連盟(ITF)公認球で、耐久性を重視した練習用ボール。従来モデルからフェルトの配合と厚みを見直し、打球感の柔らかさとコントロールのしやすさを両立させたとされています。まずは1缶から試せる単位で販売されています。

こんな人にとりあえず素振りや壁打ちで感覚をつかみたい人、必要な分だけ少量から試したい人
内容量4球入り・1缶
カラーイエロー
素材フェルト(ウール・ナイロン・コットン)/コア:ゴム
規格国際テニス連盟(ITF)公認球
タイププレッシャーライズドテニスボール

ここが良い

  • ITF公認球で、スクールや大会と同じ規格の球で練習できる
  • 1缶(4球)単位で購入でき、まず試してみたい初心者でも手を出しやすい
  • 掲載時点でレビュー評価4.56(32件)と、練習用ボールとしての評判を確認しやすい

注意点

  • 缶の送料が別途かかる場合があり、まとめ買いの方が単価は下がる
  • 缶を開封すると気が抜け始めるため、保管が長くなるほど弾みは落ちるとされる
No.3
ヨネックス YONEX テニスシューズ パワークッションプロムーブクラシックGC SHTPG(オムニ・クレーコート用)
公営・スクールのコートに合わせやすい

ヨネックス YONEX テニスシューズ パワークッションプロムーブクラシックGC SHTPG(オムニ・クレーコート用)

参考価格6,776円

オムニコート・クレーコート向けに作られた、国内大手メーカー・ヨネックスの入門クラスモデル。テニス・ソフトテニス兼用として案内されており、初心者・コストパフォーマンス重視の1足として紹介されています。

こんな人に公営のオムニコートや砂入り人工芝コートで練習する予定の人
対応コートオムニコート・クレーコート用
サイズ展開22.0〜28.0cm
ワイズ(足幅)3E
カラー2色展開(ホワイト系2種)
用途テニス・ソフトテニス兼用

ここが良い

  • 日本の公営コートやスクールで主流のオムニ・クレーコートに合わせて作られている
  • 3E相当のワイズで、日本人の足幅に合わせやすいとされる
  • 掲載時点でレビュー評価4.57(7件)と、部活動での使用例も見られる

注意点

  • ハードコートでの使用は想定されておらず、施設のコート種別を事前に確認する必要がある
  • カラー展開は2色とシンプルで、見た目の選択肢は多くない
No.4
ヨネックス YONEX テニスバックパックB(ラケット2本用) BAG2408B
続けると決めたら検討したい1点

ヨネックス YONEX テニスバックパックB(ラケット2本用) BAG2408B

参考価格10,560円

ラケット2本を収納できる収納部屋と、シューズ用ポケット、500mlペットボトル用ポケットを備えたバックパックタイプのバッグ。続けると決めたあとの「次の1点」として選びやすいモデルです。

こんな人に週1回以上のペースで通うようになり、荷物をまとめて持ち運びたくなった人
サイズ32×27×48cm(目安)
容量30L
素材ポリエステル+PU
収納ラケット2本収納部屋・シューズポケット・500mlボトルポケット・貴重品ポケット
ファスナーYKK製
カラー3色展開

ここが良い

  • ラケット2本・シューズ・ボトルをまとめて収納でき、通いの荷物をひとまとめにできる
  • YKK製ファスナーなど、日常的に使う道具として細部の作りが確認できる
  • 掲載時点でレビュー評価5.00(5件)と、部活・レッスンでの使用例が見られる

