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テニスウェアの選び方【初心者向け】トップス・ボトムス徹底解説

これからテニスを始める人向けに、トップス・ボトムス・吸汗速乾素材の選び方の基本をやさしく解説。サイズ表の読み方や通販と実店舗の使い分け、最初に揃えたい候補4点もあわせて紹介します。

公開:

これからテニスを始めるにあたって「ラケットは決まったけれど、ウェアは何を着ればいいのか分からない」と立ち止まった経験はないでしょうか。手持ちのTシャツやジャージでも練習はできますが、実際にコートで1〜2時間動いてみると、普段着とテニス専用ウェアの違いを体で感じることになります。汗の量、動きの激しさ、屋外の日差し。テニスは思っている以上に体への負荷が大きいスポーツで、それに合わせて作られたウェアかどうかで、同じ1時間の練習でも快適さがまったく変わってきます。この記事では、トップス・ボトムス・素材のそれぞれについて、初心者がまず何を基準に選べばいいのかを整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4点も紹介しています。

この記事でわかること

  • テニスウェアを「なんとなく」で選ぶと、続けるのがつらくなることがある
  • トップス選びの基本 — 「ゲームシャツ」「ポロシャツ」というジャンル
  • サイズ表の読み方 — 「身幅」「着丈」「ウエスト」「股下」の意味
  • 通販と実店舗、それぞれの向き不向き
  • ボトムス選びの基本 — スカート(スコート)・パンツ、どちらを選ぶか
  • 「吸汗速乾」「UVカット」ってどんな機能? 素材のきほん

最終更新:

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初心者がまず揃えたいテニスウェア4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを買えば必ず快適になる、という話ではありません。いずれも吸汗速乾・UVカットなど、この記事で説明した基本機能を備えたモデルの中から、トップス・ボトムスをバランスよく選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4点を並べると、男女兼用のトップス1点、女性向けのトップスとスカート、男性向けのハーフパンツという組み合わせになっています。どれか1点だけを買い足すのでも構いませんし、性別やプレースタイルに応じて必要なものだけを選んでください。価格帯はおおよそ4,000円〜8,500円の範囲に収まっており、まず基本のウェアをそろえるにはどれも無理のない価格帯です。

いずれのモデルも吸汗速乾・UVカットといった基本機能は共通していますが、ブランドによって設計の考え方には違いがあります。ヨネックスの2点はラケットスポーツ専業メーカーらしく動きやすさを重視した設計、フィラのスカートはデザイン性と価格のバランス、ルコックスポルティフのハーフパンツは日本テニス協会公認という試合対応の安心感が、それぞれの特徴です。どれが正解ということはなく、自分が何を優先したいかで選ぶとよいでしょう。

価格・在庫・カラー展開は時期によって変わります。特に人気のサイズやカラーは売り切れることもあるため、気になるものがあれば早めに商品ページで最新情報を確認することをおすすめします。

No.1
ヨネックス(YONEX)テニスウェア ユニゲームシャツ フィットスタイル 10680
男女兼用の定番トップス

ヨネックス(YONEX)テニスウェア ユニゲームシャツ フィットスタイル 10680

参考価格6,735円

ラケットスポーツ専業メーカー・ヨネックスの定番ゲームシャツ。ポリエステル100%の生地に、接触冷感の「ベリークール」・吸汗速乾・UVカット・制電の機能を備えた、男女兼用(ユニセックス)モデルです。

こんな人にまずは定番ブランドの無難な1枚を選びたい人、男女兼用で探したい人
素材ポリエステル100%
サイズ展開SS/S/M/L/O/XO
カラーネイビーブルー/サンセットレッド/ティールブルー
機能ベリークール(接触冷感)・吸汗速乾・UVカット・制電
生産国日本(商品ページ記載)

ここが良い

  • キシリトール配合の「ベリークール」で、汗と反応して衣服内の温度を下げる接触冷感効果があるとされる
  • 男女兼用(ユニセックス)のサイズ展開で、性別を問わず選びやすい
  • 日本製で、品質面の安心感がある

