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【2026年最新】バレーボール後のプロテイン・経口補水パウダー選び方とおすすめ4選

バレーボールの練習後に取り入れたいプロテインと経口補水パウダーの選び方をやさしく解説。見るべきたんぱく質量・電解質バランス・使うタイミングの目安と、候補になりやすい商品4点も紹介します。

公開:

バレーボールの練習が終わったあと、「何か摂ったほうがいいのは分かっているけれど、結局コンビニのスポーツドリンクで済ませている」という人は少なくないはずです。プロテイン、経口補水パウダー、アミノ酸サプリ……売り場やネット通販には似たような粉末商品がずらりと並んでいて、どれが自分の練習内容に合っているのか、パッケージの説明だけでは判断しにくいと感じたことがあるかもしれません。バレーボールはジャンプとダッシュを繰り返す運動量の多い競技で、大量の汗をかきながら全身の筋肉を使い続けます。練習後のケアを何となくで済ませていると、疲労が抜けにくくなったり、次の練習で本来の動きができなかったりすることもあります。この記事では、プロテインと経口補水パウダーがそれぞれ何のための道具なのかを整理したうえで、初心者や部活生でも選びやすい4点を比較しました。効果を保証するような書き方はせず、あくまで「選ぶときの目安」として読み進めてもらえればと思います。

この記事でわかること

  • プロテイン・経口補水パウダー選びは「なんとなく」で失敗しやすい
  • そもそも練習後になぜケア・栄養補給が必要なのか
  • 「プロテイン」の読み方 — たんぱく質量とホエイ・ソイの違い
  • 「経口補水パウダー」の読み方 — スポーツドリンクとの違い
  • 目的別に見る3つのタイプ
  • 体格・練習量によって必要な量は変わる

最終更新:

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練習後のケアにおすすめのプロテイン・経口補水パウダー4選

ここからは実際の候補です。前提として、これらを使えば必ず疲労が抜ける、パフォーマンスが上がる、という話ではありません。いずれも大手メーカーが販売している商品の中から、プロテイン・経口補水パウダー・アミノ酸系サプリという役割の異なる4点を選びました。価格は記事作成時点の参考価格で、セール状況や販売サイトによって変動する場合があります。購入前に商品ページで最新の価格・内容量・在庫を確認してください。

4点を並べると、役割と価格帯で立ち位置が分かれているのが分かります。ザバスはたんぱく質補給の定番、W-AIDは個包装で持ち運びやすい日常使いの経口補水パウダー、アミノバイタルゴールドは手軽なリカバリー用アミノ酸、ポカリスエット粉末はコストを抑えたい人やチーム利用に向く王道のスポーツドリンク粉末という位置づけです。

どれか1点だけを完璧に選ぼうとするより、「水分・電解質」と「たんぱく質」をそれぞれ1点ずつ用意しておくほうが、練習後のケアとしては実用的です。予算が限られる場合は、まずW-AIDやポカリスエット粉末のような経口補水パウダー・スポーツドリンク粉末から取り入れ、慣れてきたらプロテインやアミノ酸系サプリを追加する、という順番でも十分間に合います。

価格だけで見ると、W-AIDやポカリスエット粉末は比較的手頃な価格帯で試しやすい一方、ザバスやアミノバイタルゴールドはまとまった量が入っている分、価格も上がる傾向があります。最初から高額な組み合わせを揃える必要はなく、まずは自分の練習頻度や発汗量に合わせて、必要な分だけ試してみることをおすすめします。

なお、今回はいずれも大手メーカーが販売する商品を選びましたが、栄養補給グッズの選択に絶対の正解はありません。同じ「プロテイン」「経口補水パウダー」というくくりでも、メーカーごとに味や溶けやすさ、価格帯には違いがあります。可能であれば少量サイズやお試しパックから始めて、自分の好みや続けやすさに合うものを見つけていくのが確実です。

購入先を選ぶときは、価格だけでなく在庫状況や配送日数も確認しておくと安心です。特に夏場は経口補水パウダーやスポーツドリンク粉末の需要が高まりやすく、売り切れや発送までの日数が延びることもあります。練習が本格化する前や大会シーズンに入る前など、余裕のあるタイミングでまとめて用意しておくと、いざというときに困りにくくなります。

No.1
明治 ザバス(SAVAS) ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g [インフォームドプロテイン認証]
たんぱく質補給の定番

明治 ザバス(SAVAS) ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g [インフォームドプロテイン認証]