注意点

  • 初日の必須品ではなく、ラケットやシューズより優先度は低い
  • 1万円台とバッグとしては相応の価格で、通う頻度が低いうちは急いで買う必要はない

■ スペック比較表

商品ダンロップ FLASH 270(フラッシュ270)硬式テニスラケット [ガット張り上げ済] DS22107ダンロップ FLASH 270(フラッシュ270)硬式テ…ダンロップ DUNLOP 硬式テニスボール ダンロップHD 1缶(4球) DHDA4TINダンロップ DUNLOP 硬式テニスボール ダンロップH…ヨネックス YONEX テニスシューズ パワークッションプロムーブクラシックGC SHTPG(オムニ・クレーコート用)ヨネックス YONEX テニスシューズ パワークッション…ヨネックス YONEX テニスバックパックB(ラケット2本用) BAG2408Bヨネックス YONEX テニスバックパックB(ラケット2…
参考価格4,980円680円6,776円10,560円
フェイス面積100平方インチ
全長27.0インチ
平均重量270g(フレームのみ、目安)
フレーム厚22.5mm(フラット形状)
ストリングパターン16×19
グリップサイズG2
素材アルミニウム・グラファイトフェルト(ウール・ナイロン・コットン)/コア:ゴムポリエステル+PU
内容量4球入り・1缶
カラーイエロー2色展開(ホワイト系2種)3色展開
規格国際テニス連盟(ITF)公認球
タイププレッシャーライズドテニスボール
対応コートオムニコート・クレーコート用
サイズ展開22.0〜28.0cm
ワイズ(足幅)3E
用途テニス・ソフトテニス兼用
サイズ32×27×48cm(目安)
容量30L
収納ラケット2本収納部屋・シューズポケット・500mlボトルポケット・貴重品ポケット
ファスナーYKK製

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

「とりあえず何を買えばいいですか」に一言で答えられない理由

テニスを始める人向けの持ち物リストは、検索するとたくさん出てきます。ただし、その多くは「テニスを続けている人が結果的に持っているもの」を並べただけのリストで、初日に必要なものと、半年後にあると便利なものが同じ並びで紹介されていることが少なくありません。これをそのまま真に受けて全部揃えようとすると、初期費用が想像以上に膨らみますし、続くかどうかまだ分からない段階でその出費は正直なところ重荷になります。

一方で、逆に情報を調べずに手ぶらに近い状態で最初のレッスンやコートに行ってしまうと、今度は別の問題が起きます。コートによってはソール(靴底)の指定があり、指定外のシューズだと入場を断られることがありますし、ラケットを忘れれば練習になりません。「最低限これだけは初日に必要」というラインと、「これは続けると決めてから考えればいい」というラインの間には、実ははっきりとした差があります。この記事は、そのラインをできるだけ具体的に引くことを目的にしています。

あらかじめお伝えしておくと、ここでの「初日」は硬式テニスのスクール体験や、貸しコートでの自主練習を想定しています。学校の部活動でソフトテニス(軟式)を始める場合は、顧問の先生や先輩から指定のラケットやウェアがある場合も多く、優先順位が学校ごとのルールに左右されます。まずは所属先の指示を確認したうえで、この記事は「自分で用品を選んで揃える」場面の参考にしてください。

また、この記事で紹介する優先順位はあくまで一般的な目安です。スクールによっては初回体験レッスンでラケットのレンタルを行っているところも多く、その場合はレンタルの範囲内で最初の1〜2回を過ごし、続けると決めてから購入するという進め方も十分に合理的です。逆に、レンタルがない教室や、友人と自主練習から始める場合は、この記事の「初日に必要なもの」を先に揃えておくと安心です。

なお、この記事で紹介する金額や商品はあくまで記事作成時点の参考情報です。テニス用品は季節や在庫状況によって価格が変動しやすく、モデルチェンジで型番が変わることもあります。金額そのものよりも「何を優先して買うか」という考え方の部分を持ち帰ってもらえれば、多少の価格変動があっても判断に困ることは少なくなるはずです。

この記事のスタンス

「これを買えば上達する」という書き方はしません。用品の効果には個人差があり、断定できるものではないためです。この記事はあくまで「最初に何を、どの順番で揃えるか」という買い物の優先順位に絞って整理しています。

買い物リストを作る前に確認したい3つの前提

持ち物を決める前に、確認しておくと後戻りが少なくなる前提が3つあります。これを飛ばしていきなり用品を買い始めると、「せっかく買ったのに使えなかった」という事態になりかねません。特にコートの種類とルールは、地域やスクールによって差が大きい部分です。