注意点

  • 半袖のみの展開で、長袖やノースリーブが欲しい人には選択肢が少ない
  • カラー展開が3色とやや控えめ
No.2
ヨネックス(YONEX)テニス・バドミントンウェア ゲームシャツ レディース 20854
女性向け・動きやすさ重視のトップス

ヨネックス(YONEX)テニス・バドミントンウェア ゲームシャツ レディース 20854

参考価格8,531円

女性の動きに合わせて設計された、ヨネックスのレディースゲームシャツ。脇下のパーツ配置を工夫した「PRECISION MOVE」設計と、汗を素早く拡散させる「ベリークールドライ」機能が特徴です。

こんな人に女性で、動きやすさや汗まわりの快適さを重視したい人
素材ポリエステル100%
サイズ展開S/M/L/O/XO(在庫は変動するため要確認)
カラーブラック/ナチュラル/ダークネイビー/ピンクベージュ
機能ベリークールドライ・吸汗速乾・PRECISION MOVE・UVカット・制電・ストレッチ
生産国ベトナム(商品ページ記載)

ここが良い

  • 脇下のパーツ配置を工夫した「PRECISION MOVE」設計で、腕を振る動作がしやすいとされる
  • 汗を素早く吸収・拡散する「ベリークールドライ」機能で、衣服内のべたつきを抑えやすいとされる
  • 日本バドミントン協会審査合格品で、テニス・ソフトテニス・バドミントン兼用として使える

注意点

  • カラー・サイズによっては早い時期に売り切れることがあるため、購入前に在庫を確認したい
  • 4点の中では価格がやや高め
No.3
フィラ(FILA)テニス レディーススカート・スコート EL0202
コスパの良いスカートタイプ

フィラ(FILA)テニス レディーススカート・スコート EL0202

参考価格3,900円

アシンメトリーなプリントデザインが特徴の、フィラのテニススカート。吸水速乾機能とUVカット加工を備えつつ、4,000円以下で購入できる価格の手頃さも魅力です。

こんな人に価格を抑えつつデザイン性も欲しい人、最初のスカートとして試したい人
素材ポリエステル100%(本体・リブ部分とも)
サイズ展開S/M/L/O(在庫は変動するため要確認)
カラーベージュ/ダークブルー/ネイビー/ボルドー
機能吸水速乾機能・UVカット加工

ここが良い

  • 4,000円以下で購入でき、最初の1枚として試しやすい価格
  • 吸水速乾とUVカットの基本機能を備えている
  • アシンメトリーなプリントでデザイン性が高く、同柄のゲームシャツとコーディネートもしやすい

注意点

  • インナーパンツ(スパッツ)が一体型かどうかは商品ページ上に明記がなく、購入前にショップへの確認がおすすめ
  • 人気のサイズ・カラーは売り切れやすい
No.4
ルコックスポルティフ(le coq sportif)テニス ゲームパンツ メンズ LN6FHP10M
JTA公認・試合対応のハーフパンツ

ルコックスポルティフ(le coq sportif)テニス ゲームパンツ メンズ LN6FHP10M

参考価格6,930円

2026年秋冬モデルの、ルコックスポルティフのテニス用ハーフパンツ。日本テニス協会(JTA)の定めるウェア規定を満たした試合対応モデルで、股にマチを設けた動きやすい設計が特徴です。

こんな人に男性で、試合規定にも対応した定番ブランドのハーフパンツを探している人
サイズ展開M/L/O
実寸(メーカー公表・目安)M:ウエスト66cm/ヒップ102cm/股上32cm/股下19cm L:70cm/106cm/32.5cm/20cm O:74cm/110cm/33cm/22cm
カラーレッド/グリーン/ネイビー/ホワイト
機能吸汗速乾・ストレッチ・UVカット(UPF15)・JTA公認
生地ストライプ柄のジャガードニット

ここが良い

  • JTA(日本テニス協会)の定めるウェア規定を満たした試合対応モデル
  • 股にマチを設けた設計で、大きく踏み込む動作がしやすいとされる
  • ブランド公式ストアからの直販で、サイズ・カラーの在庫が比較的安定している