参考価格6,687円

国内大手・明治が展開するザバスシリーズの定番ホエイプロテイン。1食(28g)あたりたんぱく質19.5gを配合し、水でも飲みやすいリッチショコラ風味に仕上げられています。ドーピング検査を意識した「インフォームドプロテイン認証」取得商品です。

こんな人にしっかりたんぱく質を補給したい選手、練習後の補食を習慣化したい人
品名プロテインパウダー(粉末たんぱく食品)
内容量980g
たんぱく質量19.5g(1食28gあたり、目安)
エネルギー108kcal(1食28gあたり)
召し上がり方水または牛乳250mlにスプーン4杯(約28g)を溶かす
アレルギー物質乳成分・大豆
原産国日本(乳清たんぱくは外国製造)

ここが良い

  • 水でも飲みやすいよう工夫されたリッチショコラ風味で、継続しやすいとされる
  • 1食(28g)あたりたんぱく質19.5gと、練習後の補給に必要とされる量を摂りやすい設計
  • インフォームドプロテイン認証済みで、大会出場を視野に入れる選手でも選びやすい

注意点

  • 甘味料(アスパルテーム等)を使用しているため、人工甘味料特有の風味が気になる人もいるとされる
  • 980gパックはまとめ買いサイズのため、お試しで始めたい人には最初の出費がやや大きく感じられる場合がある
No.2
五洲薬品 補水対策パウダー W-AID(ダブルエイド) 5g×10包 [経口補水パウダーW-AIDリニューアル商品]
コスパ重視の日常補水

五洲薬品 補水対策パウダー W-AID(ダブルエイド) 5g×10包 [経口補水パウダーW-AIDリニューアル商品]

参考価格1,000円

医薬品メーカー・五洲薬品が製造する粉末清涼飲料タイプの経口補水パウダー。ナトリウム・カリウム・ブドウ糖をバランスよく配合し、200〜500mlの範囲で濃度を調整できます。個包装で持ち運びやすく、日常使いの水分補給に向いています。

こんな人に練習中〜練習後のこまめな水分・電解質補給を習慣にしたい人
名称粉末清涼飲料
内容量5g×10包
溶かす水の量200〜500ml(濃度調整可能)
主な電解質ナトリウム・カリウム・マグネシウム
エネルギー14.5kcal(1包5gあたり、目安)
製造販売元五洲薬品株式会社

ここが良い

  • 個包装のため練習用バッグやポーチに入れて持ち運びやすい
  • 200〜500mlの範囲で濃度を調整できるため、発汗量に応じて使い分けやすいとされる
  • 医療用ほど塩味が強くなく、日常的に飲みやすい柑橘系風味とされる

注意点

  • 医療用の経口補水液(OS-1等)とは異なり病者用食品ではないため、強い脱水症状が疑われる場合は医師に相談する必要がある
  • 電解質濃度が高めに設計されているため、塩分摂取を制限されている人は使用を控える必要がある
No.3
味の素 アミノバイタルゴールド BCAA アミノ酸 4.7g×30本入 [グレープフルーツ味]
運動後のリカバリー系アミノ酸

味の素 アミノバイタルゴールド BCAA アミノ酸 4.7g×30本入 [グレープフルーツ味]

参考価格4,390円

全9種類の必須アミノ酸(EAA)を4000mg配合した顆粒タイプのスポーツサプリメント。シェイカー不要で水と一緒にそのまま摂取でき、練習後のリカバリー用として案内されています。グレープフルーツ味で後味もすっきりしています。

こんな人に練習後のリカバリーを重視したい人、プロテインと併用して細かく調整したい人
品名アミノ酸含有食品
内容量4.7g×30本
アミノ酸配合量1本あたり4.0g(うちBCAA2.47g、目安)
エネルギー18.7kcal(1本4.7gあたり)
風味グレープフルーツ味
製造販売元味の素株式会社

ここが良い

  • 顆粒タイプでシェイカー不要、水と一緒にそのまま摂取できる手軽さがある
  • 全9種類の必須アミノ酸を配合しており、練習後のリカバリー用として案内されている
  • 少量の摂取で済むため、練習後すぐに食事を摂りたい人でもお腹にたまりにくいとされる

注意点

  • プロテインのようにまとまったたんぱく質量は摂れないため、食事やプロテインと組み合わせる前提で考える必要がある
  • 30本入りはまとまった本数のため、まず少量から試したい人にはやや量が多く感じられる場合がある
No.4
大塚製薬 ポカリスエット 粉末(パウダー) 1L用 74g×20袋
王道スポーツドリンクの粉末版