1つ目は「硬式か軟式(ソフトテニス)か」です。日本では中学・高校の部活動でソフトテニスが広く行われている一方、テニススクールや一般的な「テニスを始める」という文脈では硬式テニスを指すことがほとんどです。ラケットもボールも硬式用と軟式用では規格が異なり、買ってから気づいても流用できません。これから通う教室やチームがどちらを扱っているか、最初に確認してください。

2つ目は「主にどんなコートで練習するか」です。日本の一般向けテニスコートは、土の上に人工芝と砂を敷いた「オムニコート」や「砂入り人工芝コート」が主流で、公営コートやスクールの多くがこのタイプです。一方、大会や一部の施設では「ハードコート」も使われます。この違いはシューズ選びに直結し、コートに合わないソールのシューズは滑りやすく、施設によっては使用を断られることもあります。通う予定のコートがどちらのタイプか、事前に確認しておくと無駄な買い直しを防げます。

3つ目は「スクール入会か、自主練習か」です。スクールに入会する場合、体験レッスン時にラケットの無料貸し出しを行っている教室が多く、入会が決まってから購入を検討すれば十分です。逆に、レンタルの用意がない教室や、友人・家族と公園や貸しコートで自主練習を始める場合は、初日からラケットとボールが手元にある必要があります。この記事の優先順位は主に後者、つまり自分で一式を揃えて始めるケースを想定して組んでいますが、スクール入会組も「続けると決めたあと」の参考として読めます。

この3つの前提は、いずれも用品そのものではなく「用品を選ぶ前の環境確認」にあたります。地味な作業に感じるかもしれませんが、ここを飛ばして用品選びに進んでしまうと、規格違いのボールを買ってしまう、コートに合わないシューズで入場を断られる、といった遠回りにつながります。最初に数分かけて確認しておくだけで、そのあとの買い物がぐっとスムーズになります。

結論:「今日から」絶対に必要なのはこの3つだけ

先に結論を書いておきます。テニスを始める初日に必要なものは、突き詰めると「ラケット」「ボール」「シューズ」の3つだけです。ウェアは動きやすい普段の運動着で代用でき、バッグや小物類は後回しにしても練習自体には支障がありません。この3つさえ揃っていれば、あとの用品は続けながら少しずつ買い足していけば十分です。それぞれ、なぜ初日に必要なのかを整理します。

ラケット

これがなければテニスというスポーツ自体が成立しません。スクールでレンタルがある場合を除き、最優先で用意する必要があります。初心者向けにはフェイス面積100平方インチ前後・重量250〜280g程度のガット張り上げ済みモデルが選びやすいとされ、詳しい選び方は当サイトの別記事「初心者のテニスラケットの選び方」でも解説しています。

ボール

硬式テニスボールは消耗品で、練習中に弾みが悪くなったり、コートの外に飛んで紛失したりすることも珍しくありません。スクールの通常レッスンではコート備え付けのボールを使うことが多いですが、自主練習やレッスン以外での素振り・壁打ちには自分のボールが必要です。まずは1缶(4球程度)あれば初回は十分です。

シューズ

テニスコートの多くは、コートを傷めないよう専用のソールパターンを持つシューズを求めます。普段履いているランニングシューズやスニーカーでは、滑りやすかったり施設によっては使用不可とされたりすることがあります。コートの種類(オムニ・クレー用かハードコート用か)に合ったモデルを、初回までに用意しておくと安心です。

予算別:いくらまで見ておけばいいか

テニスは他のスポーツと比べて初期費用の相場が分かりにくいと感じる人も多いはずです。ここでは、どのくらいの金額をかけると内容にどんな差が出るのかを3つのパターンに分けて整理しました。自分がどのラインを目指すかの参考にしてください。

節約重視パターンの目安は1万5,000円前後です。ガット張り上げ済みの入門用ラケットが5,000円前後、ボール1缶が1,000円程度、初心者向けのエントリーシューズが6,000円台という組み合わせで、いずれも大手メーカーの正規品の中で価格を抑えたモデルを選べば十分に実用的です。ウェアは手持ちの運動着で代用し、バッグや小物類は見送ります。とにかく試してみたい人、続くかどうかまだ分からない人には、このラインから始めることをおすすめします。

