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【2026年最新】リベロ向けバレーシューズの選び方とおすすめ4選

リベロに求められる軽さ・グリップ力・クッション性の観点から、バレーシューズの選び方をやさしく解説。守備で頼れる軽量モデルを中心に、候補になりやすい4足も比較して紹介します。

公開:

部活動やクラブチームでリベロを任されるようになったものの、シューズは「配布されたものをそのまま使っている」「先輩から譲り受けたものを履いている」という人は少なくないのではないでしょうか。攻撃陣のように高く跳ぶ場面が目立つわけではないぶん、リベロにとっての道具選びは後回しにされがちです。ですが、低い姿勢からの一歩目の速さや、横方向への切り返しの安定感は、シューズの軽さやグリップ力によって体感がはっきり変わる部分でもあります。この記事では、片足重量・グリップ力・カットの高さ・クッション性といった専門用語をやさしい言葉に置き換えながら、リベロがどこを見てシューズを選べばいいかを整理しました。最後には、実際に候補になりやすい4足も比較しています。

この記事でわかること

  • リベロのシューズ選びが後回しにされがちな理由
  • そもそもリベロに求められる動きとは
  • 「片足重量」の読み方 — 軽ければ良いとは限らない
  • 「アウトソールとグリップ力」の読み方
  • 「カット(ローカット/ミッドカット)とクッション性」の読み方
  • レベル・予算別に見る3タイプ

最終更新:

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リベロにおすすめの軽量バレーシューズ4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを履けば必ず守備範囲が広がる、という話ではありません。いずれもメーカーの商品ページ上で軽量性や俊敏性への配慮が明記されているモデルを中心に、価格帯とタイプが異なる4足を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・在庫・選べるサイズを確認してください。

4足を並べると、価格帯と片足重量のバランスで役割が分かれているのが分かります。ゲルロケット12は7,000円を切る価格で安定感を重視したエントリーモデル、ライトニングセレクトはそこからもう一歩軽さに寄せた入門〜中級向けモデル、ローテジャパンライトFF3はリベロ・セッター向けとして紹介されることが多い軽量フラッグシップ、ネットバーナーバリスティックFF4は多方向の切り返し性能を追求した最新モデルという位置づけです。

どれが合うかは、プレー歴や予算、そして足の形によって変わります。まず費用を抑えて試したいなら1本目、軽さと価格のバランスを取りたいなら2本目、リベロとしての動きを本格的に追求したいなら3本目か4本目、という選び方をすると失敗しにくいでしょう。価格・仕様は変動するため、購入前に必ず商品ページで最新情報を確認してください。

価格だけで比べると、ゲルロケット12とライトニングセレクトの2足が手頃に見えるかもしれません。ただしこの2足は、片足重量の公式な記載がない、または軽量フラッグシップ系ほどの軽量特化ではない点は押さえておいてください。最初の数か月〜1年程度、リベロとしてやっていけそうかを見極める期間の1足としてはコストパフォーマンスに優れていますが、続けることが決まってから、より軽量なモデルへ買い替えるという考え方も十分にありです。

なお、今回はいずれも大手メーカーの商品ページに仕様が明記されているモデルを選びましたが、シューズ選びに正解は一つではありません。同じ価格帯・同じ片足重量でも、メーカーごとにアッパーの伸縮性やかかとの包み込み方には違いがあります。可能であれば、この4足に近いスペックのモデルを店頭や部活動の備品で実際に履き比べてみると、自分の足により合う1足が見つかりやすくなります。

価格を比較する際は、楽天市場だけでなくYahoo!ショッピングなど複数の通販サイトを見比べてみるのもおすすめです。同じ商品でも、店舗によってポイント還元率やクーポンの有無が異なり、実質的な負担額が変わることがあります。本記事で紹介したリンク先の価格は記事作成時点のものであり、セールやキャンペーンの実施状況によって日々変動する点は理解しておいてください。

No.1
アシックス ROTE JAPAN LYTE FF 3(ローテジャパンライト FF 3)1053A054 バレーボールシューズ
リベロ・セッター推奨の軽量フラッグシップ