注意点

  • UVカット指数はUPF15で、トップスのUPF50+クラスに比べると控えめ
  • サイズ展開がM/L/Oの3種類のみ

■ スペック比較表

商品ヨネックス(YONEX)テニスウェア ユニゲームシャツ フィットスタイル 10680ヨネックス(YONEX)テニスウェア ユニゲームシャツ …ヨネックス(YONEX)テニス・バドミントンウェア ゲームシャツ レディース 20854ヨネックス(YONEX)テニス・バドミントンウェア ゲー…フィラ(FILA)テニス レディーススカート・スコート EL0202フィラ(FILA)テニス レディーススカート・スコート …ルコックスポルティフ(le coq sportif)テニス ゲームパンツ メンズ LN6FHP10Mルコックスポルティフ(le coq sportif)テニ…
参考価格6,735円8,531円3,900円6,930円
素材ポリエステル100%ポリエステル100%ポリエステル100%(本体・リブ部分とも)
サイズ展開SS/S/M/L/O/XOS/M/L/O/XO(在庫は変動するため要確認)S/M/L/O(在庫は変動するため要確認)M/L/O
カラーネイビーブルー/サンセットレッド/ティールブルーブラック/ナチュラル/ダークネイビー/ピンクベージュベージュ/ダークブルー/ネイビー/ボルドーレッド/グリーン/ネイビー/ホワイト
機能ベリークール(接触冷感)・吸汗速乾・UVカット・制電ベリークールドライ・吸汗速乾・PRECISION MOVE・UVカット・制電・ストレッチ吸水速乾機能・UVカット加工吸汗速乾・ストレッチ・UVカット(UPF15)・JTA公認
生産国日本(商品ページ記載)ベトナム(商品ページ記載)
実寸(メーカー公表・目安)M:ウエスト66cm/ヒップ102cm/股上32cm/股下19cm L:70cm/106cm/32.5cm/20cm O:74cm/110cm/33cm/22cm
生地ストライプ柄のジャガードニット

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

テニスウェアを「なんとなく」で選ぶと、続けるのがつらくなることがある

テニスを始めることになったとき、多くの人が最初にぶつかるのが「ウェアは何でもいいのか、それとも専用のものを買うべきなのか」という疑問です。手持ちのTシャツやジャージで練習に行っても、ルール違反になるわけではありません。ですが、実際にコートで動いてみると、普段着とテニス専用ウェアの違いを体で感じることになります。

典型的なのが、綿(コットン)素材のTシャツで練習してしまうケースです。綿は肌触りが良く普段着としては快適ですが、吸った汗を保持しやすく乾きにくいという性質があります。練習の後半になるとシャツが汗を吸って重くなり、体にべったりと張り付いた状態が続きます。夏場であれば体温調節がうまくいかず、体力の消耗も早まりやすいとされています。「テニスは疲れるスポーツだ」という印象の何割かは、実はウェアの選び方に原因があることも珍しくありません。

また、テニスはラケットを振るために腕を大きく振り上げる動作や、ボールを追って左右に踏み込む動作が多いスポーツです。普段着のTシャツやジャージは、こうした大きな動きを想定した縫製にはなっていないため、脇や股関節まわりが突っ張る、シャツの裾が動くたびにズレるといった小さなストレスが積み重なります。テニス専用のウェアは、こうした動きを妨げないように袖や脇の縫い目の位置、生地の伸縮性まで考えて設計されているのが一般的です。

この記事では「このウェアを着れば上達する」というような書き方はしません。ウェアはあくまで練習を快適に続けるための道具であり、上達そのものを左右するものではないからです。その代わり、トップス・ボトムス・素材のそれぞれについて、初心者がまず何を基準に選べばいいのかを、専門用語をやさしく言い換えながら整理していきます。

また、動きやすいウェアを着ることは、単に体力的な負担を減らすだけでなく、練習を続けるモチベーションにも影響します。動きにくさや汗の不快感が毎回のストレスになると、テニス自体を楽しいと感じる前に「面倒だ」という感覚が先に立ってしまうこともあります。逆に、ウェアがもたらす小さな快適さの積み重ねが、練習を継続しやすくする土台になることも少なくありません。