標準パターンの目安は2万円〜2万5,000円前後です。節約重視パターンの3点に加えて、ボールを2〜3缶用意しておく、グリップテープの予備を1〜2個買っておく、練習用のタオルや飲料ボトルを揃えるといった、消耗品まわりを最初から準備しておく組み合わせです。週1回程度のペースで数か月続けることを想定しているなら、このあたりが現実的で無理のない金額感になります。

こだわりパターンの目安は3万円以上です。ラケット・ボール・シューズに加えてバッグまで最初から揃え、シューズもクッション性や耐久性を重視したワンランク上のモデルを選ぶなど、通いやすさや快適さを重視した組み合わせになります。すでに「継続する」という意思が固まっている人や、部活動・サークルなど週に複数回通う予定がある人には、この段階から準備しておいても無駄にはなりにくいでしょう。予算に余裕があるからといって、いきなり上級者向けの高価なラケットに手を伸ばす必要はなく、あくまで入門クラスの中でグレードを上げる、という考え方にとどめておくのが無難です。

どのパターンが正解ということはありません。大事なのは、今の自分がどのくらいの本気度でテニスに向き合おうとしているかを、金額という形で一度言語化してみることです。節約重視から始めて、続けられそうだと分かった時点で標準・こだわりパターンの内容を買い足していく、という進め方でまったく問題ありません。

なお、ここで挙げた金額はいずれもラケット・ボール・シューズという初日の必須3点を大手メーカーの入門モデルで揃えた場合の目安です。フリマアプリや中古スポーツ用品店を活用すればさらに抑えられる場合もありますが、中古のラケットはガットの劣化状態が分かりにくいという注意点もあります。中古を検討する場合は、状態をよく確認したうえで判断してください。

スクールに問い合わせる前に確認しておきたいこと

用品選びと並んで見落とされがちなのが、通う予定のスクールや施設に事前に確認しておきたい項目です。用品を先に揃えてから「そもそも対応していなかった」と気づくと、二度手間になったり、買い直しの出費が発生したりします。契約や購入の前に、いくつか質問しておくと安心です。

まず確認したいのは、ラケットのレンタルの有無と条件です。体験レッスン1回のみ無料で借りられるのか、入会後も一定期間は借り続けられるのか、教室によって扱いはさまざまです。レンタルの範囲が広ければ、購入のタイミングを「続けると決めてから」まで先延ばしにできるため、最初に問い合わせておく価値があります。

次に、使用するコートの種類とシューズの指定です。オムニコート・クレーコート・砂入り人工芝コート・ハードコートのどれを主に使うかによって、必要なシューズのソールが変わります。施設によってはシューズの指定が厳しく、対応していないソールだと入場を断られることもあるため、通う予定の施設名で検索するか、直接問い合わせて確認しておくと、シューズの買い直しを防げます。

最後に、月謝以外にかかる費用の総額も確認しておきたいポイントです。入会金、施設利用料、レッスン中に使うボールの費用負担、コート利用料が別途かかるかどうかなど、教室によって内訳はさまざまです。用品の初期費用だけでなく、こうした継続的な費用も含めて全体像を把握しておくと、想定外の出費に慌てずに済みます。

これらの確認は、電話一本やウェブサイトの問い合わせフォームで済むことがほとんどです。「初めてで分からないことばかりなのですが」と正直に伝えれば、多くのスクールや施設は丁寧に説明してくれます。聞くこと自体を面倒に感じず、最初の一歩として気軽に問い合わせてみてください。

揃える順番のステップ

ここまでの内容を踏まえて、実際に何をいつ揃えればいいかを3段階のステップに整理しました。すべてを初日に揃える必要はなく、続ける意欲や頻度に応じて少しずつ買い足していくくらいがちょうどよいペースです。