アシックス ROTE JAPAN LYTE FF 3(ローテジャパンライト FF 3)1053A054 バレーボールシューズ

参考価格11,490円

バレーボールに求められる平面上のスピードと反応に適した軽量モデル。中足部のTWISTRUSSによる安定性と、FLYTEFOAM系ミッドソールの反発性を両立し、リベロ・セッター向けとして紹介されることが多い1足です。

こんな人にリベロ・セッターとして本格的に軽さと反応性を求めたい人
片足重量約251g(27.5cm時、目安)
ワイズ2E
カットローカット
アッパー合成繊維+合成樹脂+人工皮革
ミッドソールFLYTEFOAM+FLYTEFOAM Propel
中足部補強TWISTRUSS
カラー展開ホワイト×ブラック/ホワイト×ネイビー/ホワイト×レッド/ブラック
生産国ベトナム

ここが良い

  • 27.5cmで約251gという軽さで、素早いステップや切り返しを支えやすいとされる
  • 中足部のTWISTRUSSが斜め前方向への踏み出しの安定性をサポートするとされる
  • レビュー評価4.74(68件)と、実際の使用者からの評価を確認しやすい

注意点

  • 本記事で紹介する4足の中では価格帯が上位で、1万円を超える
  • 人気カラーはサイズによって売り切れが出やすく、在庫確認が必要
No.2
ミズノ LIGHTNING SELECT(ライトニングセレクト)V1GA2670 バレーボールシューズ
軽さと価格のバランス型

ミズノ LIGHTNING SELECT(ライトニングセレクト)V1GA2670 バレーボールシューズ

参考価格7,690円

上位モデルの設計思想を継承しながら、エントリープレーヤー向けに価格を抑えた軽量モデル。3層構造の新アッパーが足全体を包み込み、アウトリガー構造のフラットソールでプレー中の安定性をサポートします。

こんな人に初めて自分専用のバレーシューズを選ぶ中高生、価格と軽さのバランスを取りたい人
片足重量約260g(27.0cm時、目安)
ワイズ2.5E
カットローカット
アッパー合成繊維、人工皮革(3層構造)
ソール合成底(ノンマーキング)
インソールカップインソール(取り外し可)
カラーホワイト×ネイビー
モデル年2026年モデル
生産国ベトナム

ここが良い

  • 上位モデルの設計思想を継承しつつ価格を抑えた入門モデルとされる
  • アウトリガー構造のフラットソールがプレー中の安定性をサポートするとされる
  • レビュー評価4.90(10件)と、購入者からの評価が高め

注意点

  • サイズ展開が22.5〜26.5cm程度とやや限られる
  • トップモデルに比べるとクッション性の作り込みは簡易的とされる
No.3
アシックス GEL-ROCKET 12(ゲルロケット12)1073A080 バレーボールシューズ
安定感重視の入門モデル

アシックス GEL-ROCKET 12(ゲルロケット12)1073A080 バレーボールシューズ

参考価格6,799円

優れた安定性とクッション性を両立したエントリープレーヤー向けモデル。柔軟なアッパー構造と中足部のTRUSSTICにより、初めてのバレーボールシューズとして選びやすい価格と作りを両立しています。

こんな人に初めてのバレーシューズをできるだけ費用を抑えて揃えたい人、部活動で急いで用意したい人
ワイズ2E相当
カットローカット
中足部補強TRUSSTIC
かかと形状ラウンド形状(接地面を確保する設計)
カラーホワイト×ブラック
モデル年2025年モデル
生産国インドネシア

ここが良い

  • 柔軟なアッパーで足の自然な屈曲を妨げにくいとされる
  • TRUSSTICが素早い移動時の安定性をサポートするとされる
  • レビュー評価4.84(19件)、7,000円を切る価格で最初の1足に選びやすい

注意点

  • 軽量性を前面に打ち出したモデルではなく、上位の軽量フラッグシップ系と比べると軽快さは一段控えめとされる
  • 片足重量の公式表記がなく、実測は商品到着後の確認が必要
No.4
アシックス NETBURNER BALLISTIC FF 4(ネットバーナーバリスティック FF 4)1053A070 バレーボールシューズ
最新モデルの切り返し性能を追求