大塚製薬 ポカリスエット 粉末(パウダー) 1L用 74g×20袋

参考価格2,698円

ロングセラーのスポーツドリンク・ポカリスエットの粉末タイプ。1袋(74g)を水に溶かすと1L分のスポーツドリンクになります。100mlあたりナトリウム49mgを含み、熱中症対策としても案内されている定番商品です。

こんな人に家族やチーム全体で経口補水パウダーをストックしておきたい人、コストを抑えて日常使いしたい人
名称粉末清涼飲料
内容量74g×20袋(1袋で1L分、目安)
ナトリウム量100mlあたり49mg(目安)
主な原材料砂糖、ぶどう糖、粉末果汁、食塩など
製造販売元大塚製薬株式会社

ここが良い

  • 長年販売されているロングセラー商品で、味や溶けやすさに関する情報が豊富にある
  • 1袋で1L分作れるため、チームでの差し入れや家族分のストックにも使いやすいとされる
  • 個包装のスティックタイプに比べ、1回あたりのコストを抑えやすいとされる

注意点

  • 1回分ずつの個包装ではないため、計量スプーンや溶かす容器を別途用意する必要がある
  • 20袋セットからの販売のため、まず少量だけ試したい人にはまとめ買い前提になりやすい

■ スペック比較表

商品明治 ザバス(SAVAS) ホエイプロテイン100 リッチショコラ味 980g [インフォームドプロテイン認証]明治 ザバス(SAVAS) ホエイプロテイン100 リッ…五洲薬品 補水対策パウダー W-AID(ダブルエイド) 5g×10包 [経口補水パウダーW-AIDリニューアル商品]五洲薬品 補水対策パウダー W-AID(ダブルエイド) …味の素 アミノバイタルゴールド BCAA アミノ酸 4.7g×30本入 [グレープフルーツ味]味の素 アミノバイタルゴールド BCAA アミノ酸 4.…大塚製薬 ポカリスエット 粉末(パウダー) 1L用 74g×20袋大塚製薬 ポカリスエット 粉末(パウダー) 1L用 74…
参考価格6,687円1,000円4,390円2,698円
品名プロテインパウダー(粉末たんぱく食品)アミノ酸含有食品
内容量980g5g×10包4.7g×30本74g×20袋(1袋で1L分、目安)
たんぱく質量19.5g(1食28gあたり、目安)
エネルギー108kcal(1食28gあたり)14.5kcal(1包5gあたり、目安)18.7kcal(1本4.7gあたり)
召し上がり方水または牛乳250mlにスプーン4杯(約28g)を溶かす
アレルギー物質乳成分・大豆
原産国日本(乳清たんぱくは外国製造)
名称粉末清涼飲料粉末清涼飲料
溶かす水の量200〜500ml(濃度調整可能)
主な電解質ナトリウム・カリウム・マグネシウム
製造販売元五洲薬品株式会社味の素株式会社大塚製薬株式会社
アミノ酸配合量1本あたり4.0g(うちBCAA2.47g、目安)
風味グレープフルーツ味
ナトリウム量100mlあたり49mg(目安)
主な原材料砂糖、ぶどう糖、粉末果汁、食塩など

※ 表は横にスクロールできます。仕様は販売ページの記載にもとづく目安です。

※ 価格・在庫は変動します。最新情報は各ストアでご確認ください。当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。

プロテイン・経口補水パウダー選びは「なんとなく」で失敗しやすい

バレーボールは短い時間の中で何度もジャンプとダッシュを繰り返す競技で、1回の練習だけでも大量の汗をかきます。「練習後は何か摂ったほうがいいらしい」となんとなく分かっていても、コンビニでスポーツドリンクを買う、家に帰ってからとりあえず牛乳を飲む、というようにその場しのぎで済ませてしまっている人も多いのではないでしょうか。実際にはプロテインと経口補水パウダーは、それぞれ役割がはっきり違う道具です。違いを知らないまま「なんとなく」で選んでいると、せっかく摂ったつもりでも、体が必要としているものとズレてしまうことがあります。