この記事のスタンス

商品ごとの機能については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。素材や機能の感じ方には個人差があり、断定できるものではないためです。判断材料として使ってください。

トップス選びの基本 — 「ゲームシャツ」「ポロシャツ」というジャンル

テニスウェアのトップスは、通販サイトや専門店で「ゲームシャツ」「ポロシャツ」「Tシャツ(テニス用)」といった名称で販売されています。デザインの違いはありますが、初心者が最初に押さえておきたいのは「速乾性のある生地でできているか」「動きを妨げないシルエットか」の2点です。見た目のかっこよさよりも、まずこの2点を満たしているかどうかで選ぶと失敗しにくくなります。

ゲームシャツと呼ばれるタイプは、ラケットスポーツ向けに設計された定番のトップスです。多くはポリエステル100%、またはポリエステルを主体とした素材でできており、吸汗速乾・UVカット・ストレッチといった機能が標準的に備わっています。形状はTシャツに近いラウンドネックのものと、襟付きのポロシャツタイプのものがあり、どちらを選んでも機能面で大きな差はないとされています。学校やクラブによっては襟付きのポロシャツタイプが指定される場合もあるため、所属先のドレスコードがあれば事前に確認しておくと安心です。

サイズ選びで注意したいのは、テニスウェアのトップスは体にほどよくフィットするサイズ感で作られていることが多い点です。普段着と同じ感覚でワンサイズ大きめを選ぶと、腕を振ったときに生地が余ってバタつき、逆に動きにくく感じることがあります。商品ページに実寸(身幅・肩幅・着丈など)が記載されている場合は、手持ちの服の実測値と照らし合わせて選ぶと失敗が減ります。特にオンライン購入では試着ができないため、この確認作業を省略しないことが大切です。

男女兼用(ユニセックス)で展開されているモデルと、女性の体型に合わせたレディースモデルとで、同じブランド・同じシリーズでもシルエットが異なることがあります。体格や好みによってどちらが合うかは変わるため、「ユニセックス=誰にでも合う」とは限らない点も覚えておくとよいでしょう。迷った場合、女性はレディース展開のあるモデルから試すほうが、身頃や袖まわりのフィット感で違和感を覚えにくい傾向があります。

なお、気温がそれほど高くない時期や、日焼けをできるだけ避けたい人には、長袖タイプのゲームシャツも販売されています。半袖に比べると選択肢は少なくなりますが、腕まで生地でカバーされることで日焼け対策になり、涼しい時期の防寒にもつながります。長袖・半袖のどちらを選んでも機能面の優劣はないため、季節や好みに応じて選んで問題ありません。

サイズ表の読み方 — 「身幅」「着丈」「ウエスト」「股下」の意味

テニスウェアの商品ページには、S・M・Lといった記号のサイズ表記に加えて、「身幅」「着丈」「ウエスト」「股下」のような実寸が数値で載っていることがあります。普段着とは違うブランドのサイズ表記に戸惑う人も多いため、それぞれが何を指しているのかを確認しておきましょう。

トップスでよく見る「身幅」は、脇の下で服を平らに置いたときの、両脇の幅を指します。単純に2倍すると胸まわりのおおよその目安がつかめます。「着丈」は首の付け根から裾までの長さで、着たときの丈感(短め・標準・長め)を判断する材料になります。「肩幅」は肩の縫い目から縫い目までの長さで、この数値が合っていないと、肩の縫い目の位置がずれて動きにくく感じることがあります。

ボトムスでは「ウエスト」「ヒップ」に加えて、パンツ類では「股上」「股下」という数値も登場します。股上は座ったときのウエストから股までの深さ、股下は股から裾までの長さを指し、この2つでパンツの丈感とフィット感が決まります。スコートの場合は「スカート丈」が別途記載されていることもあり、丈の長さを重視したい人はこの数値を確認しておくとよいでしょう。