アシックス NETBURNER BALLISTIC FF 4(ネットバーナーバリスティック FF 4)1053A070 バレーボールシューズ

参考価格13,900円

多方向への素早い切り返しやジャンプをサポートするスピード重視のフラッグシップモデル。新搭載のSPEEDTRUSSとX-GUIDANCEのソール構造、全面FLYTEFOAMのミッドソールで軽量性とクッション性を両立します。

こんな人に価格よりも最新モデルの反応性・切り返し性能を優先したい人、より上のレベルを目指すリベロ
カットローカット
ミッドソール全面FLYTEFOAM
ソール構造SPEEDTRUSS+X-GUIDANCE
カラーホワイト×シルバー
モデル年2026年モデル
生産国ベトナム

ここが良い

  • 新搭載のSPEEDTRUSSとX-GUIDANCEの組み合わせで、多方向の切り返し動作をサポートするとされる
  • ミッドソール全面にFLYTEFOAMを採用し、軽量性とクッション性の両立を追求しているとされる
  • 2026年モデルとして展開時期が新しい

注意点

  • 本記事で紹介する4足の中では最も価格が高い
  • サイズによって売り切れが出やすく、在庫確認が必須

■ スペック比較表

商品アシックス ROTE JAPAN LYTE FF 3(ローテジャパンライト FF 3)1053A054 バレーボールシューズアシックス ROTE JAPAN LYTE FF 3(ロ…ミズノ LIGHTNING SELECT(ライトニングセレクト)V1GA2670 バレーボールシューズミズノ LIGHTNING SELECT(ライトニングセ…アシックス GEL-ROCKET 12(ゲルロケット12)1073A080 バレーボールシューズアシックス GEL-ROCKET 12(ゲルロケット12…アシックス NETBURNER BALLISTIC FF 4(ネットバーナーバリスティック FF 4)1053A070 バレーボールシューズアシックス NETBURNER BALLISTIC FF…
参考価格11,490円7,690円6,799円13,900円
片足重量約251g(27.5cm時、目安)約260g(27.0cm時、目安)
ワイズ2E2.5E2E相当
カットローカットローカットローカットローカット
アッパー合成繊維+合成樹脂+人工皮革合成繊維、人工皮革(3層構造)
ミッドソールFLYTEFOAM+FLYTEFOAM Propel全面FLYTEFOAM
中足部補強TWISTRUSSTRUSSTIC
カラー展開ホワイト×ブラック/ホワイト×ネイビー/ホワイト×レッド/ブラック
生産国ベトナムベトナムインドネシアベトナム
ソール合成底(ノンマーキング)
インソールカップインソール(取り外し可)
カラーホワイト×ネイビーホワイト×ブラックホワイト×シルバー
モデル年2026年モデル2025年モデル2026年モデル
かかと形状ラウンド形状(接地面を確保する設計)
ソール構造SPEEDTRUSS+X-GUIDANCE

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

リベロのシューズ選びが後回しにされがちな理由

バレーボールのポジションの中でも、リベロは唯一専用のユニフォームを着る特別な役割です。ネット際の攻防よりも、低い姿勢からの一歩目、横っ跳びからの起き上がり、拾ってからのつなぎといった、コート後方での細かい動きの積み重ねが評価されるポジションだと言われています。ところが、シューズ選びとなると「バレー部で配布されたものをそのまま使う」「先輩から譲り受けたものを使う」という人も少なくなく、自分の動き方に合わせてシューズを選ぶという発想自体が後回しにされがちです。

理由の一つは、アタッカーやブロッカーのように「高く跳ぶ」という分かりやすい指標がリベロにはないことです。ジャンプ力を測る垂直跳びのような数値化しやすい目安がないぶん、シューズの性能差が結果に直結しているという実感を持ちにくく、道具選びへの意識が向きにくいのかもしれません。ですが実際には、低い姿勢からの一歩目の速さや、横方向への切り返しの安定感は、シューズの軽さやグリップ力によって体感がはっきり変わる部分です。