たとえば、練習で失われたのが主に水分と塩分であるにもかかわらず、たんぱく質の補給を目的としたプロテインだけを飲んでいても、脱水感や足のつりやすさは改善しにくいとされています。逆に、筋肉の張りや疲労感が強いときに経口補水パウダーだけを飲んでいても、筋肉の材料になるたんぱく質は補えません。「疲れたから何か飲む」という発想から一歩進んで、「今の自分の体に何が不足していそうか」を考える習慣をつけておくと、同じ練習量でも翌日の体の軽さが変わってくることがあります。

これは大げさな話ではなく、学校の部活動やクラブチームの指導者が「練習後は水分・塩分・たんぱく質をそれぞれ意識して摂るように」と繰り返し伝えているのも同じ理由です。特に夏場や体育館の空調が効きにくい時期は、汗による水分・電解質のロスが大きくなりやすく、日々の積み重ねが夏バテやコンディション不良につながることもあると言われています。プロテインと経口補水パウダーは競合する商品ではなく、目的が違う分、組み合わせて使うことを前提に考えたほうが選びやすくなります。

この記事では「これを飲めば必ず疲労が抜ける」というような書き方はしません。栄養補給の効果には個人差があり、練習量や体格、食事全体のバランスによっても必要な量は変わってくるためです。その代わり、商品ページに並ぶ「たんぱく質◯g」「電解質配合」といった表示がそれぞれ何を意味していて、初心者や部活生にとってどのあたりが選びやすい目安になるのかを、できるだけ具体的に説明していきます。

なお、これから紹介する商品はいずれも健康な状態での日常的な水分・栄養補給を目的とした食品です。持病がある場合や、医師から水分・塩分の摂取について指導を受けている場合は、自己判断で摂取量を増やさず、必ずかかりつけの医師や管理栄養士に相談してから取り入れるようにしてください。

また、栄養補給グッズを選ぶ際は、値段の高さや売れ筋ランキングの順位だけで判断しないことも大切です。高価な商品ほど自分の練習内容に合っているとは限らず、逆に手頃な価格帯の商品でも、必要な成分がしっかり配合されていることは珍しくありません。この記事では価格帯の異なる商品を紹介していますが、それぞれの成分表示や特徴を比較したうえで、自分の目的に合うものを選ぶという視点を大事にしてください。

この記事のスタンス

商品ごとの特徴については「〜とされる」「〜しやすい傾向がある」という表現にとどめています。栄養補給の効果や相性には個人差が大きく、断定できるものではないためです。あくまで選ぶときの判断材料として使い、体質や健康状態に不安がある場合は、事前に医師や管理栄養士に相談することをおすすめします。

そもそも練習後になぜケア・栄養補給が必要なのか

バレーボールの練習中、体の中では主に3つのことが起きているとされています。1つ目は汗による水分と電解質(ナトリウムやカリウムなど)の喪失、2つ目は繰り返しのジャンプやスパイク動作による筋肉の微細な損傷、3つ目はエネルギー源として使われた糖質(グリコーゲン)の減少です。練習後のケアは、この3つをそれぞれ補っていくイメージで考えると分かりやすくなります。

水分と電解質の補給は、経口補水パウダーやスポーツドリンクが担う役割です。汗には水分だけでなくナトリウムなどのミネラルも含まれているため、水だけを大量に飲むと、かえって体内の電解質バランスが薄まってしまうことがあるとも言われています。特に発汗量が多い夏場の練習後は、水だけでなく電解質を含んだ飲み物を意識的に取り入れることが勧められることが多いです。

筋肉の微細な損傷を回復させる材料になるのが、プロテインやアミノ酸に含まれるたんぱく質です。ジャンプの着地やスパイクの打点で使う筋肉は、練習のたびに小さなダメージを受けては修復される、というサイクルを繰り返しているとされています。この修復の材料が不足していると、疲労が抜けにくく感じられたり、筋肉痛が長引いたりすることがあるとも言われています。

エネルギー源の減少については、練習後の食事(補食)で糖質とたんぱく質を合わせて摂ることが基本とされていますが、練習直後に食事の時間が取れない場合は、プロテインや経口補水パウダーで一時的につなぐという考え方も広く紹介されています。いずれにしても、栄養補給グッズは「食事の代わり」ではなく「食事までのつなぎ」「食事だけでは足りない分の補助」として捉えておくと、使い方のイメージがつかみやすくなります。

また、成長期の中高生の場合は、体を大きくする時期と部活動での消費エネルギーが重なりやすく、大人以上に補食やたんぱく質の摂取量に気を配ったほうがよいとされることもあります。とはいえ、栄養補給グッズだけに頼るのではなく、まずは3度の食事をきちんと摂ることが土台になる点は、成長期・大人を問わず共通の考え方です。