実寸は「商品を平らに置いて測った寸法」であることが一般的で、伸縮性のある生地の場合は表示の数値より余裕を持って着られることも多いです。とはいえ、初めて購入するブランド・シリーズであれば、手持ちの服で近いサイズ感のものを実際に採寸し、商品ページの数値と比べてから注文するのが最も確実な方法です。サイズ交換に対応しているショップかどうかも、購入前に確認しておくと安心です。

通販と実店舗、それぞれの向き不向き

テニスウェアは、スポーツ用品店やテニスショップの実店舗でも、通販サイトでも購入できます。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。

実店舗の最大のメリットは、実際に試着してサイズ感や着心地を確認できる点です。特に初めてテニスウェアを買う場合、ブランドごとのサイズ感の違いや、生地の伸縮性による着用感の差は、実際に袖を通してみないと分かりにくいものです。スポーツ用品店の店員に相談できる場合は、自分の体格やプレースタイルを伝えたうえでおすすめを聞いてみるのも一つの方法です。

一方で通販サイトは、品揃えの豊富さと価格の比較のしやすさが強みです。実店舗では置いていないブランドやカラーも見つかりやすく、複数のショップの価格を横並びで比較できます。ただし試着ができないため、サイズ選びで失敗するリスクは実店舗より高くなります。商品ページに記載された実寸をよく確認し、返品・交換に対応しているショップを選んでおくと安心です。

最初の1枚は実店舗で試着してサイズ感をつかみ、2枚目以降は同じブランド・同じサイズ表記のシリーズを通販でまとめ買いする、という組み合わせ方をする人も少なくありません。近くにテニスショップがない場合は、口コミやレビューで体格が近い人の感想を参考にしながら、通販サイトの実寸表示を頼りに選ぶことになります。

ボトムス選びの基本 — スカート(スコート)・パンツ、どちらを選ぶか

ボトムスは大きく分けて、女性に多い「スカート(スコート)」タイプと、男女ともに使われる「ハーフパンツ」タイプがあります。どちらを選ぶかは基本的に好みの問題ですが、それぞれに知っておきたい特徴があります。

なお、テニススカートの「短さ」に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、多くのモデルは膝上丈からミニ丈まで幅広く展開されており、丈が長め・パンツと組み合わせやすいデザインのモデルも増えています。露出の少なさを重視したい場合は、丈が長めのスコートや、ハーフパンツから探すのも一つの方法です。「テニス=短いスカート」と決めつけず、自分が動きやすく、かつ気持ちよく着られるものを選ぶのが基本です。

男性の場合はハーフパンツ一択になることがほとんどですが、丈の長さは商品によって差があります。膝上でコンパクトなタイプは動きやすさ重視、膝丈に近いタイプは落ち着いた印象になりやすいといった程度の違いで、機能面での優劣はあまりないとされています。こちらも見た目の好みで選んで問題ありません。

また、テニス用でなくても「速乾性のあるランニング用スカート」や「ヨガ用スパッツ」で代用する人もいます。ただし、テニス専用モデルはボールをしまうポケットの位置や、ラケットを振ったときの裾の広がり方まで考えて設計されていることが多く、専用モデルのほうが結果的に扱いやすいと感じる人が多いようです。予算的に難しい場合の代用を否定はしませんが、余裕があれば専用モデルから探すことをおすすめします。

ポケットの有無・位置も、地味ながら見落としやすいポイントです。試合や練習中にボールを2球持って構えるスタイルが一般的なテニスでは、スカートやハーフパンツの腰まわりに立体的なポケットがついていると、プレー中にボールを出し入れしやすくなります。商品写真でポケットの位置が確認できる場合は、あわせてチェックしておくと実際の使い勝手で差を感じにくくなります。

スコート(インナー一体型のスカート)

スカートの内側にインナーパンツ(スパッツ)が最初から縫い付けられているタイプです。見た目はスカートのまま、下からの見え方を気にせず激しい動きができるのが特徴で、初めてのスカートとしては扱いやすいとされています。商品によってはインナーが別売りの「スカート単体」もあるため、購入前にインナー一体型かどうかを商品ページで確認しておくと安心です。

スカート+インナースパッツ(別々に着用)