もう一つの理由は、バレーボールシューズ自体が「みんな同じようなもの」に見えてしまうことです。テニスシューズやランニングシューズほど種類の違いが目立たず、店頭に並んでいても違いが分かりにくいというのが正直なところではないでしょうか。ですが実際にスペック表を並べてみると、片足重量だけでも240g台から340g台まで幅があり、アウトソールの形状やカットの高さも含めれば、モデルごとの性格はかなりはっきり分かれています。

この記事では「このシューズを履けば守備範囲が広がる」といった書き方はしません。守備範囲は本人の反応速度や読みの部分に大きく左右されるものであり、シューズだけで劇的に変わるとは言えないからです。その代わり、リベロというポジションの動き方を踏まえたうえで、スペック表のどこを見れば自分に合ったシューズを絞り込みやすいかを、できるだけ具体的に整理していきます。

なお、この記事で扱うのは室内の6人制バレーボールで使われる、体育館用のインドアシューズです。ビーチバレーで使われるような専用シューズやサンダルタイプの用具は対象に含みません。通販サイトで探すときも「バレーボールシューズ」「インドアシューズ」といった言葉で検索し、屋外用・ビーチ用のモデルと混同しないように気をつけてください。

この記事は、これから中学・高校の部活動でリベロを任される人はもちろん、社会人サークルや大学のクラブチームでリベロを担当することになった人にも参考にしてもらえるように書いています。年齢やレベルによって求められる俊敏性の度合いは変わりますが、シューズのスペック表の読み方そのものは共通しているため、まずは基本的な考え方を押さえておくと、今後シューズを選び直すときにも役立つはずです。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。シューズとの相性には個人差が大きく、足の形やプレースタイルによっても感じ方が変わるためです。判断材料として使い、可能であれば購入前に実際に履いてみることをおすすめします。

そもそもリベロに求められる動きとは

シューズのスペックを理解する前に、リベロがコートの中でどんな動きをしているかを整理しておきましょう。攻撃陣が高く跳ぶための力強さを求められるのに対し、リベロに求められるのは低い姿勢を保ったまま、あらゆる方向に素早く反応する俊敏性です。この「低い姿勢からの多方向への動き出し」という特性が、選ぶべきシューズの傾向を大きく左右します。

具体的には、サーブレシーブやスパイクレシーブの場面で、腰を落とした低い姿勢からボールの落下点へ一歩目を踏み出す動きが挙げられます。この一歩目が速いほど、体勢を崩さずにボールの正面に入りやすくなるとされています。重いシューズだと地面を蹴り出す瞬間の動作がわずかに遅れやすく、軽いシューズほどこの一歩目を踏み出しやすいと言われる理由もここにあります。

次に、横方向への切り返しです。ボールがどちらに飛んでくるか分からない状態から、左右どちらにも同じ速さで反応する必要があるため、足裏全体でしっかり地面を掴めるグリップ力が欠かせません。グリップが甘いと、踏み込んだ瞬間に足が流れてしまい、狙った位置に体を運べなくなることがあります。

さらに、拾った後にすぐ次の体勢に戻る「リカバリー」の速さも、リベロの評価を左右する要素です。低い姿勢のまま何度も切り返しを繰り返すことになるため、足首やひざへの負担も大きくなりがちです。ここでシューズのクッション性が関わってきます。軽さばかりを追求すると、今度は着地の衝撃を吸収しきれず、疲労がたまりやすくなるとも言われています。

アタッカーやミドルブロッカーは、ジャンプの着地でひざや足首に大きな衝撃がかかるため、クッション性を重視したモデルが選ばれやすい傾向があります。一方でリベロは、ジャンプそのものの頻度は少ないものの、低い姿勢での細かなステップを何百回と繰り返すことになります。同じ「バレーボールシューズ」というくくりの中でも、ポジションによって求められる性能の優先順位が異なるのは、こうした動きの違いによるものです。