  1. 1ステップ1(初日までに):ラケット・ボール・コートに合ったシューズの3点を用意する。予算の目安として、ガット張り上げ済みのエントリーラケットが5,000〜11,000円程度、ボール1缶が1,000円前後、初心者向けシューズが6,000〜8,000円程度で、3点合わせて1万5,000円前後から揃えられます。動きやすい普段の運動着があれば、この時点で練習は始められます。
  2. 2ステップ2(数回通ってみてから):練習を重ねると気になり始める消耗品を買い足す。グリップテープの予備、汗を拭くタオル、飲み物を入れるボトル、日差しの強い時期であれば帽子や日焼け対策用品などです。この段階ではまだ高額なものを買う必要はなく、数百円〜千円台の消耗品を少しずつ足していく程度で十分です。
  3. 3ステップ3(続けると決めてから):ラケットとシューズをまとめて運べるバッグ、振動を抑えるダンパー、リストバンドやヘッドバンドといった、なくても練習はできるが快適さを底上げする用品を検討する。特にバッグはラケット1〜2本と着替え・シューズがまとめて入るサイズを選ぶと、通いやすさがはっきり変わります。この段階まで来ると、テニスを続けるかどうかの見極めもある程度ついているはずです。

体験レッスンだけならレンタルの確認を先に

スクールの体験レッスンに1〜2回参加してみるだけであれば、まずは教室にラケットのレンタルがあるか問い合わせるのがおすすめです。レンタルがあれば、初期費用はシューズと動きやすい服装だけで済み、続ける意思が固まってからラケットを含めた用品を揃える方が無駄がありません。

後回しでいいもの・最初は買わなくていいもの

持ち物リストを検索すると必ずと言っていいほど登場するけれど、初日には不要なものもいくつかあります。ここを事前に知っておくと、初期費用を無駄に膨らませずに済みます。

まずラケットバッグです。専用バッグがなくても、ラケットは家から会場まで手で持って運べますし、リュックサックやスポーツバッグに入れて持ち運んでいる人も実際には少なくありません。バッグはラケット1本あたり数千円〜1万円以上するものもあり、優先度としては明らかに低い部類です。通う頻度が週1回を超えてきて、荷物をまとめたくなったタイミングで検討すれば十分間に合います。

振動止め(ダンパー)やリストバンド、ヘッドバンドといった小物類も同様です。打球音や手への振動の感じ方を調整するダンパーは、プレーの快適さに関わるとされますが、なくてもボールを打つこと自体には影響しません。リストバンドも汗をかきやすい季節に便利という程度で、必須ではないため、練習を重ねて「あった方が快適そうだ」と感じてから揃えれば遅くありません。

ガットの張り替えや、上位モデルのラケットへの買い替えも、初日に考える必要はまったくありません。市販の入門用ラケットは購入時点でガットが張られた状態(ガット張り上げ済み)で売られていることが多く、それをそのまま使えば数か月から1年程度は問題なく練習できます。ガットは消耗品で、使ううちに劣化や伸びが出てきますが、その判断は実際に打ってみて違和感を覚えてからで十分です。

専用のスポーツウェアも、最初から高機能なものを揃える必要はありません。動きやすく、吸汗性のあるTシャツやハーフパンツなど、普段の運動着で代用できます。スカートやワンピースタイプのテニスウェアは、慣れてきてから、あるいはモチベーションを上げたいタイミングで検討するくらいでちょうどよいでしょう。

日焼け対策やアームスリーブ、サングラスといった快適さを高める小物類も、季節や体質による部分が大きく、必須品には含めていません。屋外コートで長時間プレーする夏場であれば早めに検討する価値はありますが、それも「まず始めてみて、必要性を感じてから」で十分間に合います。最初から完璧な装備を目指すより、必要になったタイミングで一つずつ買い足していくほうが、無駄な出費を防げます。

まとめ買いセットには要注意

通販サイトには「初心者向け◯点セット」としてラケット・ボール・バッグ・グリップテープなどをまとめた商品もあります。価格だけを見るとお得に見えますが、セットの中身がメーカー不明の廉価品でまとめられているケースもあるため、内容をよく確認してから判断してください。個別に必要なものだけを大手メーカーの入門モデルで揃えたほうが、結果的に納得感の高い買い物になることもあります。