スカートとインナーが別売りになっているタイプです。インナーの丈や生地を自分の好みで選べる自由度がある一方、2点をそろえる必要があるため初期費用はやや高くなります。すでに手持ちのスパッツやレギンスがある場合は、スカート単体だけを買い足す選択肢もあります。

ハーフパンツ(ショートパンツ)

男女問わず使われるタイプで、スカートよりも足さばきが自由になりやすいとされています。ポケットが立体的に作られていてボールを出し入れしやすい設計のモデルも多く、試合を意識するようになったら重宝します。ウエスト部分がゴム+ドローコードになっているものが多く、サイズ調整もしやすい傾向があります。

「吸汗速乾」「UVカット」ってどんな機能? 素材のきほん

テニスウェアの商品ページには「吸汗速乾」「接触冷感」「UVカット」といった機能表示がよく登場します。どれも聞き慣れた言葉ではあるかもしれませんが、実際にどんな仕組みで、初心者にとってなぜ重要なのかを整理しておきましょう。

「吸汗速乾」とは、汗を素早く吸収して生地の表面に広げ、乾きやすくする機能のことです。多くのテニスウェアはポリエステルを主体とした化学繊維で作られており、この素材は綿に比べて水分を保持しにくく、拡散・蒸発させやすいという性質を持っています。汗をかいてもベタつきが長く続きにくいとされており、これが「テニス専用ウェアは動きやすい」と言われる大きな理由の一つです。

「UVカット」は、生地が紫外線をどの程度遮断できるかを示す機能で、商品ページでは「UPF15」「UPF50+」のような数値で表記されることがあります。UPFの数値が大きいほど紫外線を遮る力が高いとされ、屋外で長時間プレーするテニスでは、日焼け対策の一つとして注目されている機能です。ただし、これは生地そのものの性能であり、首まわりや腕など生地に覆われていない部分には別途日焼け止めなどの対策が必要になる点は覚えておいてください。

「接触冷感」は、生地に触れた瞬間にひんやりと感じる機能で、汗による吸熱反応や、特殊な繊維の配合によって実現されているとされています。商品によっては「ベリークール」「SORBET TOUCH」のような独自の名称がつけられていることもあります。体感には個人差があるため、劇的に涼しくなるというよりも「同じ気温でも不快感を感じにくくなる」程度の効果として捉えておくのが無難です。

一方で、避けたほうがよいのが綿100%やポリエステルとの混紡率が低い生地です。悪いというわけではありませんが、吸った汗をため込みやすく、練習が長時間になるほど不快感が増しやすい傾向があります。商品ページの「素材」欄に「ポリエステル100%」「ポリエステル○○%・ポリウレタン○○%」のような表記がある場合は、化学繊維が主体になっているか確認しておくと、購入後のミスマッチを減らせます。

このほか「制電」「防臭」といった機能表示を見かけることもあります。制電は、化学繊維同士の摩擦で起こりやすい静電気を抑える機能で、着脱時のパチッとした不快感を軽減するとされています。防臭は、汗のにおいの原因となる菌の繁殖を抑える加工のことで、練習後にウェアをすぐ洗えない場合でも、においが気になりにくくなるとされています。どちらも必須の機能ではありませんが、あれば快適さの底上げにつながる要素です。

シーン・季節で変わるウェアの考え方

テニスウェアは「部活動」「スクール」「サークルや草トーナメント」など、プレーする環境によって求められる条件が少し変わります。あわせて季節による選び方の違いも押さえておくと、買い足すときの判断がしやすくなります。

学校の部活動では、チームでウェアの色やデザインが統一されているケースが多く、個人の判断で自由に選べないこともあります。入部前にユニフォームの指定があるかどうかを顧問やチームメイトに確認しておくと、購入後に「実は使えなかった」という事態を防げます。テニススクールの場合は比較的自由度が高いことが多いですが、大会や発表会の際には「白基調」のような簡易的なドレスコードが設けられることもあります。