「片足重量」の読み方 — 軽ければ良いとは限らない

バレーボールシューズの商品ページには「片足重量」という項目が記載されていることがあります。多くの場合27.0cmや27.5cmなど特定のサイズを代表値として、片足あたりのグラム数が示されています。数値が小さいほど軽量なモデルということになりますが、これは単純に「軽いほど良い」という指標ではありません。

市販モデルの片足重量は、おおよそ240g台から340g台まで幅があります。目安として、250〜270g程度を「軽量モデル」、280〜300g程度を「標準モデル」、それ以上を「クッション重視モデル」と捉えると、商品ページの数字がイメージしやすくなります。リベロやセッターのように多方向への素早い動きが求められるポジションでは、軽量モデルが候補に挙がりやすいとされています。

一方で、極端に軽いシューズは、ソールの厚みやクッション材を削って軽量化していることも多く、着地の衝撃を吸収しきれない場合があります。特に体育館の硬い床で低い姿勢からの切り返しを繰り返すリベロにとって、ひざや足首への負担は無視できません。過去に足首の違和感や膝の痛みを感じたことがある人は、軽さだけで選ばず、ある程度クッション性のあるモデルも候補に残しておくことをおすすめします。

また、重量表記が「フレームのみ」なのか「インソールを含んだ状態」なのかは、商品ページによって記載の粒度が異なります。同じブランドの同シリーズ内で比較する分には問題ありませんが、ブランドをまたいで数値だけを比較するときは、あくまで目安として捉えるようにしてください。実際の履き心地は、足の形や甲の高さによっても変わってきます。

イメージしづらい場合は、普段履いている運動靴と比べてみると分かりやすいかもしれません。一般的なランニングシューズの片足重量はおおよそ200g台前半〜半ばのモデルが多く、バレーボールシューズはそれよりもやや重めに作られている製品が中心です。これは、横方向への急な切り返しや、繰り返しのジャンプに耐えられるよう、ランニングシューズとは異なる強度や補強構造が必要になるためだと考えられます。

「アウトソールとグリップ力」の読み方

アウトソール(靴底)は、床とシューズが直接触れる部分であり、リベロにとってはもっとも実感しやすいスペックの一つです。商品ページでは「ノンマーキングソール」「ラバーアウトソール」といった素材の表記や、中足部の補強構造の名称が紹介されていることがあります。

ノンマーキングソールとは、体育館の床に黒ずみを残しにくい素材のことで、室内競技用シューズではほぼ標準的な仕様になっています。学校や公共施設の体育館では、この表記があるシューズしか使用を認めていないケースもあるため、購入前に確認しておくと安心です。

グリップ力そのものを数値で比較するのは難しいのですが、目安として「アウトソールの接地面積」と「ラバーの柔らかさ」の2つを意識すると分かりやすくなります。接地面積が広いモデルは急な切り返しでも足元が流れにくいとされ、ラバーが柔らかいモデルほど床への吸い付きが良いと感じる人が多いようです。ただし柔らかすぎるラバーは、すり減りが早くなる傾向があるとも言われています。

中足部に補強パーツを搭載しているモデルも多く見られます。土踏まず付近をねじれにくくする構造や、斜め方向への踏み込みを支える構造など、名称や仕組みはブランドによって異なりますが、いずれも「速い動き出しをサポートする」という目的は共通しています。商品ページの説明文に、こうした補強構造への言及があるかどうかも、選ぶ際の一つの手がかりになります。

アウトソールの表面には、細かい溝が刻まれたパターンが施されていることも多く、ヘリンボーン(魚の骨のような模様)と呼ばれる形状が採用されているモデルもあります。溝の向きや密度によって、前後方向・左右方向どちらのグリップを重視しているかが変わってくるとされていますが、商品ページの写真だけで判断するのは難しいため、パターンの名称そのものよりも「グリップ力を重視した設計である」という説明文の有無を目安にするのが現実的です。

「カット(ローカット/ミッドカット)とクッション性」の読み方

シューズの履き口の高さは、大きく分けて「ローカット」と「ミッドカット」の2種類があります。ローカットはくるぶしが露出するタイプ、ミッドカットはくるぶし周りまで覆うタイプで、それぞれ足首の動かしやすさとサポート力のバランスが異なります。