練習の強度によっても、意識したいポイントは変わってきます。基礎練習中心で発汗量がそれほど多くない日は、水分補給を丁寧に行うだけでも十分なことが多い一方、試合形式の練習や連日の合宿など、ジャンプの回数や運動強度が高くなる日は、水分・電解質に加えてたんぱく質の補給まで意識しておくと、翌日の体の重さの感じ方が変わることもあると言われています。毎回同じ量・同じ組み合わせにこだわりすぎず、その日の練習内容に合わせて微調整する意識を持っておくとよいでしょう。

室内競技であるバレーボールは、屋外競技に比べて熱中症のリスクが低いと思われがちですが、実際には体育館内も気温・湿度が高くなりやすく、風通しが悪い会場では屋外以上に汗をかくこともあります。窓や扉を開けて換気する、休憩のたびに日陰や涼しい場所で水分を摂るといった基本的な対策と合わせて、経口補水パウダーやスポーツドリンクを取り入れることを考えておくと安心です。

「プロテイン」の読み方 — たんぱく質量とホエイ・ソイの違い

プロテインの商品ページを見ると、「ホエイ」「ソイ」「カゼイン」といった原料の違いや、「1食あたりたんぱく質◯g」という表示が並んでいます。初心者がまず押さえておきたいのは「原料の種類」と「1食あたりのたんぱく質量」の2つです。

ホエイ(乳清)プロテインは牛乳から作られ、体への吸収が比較的早いとされています。練習後、できるだけ早くたんぱく質を補いたい場面で選ばれることが多く、スポーツ用のプロテインの多くはこのホエイタイプです。一方、ソイ(大豆)プロテインは吸収がゆるやかで腹持ちが良いとされ、間食の置き換えや就寝前の摂取などに向いているという紹介のされ方をよく見かけます。まずは練習後の使用を想定するなら、ホエイタイプから検討するのが分かりやすい入り口です。

1食あたりのたんぱく質量は、商品によって15g前後から20g以上までさまざまです。目安として、練習後の補給には15〜20g程度のたんぱく質量が確保できるものを選んでおくと、極端に少なすぎることは少ないとされています。パッケージの「1食分」がスプーン何杯・何gに相当するのかも合わせて確認しておくと、実際にどのくらいの量を溶かせばよいかが分かりやすくなります。

また、プロテインの中には「インフォームドプロテイン」のように、ドーピング検査で禁止されている物質が含まれていないことを第三者機関が確認した商品もあります。大会に出場する選手や、将来的に上位大会を目指す可能性がある人は、こうした認証の有無も選ぶときの参考にするとよいでしょう。日常の部活動レベルであれば必須ではありませんが、知っておいて損はない情報です。

味や溶けやすさも、続けやすさを左右する意外と大きなポイントです。粉っぽさが残りやすい商品もあれば、シェイカーを使わずに溶けやすい商品もあり、この違いは実際に飲んでみないと分かりにくい部分でもあります。初めて試すときは、大容量パックよりもまず少量サイズやお試しパックで自分の好みに合うか確認してから、まとめ買いサイズに切り替えるという順番のほうが失敗が少なく済みます。

「経口補水パウダー」の読み方 — スポーツドリンクとの違い

経口補水パウダーは、水に溶かして飲む粉末タイプの水分・電解質補給用食品です。似た言葉に「経口補水液」がありますが、これは病気や体調不良による脱水症状の対策として、医療の現場でも使われる病者用食品を指すことが多く、日常のスポーツシーンで使う一般的な粉末飲料とは目的が異なる場合があります。商品を選ぶときは、この違いを頭の片隅に置いておくと安心です。

一般的なスポーツ向けの経口補水パウダーは、ナトリウムやカリウムといった電解質と、エネルギー源になる糖質(ブドウ糖など)をバランスよく配合した、粉末清涼飲料として販売されていることが多いです。市販のスポーツドリンクをそのまま粉末にしたようなイメージに近く、味も柑橘系やスポーツドリンク風味など、飲みやすさを重視したものが中心です。

一方で、医療用として案内されている経口補水液(パウダータイプを含む)は、電解質濃度が高めに設計されており、「医師の指示のもとで使用してください」といった注意書きが添えられていることがあります。これは実際に脱水症状が疑われる場面での食事療法を想定した商品であるためで、健康な状態での日常的な水分補給とは前提が異なります。練習後の日常的なケアとして選ぶ場合は、まず一般的なスポーツ向けの経口補水パウダーやスポーツドリンク粉末から検討するのが無難です。