一般のテニスコートや草トーナメントで練習・プレーする分には、明確なドレスコードがないことがほとんどです。ただし、一部の会員制クラブでは伝統的に「白系ウェア」を推奨・義務化している場合があるため、初めて利用する施設では事前に確認しておくと安心です。特に大会や体験レッスンで初めて訪れる施設は、公式サイトなどにドレスコードの記載がないか目を通しておくとよいでしょう。

季節による違いとしては、夏場は吸汗速乾・接触冷感・UVカットの機能を重視し、通気性の良い生地を選ぶのが基本です。逆に気温が下がる時期は、長袖のインナーを重ね着したり、裏起毛タイプのハーフパンツ・ロングパンツを選ぶ人もいます。テニスウェアは基本的に半袖・半ズボンが主流ですが、防寒については専用のウォームアップウェアやアウターで調整するのが一般的で、トップス・ボトムス自体を極端に厚手のものに変える必要はあまりありません。

選び方の3ステップ — 初心者が最初に決めること

ここまでの内容を踏まえて、実際にウェアを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、機能表示の多さに振り回されずに選びやすくなります。

なお、ステップの順番通りに進めても「絶対に失敗しない」というわけではありません。実際に着てみないと分からない着心地の違いもあるため、可能であれば店舗で試着する、あるいは口コミで体型が近い人の感想を参考にするのも有効な方法です。

  1. 1所属先のドレスコードを確認する。スクールや部活動、テニスクラブによっては「白系ウェア推奨」「無地のみ」といった独自のルールがある場合があります。ウェアを購入する前に、まずは通う予定の場所にドレスコードがあるかどうかを確認しておくと、買い直しを防げます。
  2. 2素材表示で「化学繊維主体」かどうかを確認する。商品ページの素材欄を見て、ポリエステルを主体とした生地であることを確認します。あわせて「吸汗速乾」「UVカット」の表記があるかもチェックしておくと、真夏の屋外プレーでも比較的快適に過ごしやすくなります。
  3. 3サイズ表を必ず確認してから注文する。テニスウェアは体にフィットする作りのものが多いため、普段の服のサイズ感だけで判断せず、商品ページに掲載されている実寸(身幅・ウエスト・ヒップなど)を手持ちの服と比較してから注文するのが安全です。サイズ・カラーによっては早期に売り切れることもあるため、気に入ったものが見つかったら早めに検討することをおすすめします。

最初は上下バラバラでそろえても問題ない

「上下セットで買わなければいけない」と思う必要はありません。トップスとボトムスは別々のブランド・別々のタイミングで購入しても、テニスの練習において何の問題もありません。まずは価格や好みに合わせて1枚ずつ選び、慣れてきたらコーディネートを楽しむくらいの気持ちで十分です。

型落ち・セール品を狙うのも有効な選択肢

ここまで紹介してきたのは基本的に現行シーズンのモデルですが、テニスウェアは季節ごとに新作が出るため、型落ち・旧シーズンモデルがセール価格で販売されていることも多くあります。予算を抑えたい初心者にとっては、有力な選択肢の一つです。

型落ちモデルは、機能面では現行モデルと大きく変わらないことが多く、色や柄のバリエーションが新しいシーズンのものと違うだけ、というケースも珍しくありません。吸汗速乾・UVカットといった基本機能はブランドの技術が反映されているため、型落ちだからといって性能が大きく劣るとは限らないとされています。デザインの流行に強いこだわりがなければ、型落ちモデルから探すことで同じ予算でワンランク上のブランドに手が届くこともあります。

ただし、セール品は人気のサイズ・カラーから売り切れていく傾向があるため、「安いから」という理由だけで後回しにすると、欲しいサイズがなくなっていることもあります。気になるモデルを見つけたら、価格だけでなく在庫状況もあわせて早めに確認しておくとよいでしょう。この記事で紹介した4点のうち一部も、色やサイズによっては売り切れが出ています。

なお、フリマアプリなどで中古のテニスウェアを購入するという選択肢もあります。状態の良いものであれば費用を抑えられますが、洗濯による生地の劣化具合や、吸汗速乾機能の低下は写真だけでは判断しにくい部分です。中古を検討する場合は、購入前に出品者へ着用回数や生地の状態を確認しておくと安心です。