初めてのコートで知っておきたいこと

持ち物とは別に、初めてコートに立つ日に知っておくと戸惑わずに済むことがいくつかあります。用品の話ではありませんが、当日の安心感に直結する部分なので触れておきます。

公営のテニスコートの多くは、事前予約制か当日受付制かが施設によって異なります。人気の高い時間帯や週末は予約で埋まっていることも多いため、自主練習で行く場合は施設のホームページで予約状況や当日枠の有無を確認してから向かうと、現地で「コートが空いていない」という事態を避けられます。スクールの場合は運営側が確保しているため、この点は基本的に心配いりません。

複数人でコートを共有する場面では、隣のコートにボールが転がっていったときに一声かける、休憩中はコートの端に寄るなど、細かなマナーがあります。特別難しいものではなく、多くは他のプレーヤーの様子を見ていれば自然に分かる範囲ですが、初めての場では緊張して気づきにくいこともあります。分からないことがあれば、コートの受付スタッフやスクールのコーチに素直に聞いてしまうのが一番確実です。

万が一、忘れ物をしてしまった場合の対処も知っておくと安心です。スクールであれば、貸し出し用のラケットやシューズを予備で用意している教室もあるため、忘れ物に気づいた時点で早めに連絡すると対応してもらえることがあります。公営コートでの自主練習の場合は、近くにスポーツ用品店があるかどうかを事前に調べておくと、万が一のときにも慌てずに済みます。

水分補給や休憩のタイミングも、初めてのうちは意外と難しく感じるものです。夏場の屋外コートは想像以上に体力を消耗するため、飲み物は多めに用意し、少しでも疲れやめまいを感じたら早めに休憩を取るようにしてください。周りに合わせて無理をする必要はなく、自分の体調を最優先に考えて問題ありません。

サイズ・グリップなど、買うときに迷いやすいポイント

実際に商品ページを見比べていると、細かい仕様の違いにどう対応すればいいか迷う場面が出てきます。ここでは特に質問が多い3つのポイントを整理しておきます。

ラケットのグリップサイズは、多くの入門モデルでG2(日本規格の2号相当)が標準です。手が小さいと感じる場合は、購入後にグリップテープを厚めに巻くことである程度細く調整できますが、逆に太くする調整は難しいため、迷ったら標準のG2を選んでおくのが無難です。手のひらのサイズに極端な自覚がある場合は、店頭で実際に握って確認してから通販で注文する方法もあります。

シューズのサイズは、普段のスニーカーと同じサイズで問題ないことが多いですが、メーカーやモデルによって幅(ワイズ)の設計に差があります。甲高・幅広の足に合わせた3E相当のモデルもあれば、よりスリムな作りのモデルもあるため、商品ページのワイズ表記を確認し、不安な場合はワンサイズ上を選ぶか、返品・交換条件を確認したうえで購入すると安心です。

ボールは、開封すると徐々に空気が抜けて弾みが落ちていく消耗品です。最初のうちは1缶(4球)で十分ですが、練習頻度が週1回を超えるようになったら、まとめ買いのほうが1球あたりの単価が下がり、送料の負担も相対的に軽くなります。使わない分は缶にできるだけ入れたまま、直射日光や高温を避けて保管すると劣化を遅らせやすいとされています。

利き手についても一応触れておきます。ラケットのグリップは左右兼用の作りになっている製品がほとんどで、右利き用・左利き用で商品が分かれているわけではありません。握り方(グリップの握る角度)を変えることで対応するため、左利きだからといって特別な商品を探す必要はなく、通常のラケットをそのまま選んで問題ありません。

揃えたあとの最初の1か月にやっておきたいこと

道具を一通り揃えたら、次に気にしておきたいのは「継続していくための小さな習慣」です。高価なものを買い足す必要はありませんが、いくつか知っておくと安心なポイントがあります。