経口補水パウダーを選ぶときのもう一つのポイントが、濃度を調整できるかどうかです。商品によっては「200〜500mlの範囲でお好みの濃さに調整できる」といった案内がされているものもあり、発汗量が多い日は濃いめ、それほどでもない日は薄めというように、練習内容に合わせて使い分けられます。個包装タイプであれば、部活の練習バッグやスポーツバッグの中に常備しておきやすいというメリットもあります。

塩分摂取量が気になる人や、持病で塩分制限をされている人は、経口補水パウダーに含まれるナトリウム量が通常の飲料より多めに設計されていることがあるため、パッケージの注意書きを確認してから使うようにしてください。

なお、経口補水パウダーとよく似た存在に、粉末タイプではない液体のスポーツドリンクがあります。どちらも電解質を補給できる点は共通していますが、粉末タイプは持ち運びの軽さや、濃度を自分で調整できる自由度がメリットとして挙げられることが多いです。一方で、溶かす手間がかからずすぐ飲める液体タイプにも便利さがあり、どちらか一方が優れているというより、練習場所や荷物の量に応じて使い分けるのが現実的な考え方です。

目的別に見る3つのタイプ

ここまで見てきたプロテイン・経口補水パウダー・アミノ酸系サプリの特徴を踏まえると、練習後の栄養補給グッズはおおよそ3つの系統に分けて考えることができます。すべての商品がきれいに当てはまるわけではありませんが、自分がどのタイプを優先したいかを先に決めておくと、数ある商品の中から絞り込みやすくなります。

たんぱく質補給重視型

ホエイプロテインなど、1食あたりのたんぱく質量が15g以上のタイプです。筋肉の張りや疲労感が気になる人、練習量が多く体づくりを意識している人に向いているとされています。水や牛乳に溶かして飲む手間はありますが、たんぱく質量をまとまって摂りやすいのが特徴です。

水分・電解質補給重視型

経口補水パウダーやスポーツドリンク粉末など、ナトリウム・カリウムなどの電解質と糖質を中心に配合したタイプです。夏場の発汗量が多い時期や、練習中からこまめに水分補給をしたい人に向いています。持ち運びやすい個包装タイプを選んでおくと、練習前後だけでなく練習中にも使いやすくなります。

手軽なリカバリー重視型

BCAAやアミノ酸系のサプリメントなど、少量でさっと摂取できるタイプです。プロテインほどまとまった量は摂れませんが、シェイカー不要で水と一緒にそのまま飲めるものが多く、練習直後にすぐ食事の時間が取れないときのつなぎとして使いやすいとされています。プロテインや食事と組み合わせて使う前提で選ぶのが基本です。

体格・練習量によって必要な量は変わる

プロテインや経口補水パウダーの摂取量は、体格や練習量によっても変わってくるとされています。商品パッケージに書かれている目安量は、あくまで一般的な想定に基づいたものであり、全員に同じ量が当てはまるわけではありません。ここでは、量を考えるときのおおまかな視点を紹介します。

たんぱく質は、体重1kgあたり1日1.2〜2.0g程度が運動をする人の目安として紹介されることが多く、体格や練習頻度によって幅があります。体重50kgの人であれば1日60〜100g程度が一つの目安になりますが、これは食事全体からの摂取量であり、プロテインだけでこの量をすべて摂る必要はありません。普段の食事量を大まかに振り返ったうえで、足りていなさそうな分をプロテインで補う、という考え方で十分です。

水分・電解質の補給量は、体重の変化を目安にする方法がよく紹介されています。練習前後で体重を測り、減った分の体重(発汗によって失われた水分量とほぼ対応するとされています)を目安に、練習後の水分補給量を考えるという方法です。毎回体重計を用意するのが難しい場合は、「練習後に強いのどの渇きや立ちくらみを感じたら、いつもより多めに経口補水パウダーやスポーツドリンクを摂る」といった体感ベースの調整でも構いません。

成長期の中高生と、体力の落ち着いた大人とでは、必要とされる量の考え方も少し異なります。成長期は体をつくる時期と重なるため、大人の目安量よりやや多めのたんぱく質が必要になるとされることもあります。一方で、量を増やしすぎても体に負担がかかる場合があるため、極端な多量摂取は避け、迷ったときは学校の管理栄養士や医師に相談するようにしてください。