ローカットは足首の可動域を妨げにくく、軽快に動きたいプレーヤーに好まれる傾向があります。リベロ向けとして紹介されているモデルの多くがローカットを採用しているのも、低い姿勢からの素早い動き出しを重視した設計だと考えられます。一方で、足首の外側への負担はミッドカットに比べてやや大きくなるとも言われています。

ミッドカットは足首周りをサポートする分、着地時の安定感を得やすいとされていますが、可動域がやや制限されるぶん、軽快さでは一歩譲るという声もあります。過去に足首の捻挫を経験したことがある人や、着地の安定感を優先したい人は、ミッドカットも候補に加えてみるとよいでしょう。ただし、これも個人差が大きい部分で、ローカットでも十分にサポート力を感じるという人もいます。

クッション性については、ミッドソールの素材名が商品ページに記載されていることが多く、発泡樹脂系の素材が主流です。クッション性が高いほど着地の衝撃を吸収しやすい一方、反発力とのバランスによっては「地面を蹴った感覚が伝わりにくい」と感じる人もいます。軽量性・グリップ力・クッション性はどれか一つを追求すると別の要素とトレードオフになりやすいため、リベロとしてどこを一番優先したいかを先に決めておくと、商品選びで迷いにくくなります。

また、つま先側とかかと側でクッションの厚みを変えているモデルもあります。かかと側を厚めにして着地の衝撃を吸収し、つま先側を薄めにして地面の感覚を伝えやすくするという設計思想です。低い姿勢を保ちながらつま先寄りで細かく動くことが多いリベロにとっては、こうした部位ごとのクッション配分も、履き比べたときの違いとして感じられる部分かもしれません。

レベル・予算別に見る3タイプ

ここまで見てきた片足重量・グリップ力・カット・クッション性の組み合わせによって、市販のバレーボールシューズはおおよそ3つの系統に分けられます。すべてのモデルがきれいに当てはまるわけではありませんが、通販サイトで商品を絞り込む目安として使ってください。

なお、この3タイプは価格帯や片足重量を目安にした大まかな分類であり、メーカーが公式にこの名称で分類しているわけではありません。実際の商品ページでは「エントリーモデル」「軽量モデル」といった表現で紹介されていることが多いため、そうした言葉と本記事の分類を照らし合わせながら候補を探してみてください。

予算に余裕がある場合でも、いきなり軽量フラッグシップ型から選ぶ必要はありません。特にバレーボールを始めたばかりの段階では、軽さよりもまず「足に合っているかどうか」「安定して動けるかどうか」を優先したほうが、結果的に長く使えるシューズに出会いやすいとも言われています。

エントリー安定型

価格帯は6,000〜7,000円台が中心で、片足重量の表記がない、または280g前後とされるモデルが多いタイプです。中足部の補強構造やラウンド形状のかかとなど、安定性を重視した設計が採用されている傾向があり、初めての1足として選ばれやすい系統です。

軽量バランス型

片足重量が250〜270g程度で、価格帯は7,000〜9,000円台が中心のタイプです。上位モデルの設計思想を一部受け継ぎながら、価格を抑えたエントリーモデルとして展開されていることが多く、軽さと価格のバランスを取りたい人に選ばれやすいとされています。

軽量フラッグシップ型

片足重量が240〜260g程度と最も軽く、価格帯も1万円を超えるモデルが中心です。多方向への切り返しをサポートする専用構造や、上位素材のミッドソールが採用されていることが多く、リベロ・セッターの動きに特化した設計として紹介されているモデルも見られます。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際にシューズを選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、スペック表の数字に振り回されずに候補を決めやすくなります。焦って1足目から完璧なシューズを選ぼうとする必要はありません。まずはこの3ステップで大きく外さない選択をして、実際にプレーしながら自分の好みを見つけていくつもりで進めてください。

この3ステップはあくまで大枠の絞り込み方であり、最終的な決め手は人によって異なります。デザインやカラーリングも、練習のモチベーションに関わる要素として軽視できません。スペックの条件を満たした候補が複数残った場合は、見た目の好みで選んでも問題ないでしょう。