まず、ラケットのグリップテープは消耗品です。購入時に巻かれているテープは、汗や摩擦で徐々に劣化し、握ったときに滑りやすくなります。滑りが気になり始めたら、上からオーバーグリップを巻き足すだけで改善することが多く、数百円程度で購入できます。最初の1か月で違和感を覚えたら、道具のせいではなくテープの劣化を疑ってみてください。

シューズは、コートの種類に合ったソールを選んでいても、練習を重ねるとソールの溝がすり減っていきます。すり減ったまま使い続けると滑りやすくなり、思わぬケガにつながることもあります。目安として、週1回程度の練習であれば数か月から半年程度で摩耗が気になり始める人が多いとされ、ソールの溝が浅くなってきたと感じたら買い替えを検討してください。

ボールについては、練習のたびに紛失しやすいことも覚えておくとよいでしょう。特に自主練習や壁打ちでは、思わぬ方向にボールが飛んでいくことも多く、気づくと数が減っていることがあります。あらかじめ多めに用意しておくか、予備の1缶を追加で持っておくと、練習中にボール切れで中断することを防げます。

そして何より、最初の1か月は「うまく打てるかどうか」よりも「続けられるかどうか」を優先して考えてみてください。道具はあとからいくらでも見直せます。まずは今回紹介した必要最小限の3点で始めてみて、テニスというスポーツ自体が自分に合っているかを確かめる期間だと捉えると、気負わずにスタートしやすくなるはずです。

最初の1か月を終えて続ける意思が固まったら、この記事で「後回しでいい」とした項目を少しずつ見直していく段階に入ります。バッグ、予備のグリップテープ、季節に応じたウェアなど、自分のペースに合わせて一つずつ買い足していけば、無理のない範囲でテニス生活を広げていけるはずです。焦らず、必要になったタイミングで買い足す姿勢を忘れないようにしてください。

よくある質問

Qテニスを始める初日、最低限何を持っていけばいいですか?

Aラケット・ボール・コートに合ったシューズの3点があれば練習を始められます。ウェアは動きやすい普段の運動着で代用できます。スクールの体験レッスンであれば、ラケットのレンタルがある教室も多いため、まずは問い合わせて確認するのがおすすめです。

Qバッグやウェアは最初から揃えなくていいのでしょうか?

Aはい、初日の必須品ではありません。ラケットは手で持ち運べますし、ウェアも普段の運動着で代用できます。バッグや専用ウェアは、続けると決めたあとや、通う頻度が増えてから検討しても遅くありません。

Q硬式と軟式(ソフトテニス)で用意するものは違いますか?

A違います。ラケットもボールも規格が異なり、そのまま流用することはできません。学校の部活動ではソフトテニスが多く扱われますが、スクールや一般的な「テニスを始める」という文脈では硬式テニスを指すことがほとんどです。まずどちらを始めるのか確認してから用品を選んでください。

Qシューズは普段履いているスニーカーでも代用できますか?

Aコートによっては専用のソールパターンを求められ、一般的なスニーカーでは滑りやすかったり、施設によっては使用を断られたりすることがあります。特にオムニコートやクレーコート、ハードコートでソールの向き不向きがあるため、通う予定のコート種別に合ったテニスシューズを用意しておくと安心です。

Qボールは何個くらい用意すればいいですか?

A最初は1缶(4球程度)あれば、体験レッスンや初回の自主練習には十分です。練習頻度が週1回を超えるようになったら、紛失や消耗を見込んでまとめ買いを検討すると、1球あたりの単価も下がりやすくなります。

Qまとめ買いの「初心者向けセット」を買うのはアリですか?

A選択肢としてはアリですが、セットの中身がメーカー不明の廉価品でまとめられている場合もあるため、購入前に内容をよく確認してください。個別に必要なものだけを大手メーカーの入門モデルで揃えたほうが、結果的に満足度の高い買い物になることもあります。

Q初期費用はだいたいどれくらい見ておけばいいですか?

A初日に必要なラケット・ボール・シューズの3点であれば、大手メーカーの入門モデルを選んでも1万2,000円前後から揃います。続けると決めてバッグなどを買い足しても、2万3,000円前後が一つの目安です。無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは扱いやすさと予算のバランスを優先するのがおすすめです。

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