選び方の3ステップ

ここまでの知識を踏まえて、実際に商品を選ぶ手順を3つのステップに整理しました。順番に沿って絞り込んでいくと、似たような粉末商品が並ぶ売り場やネット通販でも、迷わず候補を決めやすくなります。最初から完璧な組み合わせを揃えようとする必要はなく、まずは無理なく続けられる1〜2品から試してみるくらいの気持ちで進めてください。

  1. 1自分の練習内容と気になっている悩みを整理する。発汗量が多く水分・電解質の補給を重視したいのか、筋肉の張りや疲労感が気になりたんぱく質補給を重視したいのか、大まかな方向性を決めておくと商品を絞り込みやすくなります。両方が気になる場合は、経口補水パウダーとプロテインを1品ずつ用意するところから始めるのも一つの方法です。
  2. 21食・1包あたりの成分表示を確認する。プロテインならたんぱく質量(目安15〜20g程度)、経口補水パウダーならナトリウムなどの電解質量と、何mlの水に溶かすタイプかを確認します。同じ「プロテイン」「経口補水パウダー」という名前でも、商品によって配合量や溶かす水の量はかなり違うため、パッケージやレビューで具体的な数値を確認しておくと失敗しにくくなります。
  3. 3続けやすさ(味・持ち運びやすさ・価格)で最終候補を絞る。どれだけ成分が優れていても、味が苦手で続かなかったり、個包装でなく持ち運びに不便だったりすると、結局使わなくなってしまうこともあります。可能であれば少量パックやお試しサイズから始めて、自分の練習スタイルに合うかどうかを確認してから、まとめ買いサイズに切り替えるという順番も検討してみてください。

摂取量の目安は商品ページの記載を優先する

この記事で紹介している「たんぱく質15〜20g程度」「200〜500mlに調整」といった数値は、あくまで初心者が商品を比較する際のおおまかな目安です。実際の摂取量やタイミングは、商品ごとの推奨量や、部活動・クラブチームの指導方針、体格や練習量によっても変わってきます。迷った場合は商品ページの表示に従い、必要であれば指導者や管理栄養士に相談してください。

摂取するタイミングの目安

プロテインや経口補水パウダーは「いつ摂るか」によっても感じ方が変わってくると言われています。厳密なタイミングを守らなければ意味がない、というものではありませんが、大まかな目安を知っておくと、日々の練習に取り入れやすくなります。

水分・電解質の補給は、練習前・練習中・練習後のいずれのタイミングでも役立つとされています。特に発汗量が多くなる練習中は、休憩のたびに少量ずつこまめに口にするほうが、練習後にまとめて飲むよりも体への負担が少ないという考え方が一般的です。練習後は、失われた分を補うイメージで、練習前後の体重変化なども参考にしながら量を調整するとよいとされています。

たんぱく質の補給は、練習後できるだけ早いタイミングで摂ることが勧められることが多く、「練習後30分以内」が一つの目安として紹介されることもあります。ただし、これは絶対的な期限というよりも「できるだけ早いほうが望ましい」という程度の目安として捉えておくのが実情に近く、部活動の片付けや移動で少し時間が空いてしまっても、まったく効果がなくなるわけではありません。

アミノ酸系のサプリメントは、プロテインより手軽に摂取できることから、練習直後の移動中や、食事までの時間が空いてしまうときのつなぎとして使われることが多いです。その後の食事や、帰宅後のプロテインと合わせて、1日を通してたんぱく質の摂取量を確保するという考え方で使うと、無理なく続けやすくなります。

練習前のタイミングについても触れておきます。練習開始の直前にたんぱく質を大量に摂ると、消化にエネルギーが使われて動きにくく感じることがあるため、練習前は軽めの糖質中心の補食にとどめ、たんぱく質は練習後にまとめて摂るという流れが一般的に紹介されています。水分補給に関しては、練習開始のかなり前から少しずつ摂っておくと、練習中ののどの渇きを感じにくくなるとも言われています。

使うときに気をつけたいこと

栄養補給グッズは正しく使えば心強い味方になりますが、いくつか気をつけておきたい点もあります。特に初めて取り入れる人が見落としがちなポイントを挙げておきます。

まず、摂取量の目安はあくまで健康な状態を前提としたものです。持病がある場合や、医師から水分・塩分・たんぱく質の摂取について指導を受けている場合は、自己判断で量を増やしたり、複数の商品を同時に多量摂取したりせず、必ずかかりつけの医師や管理栄養士に相談してから取り入れるようにしてください。特に経口補水パウダーは電解質濃度が通常の飲料より高めに設計されていることがあるため、腎疾患がある方や塩分制限をされている方は注意が必要です。