逆に、スペック表の数字にこだわりすぎて長時間悩んでしまうくらいなら、ある程度のところで候補を絞り、実際にコートで使ってみながら次に選ぶときの基準を育てていくという考え方もあります。最初の1足で完璧を求めすぎないことも、道具選びを楽しく続けるコツの一つです。

  1. 1自分がどのタイプに近いかを大まかに把握する。バレーボール自体が初めて、あるいはまず費用を抑えて1足目を揃えたい場合は「エントリー安定型」、ある程度プレー経験があり軽さも重視したい場合は「軽量バランス型」、本格的にリベロとしての動きを追求したい場合は「軽量フラッグシップ型」を軸に探すと絞り込みやすくなります。
  2. 2片足重量とカットで候補を絞る。目安として片足重量250〜270g程度・ローカットのモデルを3〜5足ほどリストアップします。この段階ではブランドやカラーにこだわりすぎず、スペックのレンジで機械的に絞り込むのがコツです。
  3. 3可能であれば実際に履いてみる、部活動やスクールで試し履きさせてもらう。足の幅や甲の高さは個人差が大きく、数字だけでは分からない部分があります。試し履きが難しい場合は、口コミレビューで自分と近い体格・プレースタイルの人の感想を探すのも参考になります。

ワイズ(足幅)の表記も忘れずに確認

商品ページには「2E」「2.5E」のようなワイズ(足幅)の表記があります。数字とアルファベットが大きいほど足幅にゆとりのある設計とされています。細身の足の人が幅広設計のモデルを選ぶと、足の中で余計に動いてしまい、グリップ力を活かしきれないことがあります。自分の足のタイプと照らし合わせて確認しておくと安心です。

サイズ選びと試し履きで失敗しないために

バレーボールシューズはネット通販で購入する人も多いですが、サイズ選びだけは特に慎重になっておきたいポイントです。

まず基本として、普段履いているスニーカーのサイズと、バレーボールシューズのサイズ感が必ずしも一致するとは限りません。ブランドやモデルによって同じ表記サイズでも実際の履き心地が異なることがあり、「甲高・幅広に作られている」「細身に作られている」といった傾向が商品ページに記載されている場合は目を通しておくと安心です。

通販サイトでは、レビュー欄に「普段より0.5cm大きめを選んだ」といった投稿が見られることがあります。こうした声は、サイズ選びの参考として役立ちますが、あくまで個人の足の形に基づく感想である点は忘れないでください。可能であれば、実店舗で同じブランドの別モデルを試し履きしてから、通販でサイズを決めるという方法も確実です。

靴下の厚みもサイズ感に影響します。バレーボール用に厚手のクッションソックスを履く予定がある場合、それを履いた状態でのフィット感を想定してサイズを選ぶ必要があります。逆に薄手の靴下を想定してぴったりのサイズを選んでしまうと、厚手の靴下に変えたときにきつく感じることがあるため注意してください。

通販でサイズに不安がある場合は、返品・交換に対応している店舗を選ぶという方法もあります。バレーボールシューズは店舗によって送料無料での交換に対応していることもあれば、未使用・タグ付きの状態に限定されていることもあるため、購入前に各店舗の返品ポリシーを確認しておくと、万が一サイズが合わなかったときにも慌てずに済みます。

買ったあとのお手入れと買い替えの目安

シューズは買って終わりではなく、使っていくうちにお手入れや買い替えのタイミングを考える必要が出てきます。特に消耗が早いバレーボールシューズならではの注意点をいくつか挙げておきます。

まず気をつけたいのがアウトソールのすり減りです。急な切り返しやストップ動作を繰り返すバレーボールでは、他の競技用シューズに比べてソールの摩耗が早い傾向があるとされています。目安として、週2〜3回程度の練習であれば半年〜1年ほどでグリップの効きが落ちてくることが多く、「以前より滑りやすくなった」と感じたら、ソールの摩耗を疑ってみてください。