買った後に気をつけたいこと — お手入れと買い足しの目安

テニスウェアは買って終わりではなく、使っていくうちにお手入れや買い足しが必要になる道具です。特に初心者のうちは見落としがちな点をいくつか挙げておきます。

まず洗濯方法です。吸汗速乾機能のある化学繊維のウェアは、柔軟剤を使いすぎると生地の表面がコーティングされ、吸水性や速乾性が落ちてしまうことがあると言われています。洗濯表示を確認したうえで、柔軟剤の使用は控えめにする、あるいは使わずに洗うほうが機能を長持ちさせやすいとされています。汗をかいたウェアは、できるだけその日のうちに洗って干す習慣をつけておくと、においや黄ばみの予防にもつながります。

次に枚数の目安です。週1〜2回程度の練習であれば、トップスは2〜3枚、ボトムスは1〜2枚あれば、洗濯が間に合わないという状況は避けやすくなります。練習頻度が上がってきたら、その都度買い足していく形で問題ありません。最初から何枚もまとめて購入する必要はなく、実際に続けられそうだと分かってから増やしていく順番でも十分間に合います。

最後にインナー(下着)についても触れておきます。テニスは発汗量が多いスポーツのため、トップスの下に着る肌着も、吸汗速乾機能のあるスポーツ用インナーを選ぶと、汗冷えや肌トラブルを防ぎやすくなります。特に気温が下がる時期は、綿素材の肌着が汗を吸ったまま冷えてしまい、体調を崩す原因になることもあるとされています。トップスと同様に、インナーも化学繊維主体のものを選ぶ習慣をつけておくと安心です。

干し方にも触れておきます。化学繊維のウェアは比較的乾きやすいとはいえ、直射日光に長時間さらすと生地が傷んだり色あせたりすることがあるとされています。可能であれば風通しの良い日陰で干すほうが、色や機能を長持ちさせやすいでしょう。乾燥機の使用については、熱に弱い機能素材もあるため、洗濯表示を確認したうえで判断することをおすすめします。

よくある質問

Qテニスウェアは専用のものじゃないとダメですか?

A明確なルール違反にはなりませんが、綿素材の普段着だと汗を吸って重くなり、動きにくさを感じやすいとされています。特に練習が1時間を超える場合は、吸汗速乾機能のあるテニス専用ウェアのほうが快適に続けやすいでしょう。

Q上下セットで買ったほうがいいですか?

A必須ではありません。トップスとボトムスは別々のブランド・別々のタイミングで購入しても問題なく、まずは価格や好みに合わせて1点ずつそろえるのでも十分です。

Qスコートとスカート+インナーはどちらがおすすめですか?

A初めての1枚であれば、インナーが最初から縫い付けられている「スコート」タイプのほうが、買い忘れがなく扱いやすいとされています。商品ページで「インナー一体型」かどうかを確認してから選ぶと安心です。

Q男性もスカートタイプを選べますか?

A一般的には男性用としてハーフパンツが主流ですが、着用そのものを制限するルールがあるわけではありません。所属するクラブやスクールのドレスコードを確認したうえで、動きやすさを優先して選んでください。

Qサイズはワンサイズ大きめを選んだほうが安心ですか?

Aテニスウェアは体にフィットする作りのものが多いため、普段着の感覚で大きめを選ぶと、逆に生地が余ってバタつき動きにくくなることがあります。商品ページの実寸を確認し、できるだけ体に合ったサイズを選ぶことをおすすめします。

Q冬場も同じウェアで大丈夫ですか?

Aトップス・ボトムス自体は季節を問わず半袖・半ズボンが主流です。寒い時期は、その上にウォームアップウェアやアウターを重ね着して調整するのが一般的で、ウェア自体を厚手のものに変える必要は基本的にありません。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aこの記事で紹介した4点はいずれも3,900〜8,531円程度で、トップス・ボトムスあわせて1万円台前半から基本のセットをそろえられます。最初から高額なものを揃える必要はなく、まずは吸汗速乾・UVカットなど基本機能を満たしたものを選べば十分です。

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