次に、プロテインや経口補水パウダーは「食事の代わり」にはならないという点です。忙しいからといって食事を抜いてプロテインだけで済ませてしまうと、たんぱく質以外のビタミンやミネラル、食物繊維などが不足しやすくなります。あくまで食事を土台にしたうえで、足りない分を補う位置づけとして使うのが基本です。

最後に、保管方法にも触れておきます。粉末タイプの商品は湿気を吸いやすく、開封後に固まってしまうことがあります。商品ページに「開封後はお早めに」「高温多湿を避けて保存」といった注意書きがある場合は、その指示に従い、できるだけ涼しく乾燥した場所で保管してください。特に体育館の部室やロッカーなど、湿度や温度が高くなりやすい場所に長期間放置するのは避けたほうが安心です。

複数の商品を併用する場合は、成分表示を一度確認しておくとより安心です。プロテインと経口補水パウダーを同じタイミングで摂ること自体に問題はないとされていますが、アミノ酸系サプリとプロテインを両方たっぷり摂るなど、似た役割の商品を必要以上に重ねて摂取すると、摂取量の目安を超えてしまうこともあります。まずは基本の食事を軸に、足りない部分だけを補うという考え方を意識しておくと、組み合わせに迷ったときの判断基準になります。

よくある質問

Qプロテインと経口補水パウダーはどちらを優先すべきですか?

A両方とも役割が異なるため、どちらか一方だけを優先するというより、自分の悩みに合わせて選ぶのが基本です。発汗量が多く水分・電解質補給を重視したいなら経口補水パウダー、筋肉の張りや疲労感が気になりたんぱく質補給を重視したいならプロテイン、というように使い分けると選びやすくなります。

Qプロテインは1食あたりどのくらいのたんぱく質量を目安にすればいいですか?

A目安として15〜20g程度が確保できる商品を選んでおくと、極端に少なすぎることは少ないとされています。パッケージの「1食分」がスプーン何杯・何gに相当するかも合わせて確認しておくと、実際の摂取量をイメージしやすくなります。

Q経口補水パウダーとスポーツドリンク粉末は何が違いますか?

A明確な線引きがあるわけではありませんが、経口補水パウダーはナトリウムなどの電解質をやや多めに配合したものが多く、スポーツドリンク粉末は飲みやすさとのバランスを重視した設計になっていることが多いとされています。商品ページの成分表示で、ナトリウム量や糖質量を比較してみるとイメージがつかみやすくなります。

Q医療用の経口補水液(OS-1など)と、記事で紹介している商品は同じものですか?

A異なります。医療用の経口補水液は脱水症状の食事療法を目的とした病者用食品で、医師の指示のもとで使用することが前提とされています。この記事で紹介している商品は、健康な状態での日常的な水分・電解質補給を目的とした一般的な食品です。強い脱水症状が疑われる場合は、記事の商品ではなく医療機関や医師の指示を優先してください。

Qプロテインはいつ飲むのが目安ですか?

A練習後できるだけ早いタイミングが一つの目安として紹介されることが多く、「練習後30分以内」という数字が使われることもあります。ただしこれは絶対的な期限ではなく、あくまで目安です。移動や片付けで多少時間が空いても、まったく無駄になるわけではないので、神経質になりすぎる必要はありません。

Q中学生・高校生の部活動でも同じように選んで大丈夫ですか?

A基本的な考え方は大人と同じですが、成長期は体を大きくする時期と重なるため、たんぱく質摂取量に気を配ったほうがよいとされることもあります。市販の栄養補給グッズを使う場合も、あくまで食事を土台としたうえでの補助として位置づけ、量や頻度について迷う場合は保護者や指導者、学校の管理栄養士などに相談することをおすすめします。

Q毎日使い続けても問題ありませんか?

A商品ごとに設定された目安量の範囲であれば、日常的に取り入れている人も多い一方、体質や健康状態によっては合わない場合もあります。飲み始めて体調に違和感を覚えた場合は使用を中止し、必要であれば医師に相談してください。持病がある方や塩分・たんぱく質の摂取制限を受けている方は、毎日の使用を始める前に必ず医師や管理栄養士に確認してください。

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