次にインソールです。取り外し可能なタイプであれば、練習後に取り出して陰干ししておくと、汗によるにおいや劣化を抑えやすくなります。クッション性が落ちてきたと感じたら、インソールだけを交換用のものに差し替えるという選択肢もあり、シューズ本体を買い替えるより費用を抑えられる場合があります。

保管方法にも触れておきます。使用後に湿ったまま袋に入れっぱなしにしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、においの原因にもなります。風通しの良い場所で乾かしてから収納する習慣をつけておくと、シューズを長持ちさせやすくなります。また、体育館の床専用に使うことを前提としたソールのため、屋外での使用は摩耗を早める原因になるとされています。移動時は必ず別のシューズに履き替えることをおすすめします。

最後に、成長期の中高生の場合は、足のサイズそのものが半年〜1年で変わることも珍しくありません。シューズの寿命よりも先に足が大きくなってしまうケースもあるため、購入時に多少の余裕を見ておく、あるいは定期的に足のサイズを測り直す習慣をつけておくと、無理なく買い替えのタイミングを判断しやすくなります。

アッパー部分の汚れが気になる場合は、固く絞った布で優しく拭き取る程度にとどめ、洗濯機での丸洗いは避けるのが無難です。素材によっては型崩れや接着部分の劣化につながることがあるとされています。どうしても汚れが気になる場合は、各メーカーの公式サイトでお手入れ方法が案内されていることもあるため、事前に確認しておくと安心です。

よくある質問

Qリベロのシューズは何を最優先に選べばいいですか?

A目安として、まずは片足重量250〜270g程度の軽量モデルから探すのがおすすめです。低い姿勢からの一歩目や横方向への切り返しは、シューズの軽さによって体感が変わりやすいとされています。ただし軽さだけを追求するとクッション性が犠牲になる場合もあるため、自分の足への負担も考慮して選んでください。

Qローカットとミッドカット、どちらを選べばいいですか?

Aリベロ向けとして紹介されているモデルの多くはローカットです。足首の可動域を妨げにくく、素早い動き出しを重視した設計とされています。過去に足首の捻挫を経験したことがある人や、着地の安定感を優先したい人は、ミッドカットも候補に加えてみるとよいでしょう。

Q片足重量はどこを見れば分かりますか?

A商品ページの仕様欄に「片足重量」「重量」といった項目で記載されていることが多く、多くの場合27.0cmや27.5cmなど特定のサイズを代表値として示しています。記載がないモデルもあるため、その場合はレビューや商品説明の「軽量」「エントリーモデル」といった表現を目安にしてください。

Qワイズ(足幅)はどう選べばいいですか?

A多くのバレーボールシューズは「2E」「2.5E」といった標準的な足幅で作られています。足幅にゆとりを感じたい場合は数字の大きいワイズを、逆に細身の足の人はぴったりしたサイズ感のモデルを選ぶと、足の中で余計に動いてしまうのを防ぎやすくなります。店頭で試し履きできる場合は、実際に履いて確認するのが確実です。

Q予算はどれくらい見ておけばいいですか?

Aエントリーモデルであれば6,000〜8,000円程度で、安定感重視のモデルや軽量バランス型のモデルが揃います。リベロ・セッター向けの軽量フラッグシップモデルになると、1万円台前半になることもあります。最初の1足であれば、無理に高額なものを選ぶ必要はなく、まずは軽さと安定感のバランスを優先して選ぶのがおすすめです。

Qジュニア用と大人用のシューズは何が違いますか?

A主にサイズ展開と重量が異なります。ジュニア用は22.0〜24.0cm前後のサイズを中心に、軽めに作られていることが多いです。大人用は22.5〜30.0cm前後まで幅広く展開されており、成長期の中高生では大人用のエントリーモデルが選ばれることもあります。購入前にサイズ展開を確認しておくと安心です。

Qシューズはどのくらいの頻度で買い替えるべきですか?

A目安として、週2〜3回程度の練習であれば半年〜1年ほどでアウトソールのグリップが落ちてくることが多いとされています。「以前より滑りやすくなった」「クッションがへたってきた」と感じたら、買い替えを検討するタイミングです。成長期の場合は、足のサイズの変化も定期的に確認しておくとよいでしょう。

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